ホロスコープの見方

このページではホロスコープの見方についてごく簡単に基礎的なことを解説します。

ホロスコープとは本人が生まれた瞬間の天体惑星配置を平面上に投影したものです。地球は自転し、太陽の周りを公転し、天空の惑星たちは常に動いています。

そのため、地球上のいつ(生年月日と時刻)、どこ(地球上の緯度と経度)で生まれたかによって、その人特有のホロスコープができます。すべては時々刻々と変化しており、同じ誕生日であっても同じホロスコープになることにはなりません。

ホロスコープはチャート(ネイタル・チャート)や出生図ともいいます。インド占星術ではクンダリー、ラーシと呼んでいます。
ホロスコープ

ホロスコープは左上から2番目の四角が牡羊座と固定になっています。それから時計回りに12星座が並び、一番左上の四角が魚座となります。

惑星の名前は英語の頭文字を省略した表記になっています。

惑星の表記
惑星名 英語名 省略表記
太陽 Sun Su
Moon Mo
水星 Mercury Me
金星 Venus Ve
火星 Mars Ma
木星 Jupiter Ju
土星 Saturn Sa
ラーフ(ドラゴンヘッド) Rahu Ra
ケートゥ(ドラゴンテイル) Ketu Ke
アセンダント(上昇点) Ascendant As

※アセンダントとは生まれた瞬間の東の地平線と黄道が交わるポイントです。
※ラーフとケートゥは天空上で太陽の軌道(黄道)と月の軌道(白道)が交差する場所を指します。天文学的にはノースノード、サウスノードと呼びます。

12星座の位置と惑星の名前の省略記号はとても重要なので占星術を深めたいと思っている方はぜひ覚えてください。

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