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大変容の時期 ヴィーナス・トランジット

今年起こるもう一つの歴史的転換点の天文現象
それは金星の日面通過(通称 ヴィーナス・トランジット)
ヴィーナス・トランジット
これは金環日食より、もっと珍しい天文現象。
約120年あるいは、約105年ごとに起きる現象。
起きるときは、約8年の期間を置いて2回見ることができる。
最近の金星日面通過は、以下のとおりで、「→」の8年が「大変容の期間」。
1631年→1639年
1761年→1769年
1874年→1882年
2004年→2012年
2117年→2125年
2247年→2255年
≪ヴィーナストランジットのサイクルと出来事≫
1631年~1639年
太陽系モデルを発表(ケプラー)
望遠鏡を発明(ガリレオ)
1761年~1769年
蒸気機関(ワット発明)、紡績機(アークライト発明)が
産業革命を引き起こす
1874年~1882年
電話の発明(ベル)、電球と蓄音機の発明(エジソン)
エンジンの発明(オットー)、交流伝送(テスラ)
明治維新の黒船受け入れによる明治維新
2004年~2012年
お金や株式などの電子化、生活のデジタル化
地球温暖化や、人口増加、宇宙開発、ナノテクノロジーなど
2012年は日本は誰の目からみても明らかに大変容の時となる
歴史の転換点でしょうね。
民主党政権も危うい、国家財政も危機的、
東日本大地震と福島原発事故で国土はガタガタ。
もう、日本は変わらざる得ない時が来たのでしょう。
そんな大きな歴史の転換点に立ち会えるのは興味深いですね。
日本が、世界がどんな良い方向に変わっていくのか
どう変えていくのか、私達一人ひとりがどんな価値観で
どこに向かっていくのか問われているのですね。
怒り、戦い、批判しあい、傷付けあいながら進むのか。
人を許し、助け合い、愛と調和を求めて生きていくのか。
常に心の平和と調和を保ちながら、自分の役割を果たしていきたい。
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2004年から2012年は太陽-金星-地球が一直線に並んだ点を結ぶと
太陽を中心に美しい五芒星が描かれる。

地球を中心に金星軌道を描いていくと金星はハートの形になり、
最後は桜の葉のような形の軌道が描かれる。

金星は愛と調和と美の惑星。
宇宙はとても芸術的に調和のもとにサイクルを動いているのですね。

2012年 金環日食は浄化の年

さて、今年のスペシャル天文現象、「金環日食」!
5月21日に金環日食が日本の首都東京でも見られる。
しかもピークが朝の7時半頃、出勤時間中の朝に夜のような時間がやってくる。
ぜひ、晴れて欲しいですね。
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/
日本で前に金環日食が起こったのは1839年9月7日。
実に173年ぶり!
海外に行かない限り、2,3回生まれ変わって
1回見れるか見れないかの貴重な体験ですね。
さて、占星術的にはどんな意味を持つのでしょうか。
金環日食には夜明けという意味があるという話があります。
日食がその国の国土を通過した時、政変が起こるというのもあります。
前回の奄美大島などで見られた皆既日食では
占星術通り、自民党から民主党への政変が起きました。
前回は日本の国土をかすめた程度でしたが
今回は首都東京を通過します。
その影響は前回の日食よりとても大きなものだと想像できます。
事実、ここ数ヶ月民主党の内部分裂が起こったり、
税金、年金、健康保険、TPP、福島原発の事故、震災からの復興などなど
日本はさまざまな問題に直面しています。
この状況で歴史的な変革が起こらないと考えるほうが
不自然にも思えてしまいます。
今年は日本が大きく変わる夜明けの年になるのでしょうか。
過去の実例を検証していって、独自の研究を発表したいところですが
そこまでの余裕がないので、日食の一般的な話をしたいと思います。
2012金環日食
日食は太陽と月が一直線に並び、更にケートゥもコンジャンクションします。
ケートゥは純粋であり、内省の惑星です。
心を浄化する瞑想をしている人にとって
潜在意識に入っていくにはとてもいい時になります。
しかし、瞑想などの心の浄化をする努力をしていない人にとって
深いカルマ、潜在意識から汚れが出てきて心が不安定化する時期にもなります。
日食が起きるときは、多くの人間にとって
カルマが噴出し、犯罪や地震、天災、政変が起きやすくなります。
日食は望むと望まざるに関わらず、心の浄化の時になります。
そういった努力をしていない人にとっては
カルマの汚れが出てきて苦しいことも発生しやすい年になるかもしれません。
日食が起こる今年は普段から心の浄化、精神性の向上の努力をしている人にとって
深いカルマの浄化の年になります。
心の浄化を求める人にとって、大きな飛躍の年になるかもしれませんね。
今年も心の浄化して、穏やかな心、平安な心であれるよう
日々ヴィパッサナー瞑想を続けて行こうと思います。
こんな時代だからこそ、自らをみつめ、心穏やかにして
自分の役割をみいだして生きていきたいですね。
みなさんも座禅や瞑想、ヨガ、マントラ修行など
心の浄化をする年にしてみませんか?

