ヨガ・ティーチャーの特徴

ヨガティーチャーsinhaさんD-1

これはヴィッパサナー瞑想に来ていた、インド人ヨガ・ティーシャーのチャートです。
この方はインドではヨガ・アシュラムを経営していました。
今は日本人の奥さんと結婚し、日本に移住し、日本でヨガクラスをしています。

● ヨガ行者としての性質

ヨガの道に進んだのはなぜでしょう。
最初のモクシャ・トラインである第4室に月、太陽、第1室支配星(月)
と重要な惑星が集中しています。
また、そこに更に解脱・悟りのとても霊的な惑星である
ケートゥがコンジャンクションしています。
その人の性質に大きな影響を与える心(月)、魂(太陽)、
思考(水星)にケートゥの意識が入って、
悟りの道に進む性質を明確に表しています。
この2つはヨガ修行の進ませた要因でしょう。

● ヨガ・ティーチャーとしての成功

ヨガティーチャーsinhaさんVD

ヨガ・ティーチャーとしての成功したのは水星-ケートゥ期と水星-金星期だったといいます。
それはなぜでしょう。
マハー・ダシャーの水星はアシュラムの第4室に在住しています。
アンタル・ダシャーのケートゥも第4室に在住しています。
そして、ケートゥの時期はその支配星も重要な働きをします。
その支配星である金星は第11室を支配し、第2室に在住し、
第9室支配の木星ともコンジャンクションし、ダーナ・ヨーガを形成しています。
そのため、水星-ケートゥ期にヨガ・ティーチャーとしての仕事が成功したのでしょう。
そして水星-金星期も同様にダーナ・ヨーガが形成され、仕事の成功を表しています。
ヨガ・ティーチャーにはアシュラムの第4室が重要なんですね。

パラーシャラーズライト7での紀元前のチャートの出し方

以前書いた記事「お釈迦さまの誕生日は4月15日?」について
http://jyoti.blog108.fc2.com/blog-entry-122.html
ちょっとした質問がありました。
パラーシャラーズライト7では
西暦100年以降のチャートの入力しか対応していないのに
どうやって紀元前のチャートを出したかということです。
面倒ですがやり方は簡単です。
メニューで option → change time tool
を使い、さかのぼっていくと表示することができます。
ただ、保存はできないので画像でデータを保存しています。

批判することで失うもの。

批判することで失うもの。それは自らが成長する人生の貴重な時間。人を批判している時に自己を見つめ、自らの間違いに気づくことは難しい。批判しているとき、私たちは「怒り」という感情に支配され、心の平和と自由を失う。
そして、自らを傷つけ、苦しめることになる。批判の根っこにある感情は「怒り」ではないだろうか。批判することが上手になること、それは平和を失うこと。怒りは怒りを引き寄せ、自らを争いと破壊、苦しみの世界に連れて行く。
まず、一切の批判の言葉を口にしないこと。一切の批判的な思考を消滅させていくこと。それによって、自らを振り返り、自らに気づく余裕が生まれ、人間として成長できるのだと思った。
過去の批判的だった自分に、今も残っている批判的な自分を反省・・・。
そして、建設的で前向きな思考、言葉、感謝の言葉を使っていこうと思う。

