昨日、久々にDVDを借りて映画を見た。
マザーテレサのドキュメンタリー映画だ。
僕はあまり、マザーテレサのことを知らなかったが
マザーテレサがどんなに愛のある人かということを
インドに行ったときに知ることができた。
それはカルカッタのマザーハウスに行ったときの話しだ。
マザーハウスの中のとある部屋に入ったとき
その部屋の真ん中に何か大きな石があった。
それが何かということを何も知らずに
僕はそこへ歩いて近づいていった。
その石に触れたとたんに
胸に何とも表現しがたい衝撃が走り、
思わず倒れこみそうになった。
それからしばらく、何とも言えない
悲しみか、何かわからない
涙が溢れ出てきそうになる感覚に浸された。
すぐ外は幹線道路で、ものすごくうるさいのに
何とも言えない感覚でしばらく、
その部屋から離してくれなかった。
最初は何か知らずに、近づいたそれは
実はマザーテレサの棺だったのだ。
これが愛の波動と言われているものか
ということを初めて体験を通して知った。
僕は別に霊感があるわけでも
そんなに敏感なわけでもない。
それでも感じることができる強烈なものだった。
よく人は愛について語るがこんなに
理解の難しいものはない。
多くの人は語ることはあっても
本当に理解するのは難しい。
自分も今でもわからないし、
それを本当に理解するには一生
かかるのだろう。
しかし、このマザーテレサという人は
愛とは何かということを亡くなっても
なお、それを体験を通して教えてくれる
人だったのだ。
この人が、どれだけ愛のある素晴らしい人
だったのか、聖なる人だったのか
ということがこの体験を通して知ることができた。
よく、「愛の波動」とか「愛のエネルギー」
「愛のパワー」という言葉が使われる。
これはただ単なる比喩的な表現ではなく
真実の愛のあるとき、何かしら
物理的なエネルギーとして存在するのかもしれない。
インドに行く機会があったら
マザーハウスはみんなに
訪れてみて欲しい場所だ。
関連ページ:
・インド占星術検証記事 検証:マザー・テレサ① 奉仕活動と天命の達成
・マザー・テレサ・メモリアル