6/26 ダライ・ラマ来日講演の日は占星術的にも注目すべき日かも・・・・。

来たる 2010年6月26日 ダライ・ラマの来日講演が横浜で行われる。
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2010japan/yokohama.html
この日は実は満月。満月は占星術的にも結構重要な日。満月の日は感情が優位になり、負のカルマを持っている人はその影響が出る。科学的な調査でもこの日は犯罪率が高いという。一方で感情を解放し、盛り上がってお祭りをするめでたい日でもある。そして、瞑想を深めるたり、断食をしたりしても効果の高い日だ。
そんな満月の日というだけではなく、この日見事に冥王星も一直線上に並ぶ。
20100626ダライ・ラマ来日講演の日の星の配置
2010年6月26日午後8:00@東京
・太陽:双子座 10:44
・月:射手座 10:29
・冥王星:射手座 10:05
冥王星は精神の最も深い無意識の部分と関わりがある。マンデーン(政治)占星術はまだまだ研究途上であり、私にはよくわからない部分も多いが何か劇的な変化が起こる、そのきっかけになるような何かを予感させられてしまう。
良くも悪くも満月の力が極限まで高められるのかなと思う。この日は断食をして、深い無意識の自分と向き合おうと思う。
もっとオーブを広くとると水星も一直線上に並び、カルマのラーフ-ケートゥ軸にも重なり、木星、天王星、土星がスクエアーをとり、グランドクロスが形成され、タダならぬ変化のときであることを感じさせる。
この日が良い日でありますように☆

インド占星術で観る日本という国の特質

インド占星術で日本という国を見るととても面白い。
和の国、日本。侍スピリットの国としての日本の特質がよく現れている。
日本の出生時刻は大日本帝国憲法発布の時だ。
1889年2月11日 午前8時30分 東京都
日本の建国図
それでホロスコープを出してみると
まず、アセンダントうお座だ。
うお座は想像力豊かで、繊細で、感性感覚に優れた夢見る星座。
そこに金星が高揚して、在住し、更にその特質を強めている。
それは繊細な味わいの日本食
想像力の豊かさは漫画やアニメ
優れた美的感覚は伝統文化、建築
によく現れてる。
金星は愛と調和の星でもある。
和の国、日本はこの金星の高揚によって現されている。
アセンダントにはもう一つ、火星が在住している。
火星は争い、戦いの星、技術系の惑星だ。
金星の高揚が和の精神を現しているが
その一方で侍スピリットとしての火星が存在している。
その火星がラーフとコンジャンクションした月にアスペクトをし
好戦的で一触即発の切れやすく暴力的な性質も示している。
だから、和の精神を持ちつつ、
追い詰められたときには侍スピリットが目覚めてしまい
数々の戦争を引き起こしてしまったのだろう。
ただ、一説にあるようにアジアに調和と平和をもたらすため
の戦いであったのかもしれない。
太陽は第12室のみずがめ座に在住している。
みずがめ座は自由・平等・博愛の星座だ。
ここにも和の国日本の性質が現れている。
本質的にやはり和の国なのだろう。
また、みずがめ座はエキセントリックな
独創的で創造力に満ちた星座だ。
この性質が一見個性がないようで
独創的な技術力で技術大国日本を作り上げてきた。
ただ、本質的には日本人はとても独創的なのだが
それが第12室であるがためにその才能は
表立って言われることはなく、個性のない
画一的な日本人と言われていしまうのだ。
第5室には土星が在住し、日本人の勤勉で
忍耐強さを表している。
そして、行為の第10室にはムーラトリコーナ
で強い木星が在住し、信頼される日本を示している。
こううして見ていくと驚くほど
日本人の特質を星が示していることを感じられて
とても面白い。
次回は日本の歴史と星の流れを検証してみたいと思う。