あなたの人生の幸運は?

さて、あなたの人生で幸運のテーマを読み解くにはどう見ていくのでしょう。

それは大吉星である、木星と金星のあるハウスを見ることです。

木星は幸運の惑星です。今生でどんなテーマに恵まれるかは木星のあるハウスのテーマになります。木星には他の惑星と同様に7室目のアスペクトがあります。そして、土星と火星と同じように特別アスペクトが5室目と9室目に形成されます。

下の図では木星は蟹座にあり、5番目の星座である蠍座、7番目の星座である山羊座、9番目の星座である魚座にアスペクトします。

木星のアスペクト

もし、木星が7室に在住すれば、パートナー運に恵まれます。それは木星が示す人格、道徳的で精神的で、尊敬できるパートナーを表します。もし、5室に入れば知性や創造力に恵まれます。木星がどこにハウス入るかは人生でどんなことに幸運があるかを見る目安になります。

また、金星が入っているハウスも恵まれす。金星は物質的な豊かさや美しさを表します。例えば、金星が1室に入る人は容姿に恵まれ、愛情のある調和的で人当たりのいい人になります。10室に入れば、仕事運や上司運がよくなります。

それでは、ダライ・ラマ14世のホロスコープを見てみましょう。

ダライ・ラマ14世

ダライ・ラマ14世は5室に木星が入り、知性面でとても恵まれています。木星は道徳性や精神性を表す惑星でもあるのでそういった精神的な考えをできる人であることを表しています。

次に小室哲哉のホロスコープを見てみましょう。

小室哲哉

彼のホロスコープでは金星が7室にあります。これは美しいパートナーに恵まれることを意味しています。しかし、異性関係がうまくいかないのは、火星が牡羊座から8番目のアスペクトをしているからです。火星の影響があるとパートナーとの間に争いが起きやすくなります。


さて、ご自分のホロスコープで木星と金星のあるハウスをチェックしてみましょう。色々な影響があるので必ずしも恵まれていると感じないかもしれません。それでも、どちらかの吉星が入っている場合は必ず、どこかしら恵まれた面があるはずです。

その恵まれた面を見つけて生かして、感謝して暮らすと人生がより良いものに感じられるでしょう。