2011年!!良い年でありますように☆

新年明けましておめでとうございます!
昨年はみなさま、お世話になりました。
本年もよろしくお願い致します!
       ☆
2011年になりましたね。
新しい年を迎えるというのは心機一転して新しい気分で何か取り組みたくなりますね。
特に私は年末に静岡の南伊豆町から
千葉のいすみ市(房総半島の真ん中あたりの外房の町)
に引っ越したのでその思いがとても強いです。
今年はインド占星術の活動を本格的にしたいと思いっています。
今年からはインド占星術を教えること、伝えることを中心に活動していきたいと思います。
(もちろん、鑑定もやっていきます)
・インド占星術入門ワークショップ
・インド占星術の初級個人講座
・インド占星術の初級グループ講座
インド占星術はインドの言葉でジョーティッシュ(Jyotish)、
それは「光の科学」という意味です。
人生の闇を照らす「光」です。
インド占星術を学び初めて7年目、インド占星術に出会い本当に世界を見る眼、視点が大きく変化したことを感じます。
占星術は星の影響や流れを理解することで世界を客観的に、宇宙(そら)から地球を眺めるかのように人生とこの世界の仕組みを俯瞰的に知ることができます。
人生という航海の旅の地図を持っているようなものです。
インド占星術を知ることで人生を生きるということがより明確に目的を持って生きられるようになりす。
インド占星術を学びたい人、ワークショップを開催してほしいという方はお声をかけてください。
       ☆
そして、ヴィパッサナー瞑想。
去年から、瞑想を毎日欠かさずするようになり、自分の内面が劇的に変化してきました。
ヴィパッサナー瞑想は心の中の闇を照らす光、智慧を目覚めさせる光だということを実感しました。
縁あってヴィパッサナーの瞑想センターのすぐ近くに住むことができました。
奉仕をしつつ、より瞑想を深めて、自分の内なる光に近づいて行きたいと思います。
       ☆
2011年がすべての人にとって、感謝と喜び、笑顔に溢れる良い年になりますように!

みんなありがとう☆生涯忘れられない引越しでした!

12月20日(月)、無事予定通り
静岡県の南伊豆町から千葉県のいすみ市に引っ越しました。
引越しには10人もの友達が手伝いに来てくれました。
色々とトラブルがありながらも
みんなが助けてくれたお陰で無事引っ越しをすることができました。
最後の数週間の毎日のようにお別れ食事会、そして最後の引越しの日。
離れるとなって、
本当に良い友達に恵まれて暮らしをしていたんだなと改めて感じました。
言葉ではうまく言い表せないくらいに、
表現しようとしてもしきれないくらいに
感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
人と人とが助けあうこと、調和すること、友達の大切さ、
感謝の気持ちが人を幸せにすることを教えられた
生涯忘れられない引越しでした。
南伊豆のみんな、ありがとう!!
引越しの詳しい様子はいづもんがブログに書いてるので読んでみてください。
http://shanti.blog33.fc2.com/blog-entry-216.html
南伊豆からの引越し

幕末の英雄、坂本龍馬を検証② 龍馬はなぜ、これほどまでに大胆な行動ができたか?

坂本龍馬のチャート
龍馬をよく知る人物は胆力の強い、度量の大きい人物と評価している。それはなぜでしょう?
武市半平太:「肝胆もとより雄大、奇機おのずから湧出し、 飛潜だれか識るあらん、ひとえに龍名 に恥じず」(獄中で)
西郷隆盛 :「天下に有志あり、余多く之と交わる。然れども度量の大、龍馬に如くもの、未だかつて之を見ず。龍馬の度量や到底測るべからず」
三吉慎蔵 :「過激なることは毫も無し。かつ声高に事を論ずる様のこともなく、至極おとなしき人なり。容貌を一見すれば豪気に見受けらるるも、万事温和に事を処する人なり。但し胆力が極めて大なり」
太陽がいて座に在住し、火星とコンジャンクションしています。太陽も火星も「戦いでの勇敢さ」を表します。いて座はとても楽観的で大胆な行動ができる星座です。そして、そこに木星がアスペクトし、その性質をさらに強めています。心を表す月にも木星がコンジャンクションし、楽天的な性格を強めています。しかも月は満月でとても安定しています。
もし、うちゃさんの水瓶座ラグナが正しいとするなら、その人の生来の気質を表す第1室とその支配星にも木星がアスペクトし、思考を表す第5室とに在住し、その支配星の水星にもアスペクトしています。
その人の基本的な性質を示す太陽、月、第1室と第1室の支配星、第5室、第5室の支配星のすべてに、木星が影響を与えることで極めて前向きで不可能を不可能と思わない大胆さと勇気を彼に与えています。

