今日は4室支配星がそれぞれのハウスに在住するとどんな意味になるかを、洋書『Elements of VEDIC ASTROLOGY』からの意訳メモです。
注意)古典からの内容なのでそのまま字義通りに受け止めることはできません。ホロスコープ全体を見て、現代とその人物にあった解釈が必要となります。これはあくまで参考程度に考えてください。
サンスクリット語→(ヒンディー語→)英語→日本語と複数回の翻訳を介しているので本当の意味からかけ離れたものになっている可能性があります。ひと通りの翻訳後、改めて私自身の検証からまとめていきます。
4室支配星は物質的な所有物や家に快適さを扱う
1室:母親からの快適さ;教育、土地、乗り物、徳などに恵まれる
2室:財産;勇敢;誇り高い;大きな家族;魅惑的な人;肉体の喜びにふける
3室:寛大;才能がある;施し物をする;召使いに恵まれる;自助努力によって富を稼ぐ;両親にとってトラブルの源
4室:莫大な財産;賢い;まじめ;いつも快適;大臣;見聞が広い;誇り高い;妻を慕っている;父親にとって、富と地位の源になる;宗教的目的にふける
5室:身体の快適さを楽しむ;みんなに愛される;神に献身的;自助努力で稼ぐ;長寿;父親からの利益
6室:母親からの快適さがない;短気;不道徳;不倫;4室支配星が凶星なら、父親に悪名をもたらす。吉星なら富を蓄積する
7室:複数の分野を知っている;父親譲りの財産を手放す;集まりの中で表現できない
8室;家の快適さがない;無気力;両親からの少しの助け;惨め;病弱;不道徳;身分の低い女性から生まれる
9室:みんなに愛される;多くの快適さに恵まれる;誇り高い;特がある;父親からの助けがない;父親から離れる;学識がある;ヴィシュヌ神の信奉者
10室:支配者からの栄誉;とても健康;多くの快適さ;自制心がある;化学の知識;父親が2人の妻を持つ
11室:寛大;他人を助ける;有能;施しをする;父親に献身;徳のある行いをする
12室:ホームレス;愚か;不道徳;怠ける;父親が外国に住む