先日、映画『スティーブ・ジョブズ』見てきました。
アップル製品って魅力的ですよね。私は最近iPadを購入して、その素晴らしさに感動して、ものすごい重宝してます。本当にこれを考えた人はすごい!
さて、その彼がどんな人だったのか、生涯だったのかとても知りたかったので、映画見に行ってきました。伝記で読んでたんでだいたいわかっていたけど、とても面白かったです。
かなり滅茶苦茶な部分もあるけど、すごいカリスマ的で魅力的な人だったんだなと思います。
この映画を見て、学んだことは成功者はイマジネーション能力が優れていて、普通の人なら不可能だって諦めてしまうところを絶対にできると信じてするということなんだと思いました。
そして、絶対に妥協を許さない最高の製品を作るという強烈な情熱と完璧主義を持っている。だから、周りは大変だし、一見そこまでしなくてもいいんじゃないかと思うけど、そこまでするから偉大な仕事ができるし、人々を感動させる仕事ができる。
さて、この特徴はインド占星術でどこに表れているのでしょう?
これがスティーブ・ジョブズのホロスコープです。
優れた創造力はどう表れているのでしょう?5室が創造力、思考能力を表すハウスです。
- 5室に金星がヴァルゴッタマで在住している。これは創造性に金星の美的センスが加わります。
- ラーフも5室に入り、創造力を高めます。ただし、ラーフなので独創的で一風変わったものになります。
- 木星が5室にアスペクトバック返し更に良いものにしています。
- 5室に高揚の土星がアスペクトすることで、創造したものを実用的で、現実に形あるものにします。
5室は自己実現のハウスなので、自分の創造したことを実現していく力をもっています。実際彼がAppleⅡやマキントッシュを開発した時は金星のアンタル・ダシャーでした。
仕事における完璧主義はどこに表れているのでしょう?仕事は10室です。
10室の支配星の金星が5室在住し、高揚した土星のアスペクトを受けています。10室に土星が在住したりアスペクトする人は、仕事においてとても完璧を求め、時間がかけても優れた成果を出します。
偉大な仕事をした人のホロスコープを見るとその多くは5室が非常に良く、土星が1室や10室に影響を与えています。土星は試練を与える惑星でもあるけれど、自らに試練を課すことで偉大なことを成し遂げる惑星にもなるんですね。
インド占星術を学んで行くことは、何が成功をもたらすのか、人間的な成長をもたらすのか理解の助けになって、本当に面白いですね。