蚊を殺生するという感情

蚊を殺生するということ、それは殺意を抱くというほどのものでもない。しかし、それが瞑想を続けていると、その心に湧く怒りという感情が感じられるようになる。それはとても僅かなものだから、普通は気にもとめない。しかし、そこには心に苦しみの感覚が湧くのがわかる。心が瞑想で穏やかで満たされていくとき。
本当に心が平安で満たされていくとき、蚊を殺生することすら、人にとって深いレベルで心の苦しみになっている。人はそんなに繊細になっていったら、生きていくのが大変だと思うかもしれない。
心を鎮めて行った先ににある感謝の心、愛で満たされた心には計り知れない喜びがそこにあることを徐々に感じられるようになってきた。
心を鎮めいった先にあるもの・・・・。そこにはどんな世界が広がっているのだろう・・・。
BE HERE NOW・・・。今、ここに在る・・・。

木星を読み解くことはホロスコープの重要なポイント

木星のホロスコープでの役割を考察してみました。木星は影響を与える惑星やハウスに幸運をもたらします。影響を与えるとは、コンジャンクション、アスペクト、星座交換のコンビネーションを形成することです。
例えば、木星が太陽に影響を与えると太陽の性質である堂々とした威厳、寛容さ、高貴さ、勇敢さ、指導力が高められます。また、太陽が木星の性質である慈悲深さ、精神性の高さ、教師としての質を帯びます。特にコンジャンクションを形成するときにはスーリヤ・グル・ヨーガという名称がついています。太陽が木星に影響を与えるときその人の良い性質が高まります。
同じように木星が火星に影響を与えれば、火星の性質である戦う能力、指導力、チャレンジ精神、投機するなどの性質が高まります。現代の競争社会や格闘技の世界など勝負の世界では強くなります。ただし、火星が木星にも影響を与えるコンジャクションやオボジションの場合は木星が傷つくことなります。木星は慈悲深い惑星ですがそこに残忍で攻撃的な火星が影響を与えることで木星の良い面が損なわれます。
木星が水星に影響を与えれば水星の知性やコミュニケーション能力、ビジネスセンスなどの良い質が、金星に影響を与えれば、金星の芸術性や愛、優しさなどの性質が高まります。土星に影響を与えれば、現実的な思考や忍耐強さが高まります。ケートゥに影響を与えれば、霊的な知識や性質が高まります。
木星が形成するヨーガにスーリヤ・グル・ヨーガ(太陽と木星のヨーガ)、グル・マンガラ・ヨーガ(木星と火星のヨーガ)などがありますが木星の本質的な意味を理解していれば、ヨーガを知らずとも、その良さを理解することができます。他の惑星とコンビネーションを組むことの意味も特別なヨーガを覚えることなく理解することができます。
各惑星は太陽と月以外は2つのハウスを支配するのでその支配するハウスにも幸運を与えます。木星が多くの惑星にアスペクトするということは惑星とその支配ハウスの両方に影響を与えることになり、影響を与える惑星が多ければ多いほど、その人の人生は幸運に恵まれることになります。木星が多くの惑星に影響を与えているホロスコープは能力が高く、恵まれた境遇を与えます。有能な人物や著名人には木星の影響が多くの惑星やハウスに及んでいます。
例えば、最近ブームの坂本龍馬は、木星が月、土星、太陽、水星、火星にアスペクトを組むという非常に幸運で能力のある人物であることがわかります。
坂本龍馬のチャート
木星はホロスコープの良し悪しみる重要なポイントになるのです。

