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火星のしし座への入室

111031トランジット
トランジット 2011年10月31日 午前 2:14@東京
さて、昨日は火星が獅子座へのトランジットが始まりました。火星は通常およそ2ヶ月で一つの星座を移動します。今回のしし座での運行は逆行をする期間があるので来年2012年6月22日までしし座を運行し続けます。
火星は怒り、攻撃、争い、トラブルの惑星です。火星が在住するハウスのテーマに関して問題が発生する可能性を意味しています。もし、第7室がしし座(みずがめ座ラグナ)の人は配偶者、恋人、ビジネスパートナー、人間関係のトラブルに気をつけることが大切な時期です。
また、火星には勇気、情熱、行動力、積極性の意味もあります。火星のエネルギーが良い方向に向かえば、在住するハウスのテーマを困難がありながらも情熱的に行動して力強く乗り越えていくことができます。例えば、第10室ならば仕事を精力的に頑張ることになるります。
火星は第8番目の星座にアスペクトするのでうお座にも火星の影響が及びます。
土星がてんびん座に入る11月16日までうお座に土星と火星の凶星ダブルトランジットが生じます。そこに逆行の木星のアスペクト、ラーフの5番目のアスペクト、天王星の在住。うお座には凶星の影響が集中するので、この10月31日~11月16日まではうお座にあたるハウスのテーマが最も注意すべくテーマになります。
例えば、いて座ラグナの人にとって、第4室の母親や家に関して問題が発生するかもしれません。個々人のヴィムショタリー・ダシャーの影響もあるので単純には言えませんが、うお座に相当するハウスに出生図で傷つきがある人は要注意の期間です。
また、さそり座にも土星、火星、木星、ラーフのアスペクトが集中します。さそり座に相当するハウスのテーマにも大きな変化がある時期です。
11月16日まで、個々人もそうですが、世界でどんな変化が起こっていくのか気になるところですね。

星が運命に与える力

最近、以前鑑定した人から占星術の研究の参考にということで、とある日の心境の劇的な変化を報告してくれた。
そのときの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1507718180&owner_id=23449597
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1509505100&owner_id=23449597
(ミクシー見られない人ごめんなさいm(_ _)m)
※この日記には翌日に通過したと書いてあるが実際は後で時差をしっかり考慮したところその日を通過していた。
それで調べたところ、出生の太陽に対して、幸運の木星がその日に通過。1日の狂いもない。木星は約12年で一周するので12年に一回しかないたった一日。まさに星の影響を受けて、タイマーがセットされていたかのようだ。星の影響は想像以上に正確なのだなと最近実感してきた。
今までも自分の経験の中でそうゆうことがあった。なんか何か劇的な変化を感じたときに星の正確なトランジットを確認すると物凄い正確さ、1日の狂いもなく作用していることがわかった。
・出生の太陽に対して火星が90度(スクエアー)になった日に高熱を出して寝込んだ。
・出生の太陽に対して金星が0度(コンジャンクション)になった日に人生の生き方に関する大きな気付きを得た。
・出生の金星に対して、土星が90度になった付近で極度の疲労感を感じて、大変だった。
・木星が魚座に入った日から毎日の朝夕のヴィパッサナー瞑想を始めた。
最初のうちは正確過ぎて、でもたまたま偶然の一致かなと思っていた。がしかし、これだけ実際の体験が揃ってくるととても偶然の一致とは考え難くなってくる。どれもすべて何かおかしいなと思ったときの事後検証だから、思い込みによって起こしたことではないことは確かだ。
やっぱり星の影響力、運命の力は本当に絶大なんだなと思う。その知識を如何に活かして、星の影響、運命の力を拒絶せずに受け入れ、流していくか、それが人生を幸せに生きていいく道なんだなと思う。
人生を幸せに生きるためのその具体的なテクニック、それが瞑想なんだなと思う。
今まで「瞑想=修行」なんて思ってたし、多くの人がそう思ってるだろうけど、なんか全然そんなんじゃないんだなと最近は思うようになった。本当に心から満たされたい、幸せになりたいと思ったら、それを毎日やっていくのが自然なんだなと思う。毎日それをしていくことで少しづつ人生が楽になっていく、心が満たされていく。苦しみから解放されていく。瞑想はしたほうが楽だからするものなんだ。

2010年はどんな年になるのか。今年注目のトランジット②

今日も引き続き占星術のお話です。
②うお座での木星・土星のダブルトランジット
5月2日より木星がみずがめ座からうお座に移行し、おとめ座に在住する土星とうお座-おとめ座軸でダブルトランジットを形成する。これは木星が逆行を開始して、11月1日にみずがめ座に戻るまでの期間である。そして一ヶ月後の12月5日には再び木星はうお座に移行する。2011年の5月8日までダブルトランジットは続く。
私の研究によるとうお座でのダブルトランジットは精神的・霊的な修行にとても重要な時期のようである。私は2回インドを旅したことがあるが、その2回の旅はアシュラムや聖地を巡りながら、ヨガや瞑想の日々を過ごす旅であった。まさにその2回ともがうお座でのダブルトランジットの期間とぴったり一致していたのだ。
他にも、いくつかのホロスコープを検証してみたが、ダブルトランジットが起こる星座の象意は、その時期がどんな時期になるか知るのにとても重要な手がかりである。
うお座は解脱、悟り、奉仕、芸術、感性、宗教などを意味する星座だ。そのようなことから、今年は精神的な修行をしていくこと、自分の内面を見つめること、スピリチュアルな意味においてとても重要な年になりそうだ。今年前半の困難を乗り越えて、それをばねに多くの人が精神的・霊的に成長していける年になればいいと思う。

