今日は10室支配星がそれぞれのハウスに在住するとどんな意味になるかを、洋書『Elements of VEDIC ASTROLOGY』からの意訳メモです。
注意)古典からの内容なのでそのまま字義通りに受け止めることはできません。ホロスコープ全体を見て、現代とその人物にあった解釈が必要となります。これはあくまで参考程度に考えてください。
10室の支配星はその人の役目を表す。
1室:学識ある;徳高い;子供の頃は病気がちだが、のちに健康;次第に富を増加させていく;父親に献身的;母親に反感を持つ;欲深い
2室:徳高い;裕福;支配者からの栄誉;慈善活動;母親に敵対;欲深い
3室:勇敢;徳高い;優れた話し手;公正;兄弟や召使いなどに恵まれる;身近な人と対立する傾向がある。
4室:繁栄する;徳高い;土地や馬、乗り物、身体の快適さに恵まれる;両親に献身的
5室:富、子孫、学識に恵まれる;健康;神を敬う行為に携わる;支配者に好まれる;歌や音楽を好む
6室:敵に苦しめられる;腕がいいにも関わらず貧乏;父親からの快適さがない;口論;健康的
7室:良い妻;徳高い;思慮深い;神を敬う行為に携わる
8室:長寿;他人の悪について話す;冒険的なことをしたがらない;無慈悲;変てこで悪い態度
9室:富と息子に恵まれる;王かそれに等しい;良い気質;価値ある友人
10室:正直;勇敢;とても有能で快適さに恵まれる;母親に優しい
11室:富、息子、徳に恵まれる;正直;いうも満足している;長寿;母親に世話をされる
12室:賢い;苦労性;反対者におびえる;王を通しての出費に苦しむ;もし、10室支配星が凶星なら、その人は外国を彷徨うか外国で働く。