幕末の英雄、坂本龍馬を検証① 太陽ラグナで読み解く

坂本龍馬のチャート
『龍馬伝』もいよいよ終盤を迎えてきました。龍馬ファンとしてはハラハラドキドキ、感動の連続ですね。
今日は坂本龍馬を検証したいと思います。出生時刻はうちゃさんの仮説を参考にさせて頂きました。検証②でみますがヴィムショタリ・ダシャーで検証しても人生の大きな出来事をうまく説明することができます。
今日は太陽ラグナで龍馬の性質を読みといてみます。太陽ラグナからだけでも龍馬の性質がはっきりと読み取ることができませす。
・ 1-7軸での星座交換、人と人を結びつける性質の強さを示しています。第7室には「事業における提携」という意味があります。西郷隆盛や木戸孝允、後藤象二郎など諸藩の有力な人間と手を結び、薩長同盟、大政奉還などの日本に革命を起こすための大きな働きをしています。
・ 寿命のハウスの第8室がとても傷ついており、短命であることを示している。第8室に高揚の土星と機能的凶星の金星、火星がアスペクト。第8室の支配星が火星のアスペクトを受け、逆光の木星とコンジャンクション、第7室に在住している。
・ 太陽と火星がコンジャンクションし、しかも火の星座に在住し、とても勇敢なサムライの気質を表しています。そこに強力な土星がアスペクトすることで剣術家としての資質を示しています。戦いの火星が型にはめる土星が抑えつけられることは武術をするのに向いた配置です。
・ いて座に3惑星が在住し、木星がアスペクトバックし、いて座の性質を強く示してる。日本を変え、外国から守るために命をも厭わない勇敢さ、そのために日本を東奔西走する行動力と冒険心、どんな不可能と思えることも実現できると信じるポジティブ思考はとても射手座的です。
・ 第2室に金星が在住し、言葉の良さを表しています。
・ 第8室は死因を表し、第8室と第8室支配星に火星がアスペクトし、武器や事故による死を表しています。実際、龍馬は何者かの刺客により暗殺されました。
・ 水星と火星がコンジャンクションし、議論に強いことを意味しています。コミュニケーションや言葉を意味する水星に戦いやスピードを意味する火星が力を与えています。
・ 陰謀の第12室と3つのトリコーナの絡み(第9室支配星の太陽とコンジャンクション、第12室支配星は同時に第5室支配星であり第1室に在住、第1室支配星の木星がアスペクト)があり、江戸幕府から天皇中心とした日本に変わる明治維新をという革命を起こす大事な役割を果たすことを可能にしています。

カルマを解消するということ

人は心にストレスをため込め、それを外にはき出せば、人とケンカになったり、内にため込めば、精神的に病んだり、体の病気になったりする。
人生で起こるさまざまな葛藤は、心の中の問題、心の中のカルマ、潜在意識に原因がある。その心を浄化していくのが、多くの宗教の開祖が本質的に伝えていることなのだと思う。
人を愛すること、智慧を学ぶこと、奉仕すること、瞑想やヨガなどの修行をすること、神に祈りを捧げること。そういった方法で心を浄化して、クリアにしていくことでカルマは少しずつ解消されていく。
そういったことをしなくとも、人はいつかカルマを解消することになる。それは人との不和や争い、病気や事故などを通して。それはカルマの借金の一括返済なのだと思う。
日々、瞑想などの修行をするというのは一見大変そうに思えるが実は楽なことなんだと思う。そうしたことを通して、心を浄化することは、カルマの借金を日々少しづつ分割返済しているようなものなのだと思う。
一括返済は辛い苦しい体験だと思うと、日々瞑想するという小さな努力は、そんなに大変でも何でもないように続けていくと思う。むしろ、日々、いろいろな気づきがあり、心はクリアになったぶんだけ軽くなり、気持ちがいいことに感じるようになる。
この宇宙は心を浄化する努力をする人には必ず、さまざまな気づきや喜びを通してご褒美を与えてくれるということを実感する。
結局、すべての幸不幸は自分自身の心の奥深いところに原因があるのだ。だから自分を変えさえすれば、より幸せになることも自由にできるのだと思う。
何か苦しいことが起きたり、葛藤があるとすれば、自分の中に何か間違いがありますよ、という宇宙からのサインなのだ。宇宙は人生での体験を通して、いろいろなことを教えてくれるのだ。
そんな宇宙のより繊細なメッセージに気づけるように心を穏やかに鎮めていきたい。