2010年はどんな年になるのか。今年の注目のトランジット①

①土星、火星、ケートゥのトリプルトランジット
土星の逆行を開始した今年の1月13日から火星の逆行が終了する3月9日までの期間は二大凶星の土星、火星がふたご座、おとめ座、みずがめ座、てんびん座の12星座中4つもの星座でダブルアスペクトを形成するという注目すべき要注意の時期だと考えられます。
土星は苦悩、試練、困難、災難など、火星は争い、不和、事故、ケガ、急性病などを意味します。それがダブルで4つの星座に影響を及ぼすという時期なのです。
更にもう一つの凶星であるケートゥがふたご座に在住することからふたご座、みずがめ座、てんびん座ではトリプルトランジットが形成されるという厳しい時期になることが考えられます。
この期間は過去世のカルマが困難や試練を与える形で現実化する時期になります。同時にそれは私たちの精神の強さが試され、それを乗り越えて成長する時期なのです。
今、もしあなたが辛いなと思っているとしたら、それはあなただけではありません。星の影響により過去世のカルマが噴出するため、多くの人が困難に直面し、成長する時期なのです。困難は苦しみですが、それに対して逃げずに立ち向かい、乗り越えていく人には必ず成長と喜びがもたらされるのです。

水瓶座の木星トランジット

インド占星術ではダシャーシステムをメインに使い
トランジットはあまり使わなかった。
しかし、それを最近研究している。
すると、サイデリアル星座での木星&土星の
トランジットもかなり強力に作用していることがわかってきた。
サイデリアル星座では今、木星は水瓶座をトランジット中。
土星は獅子座をトランジットし、水瓶座にアスペクトバック。
この5月1日~7月31日は水瓶座にダブルトランジット。
かなり水瓶座が強力に作用する時期だ。
意識的に生きている人ほど、
この星座の影響をはっきりと感じ取り受けるようだ。
この時期のキーワードは
人類愛、自由・平等・博愛、改革精神、慈善、
友好、反体制、理想、独創性、霊的、独立・・・。
こんなテーマで自分自身を意識的に見て、
生きると実りある時期になるのではないだろうか。
特に水瓶座に月、太陽、アセンダントがある人にとっては
とても重要な時期になる可能性を秘めている。
それを象徴するアンダーグラウンドだが
革新的なイベントがちょうどこの時期に行われようとしている。
日本で初のレインボーギャザリングだ。。
レインボーギャザリングのコミュニティ 
http://mixi.jp/view_community.pl?id=217418
まさにこのイベント自体が水瓶座の象徴のようだ。
そして、このギャザリングを中心になって
活動していた彼をたまたま会う機会があった。
彼は驚いたことに水瓶座の太陽だった。
社会的自分、目指すべき自分を象徴する太陽。
その彼の出生の太陽(水瓶座1度)に対して
逆行寸前で停止しつつある強力なトランジットの木星が
2度以内の極めてタイトなコンジャンクション中。
その期間にレインボーギャザリングが開催されている。
正に水瓶座意識で生きている彼にとって
社会的に自分の理想を実現するときのようだ。
トランジットの影響というのを
人間は極めてダイレクトに受けているように最近は感じる。
星の流れに沿って、意識的に動くというのも
なかなか面白く有意義なことのようだ。
この時期の世界の情勢、ニュースを注意深く見ていると面白そうだ。
あなたも水瓶座を意識して、この時期を過ごしてみませんか。
きっと、実りある時期になるでしょう。

インド占星術で人生の転機を知る☆ラーフ・トランジット

インド占星術で人生の転機となる可能性のある時期を比較的簡単に見る方法があります。それはラーフの月やアセンダントへのトランジットです。ラーフは約18年周期で天空を巡っています。ラーフは変化やチャレンジ・冒険、混乱、飽くなき追求、成長などを意味します。
ラーフ(Ra)がアセンダント(As)や月(Mo)をトランジットするとき、人生の転機が訪れます。アセンダントは自分自身やアイデンティティを、月は心を意味し、そこにラーフがトランジットすることで内面に大きな変化と不安定さをもたらします。それを良い方向に向ければ、人生の新たな目標を定め、成長のための転換点になります。
1-7軸は自分自身と対人関係の軸なので、ラーフ-ケートゥ軸が重なると新たな出会いや別れなど、対人関係にも大きな変化ももたらします。
ラーフがいつどの星座に在住していたかは、ラーフ-ケートゥ・トランジット早見表(PDFファイル)を参照してみてください。
ホロスコープの出し方はこちらへ。
ちなみに去年の5月から今年の11月まで、ラーフは山羊座をトランジット中。月やアセンダントが山羊座にある人は人生の転換期!さまざまな出来事を通して、内面に大きな変化が起きているのではないでしょうか。新たな目標を立て、これからの人生に向けて新たなスタートを切りましょう☆
何かご指摘、ご感想、ご質問などがありましたらこちらからお願い致します。
※出生時の惑星配置とある時点での惑星配置を重ね合わせて見る占星技法を指します。
※月の星座など、各惑星の位置はインド占星術ではサイデリアル星座を使用しているため、西洋占星術の星座とは異なっています。インド式のホロスコープを作成して、ご確認ください。