日別アーカイブ: 2009年10月25日

口は運命を左右する!? その2“言葉”は人との調和をつくる

さて、口は運命を左右するのその2は“言葉”だ。
誰もがわかるとおり、どんな言葉を使うかによって、人との関係を悪くすることもあれば、良くなることもある。人を傷つけることもできれば、癒すこともできる。人を苦しめることもできれば、助けることもできる。嫌われることもできれば、好かれることもできる。人と対立することもできれば、仲良くなることもできる。人を楽ませることもできれば、人を不愉快にさせることもでる。人を不幸にすることもできれば、幸せにすることもできる。
私たちはどんな言葉を使うかによって、どんな友人や家族、恋人、パートナーとの関係を築くかが左右される。悪い言葉、攻撃的な言葉、きつい言葉、嘘偽りの言葉を使えば、その人の人生は必然的に苦しみの多いものとなるだろう。逆に、良い言葉、思いやり、愛、優しさのある言葉をうまく使うことができれば調和的な人間関係をつくることができる。
良い人間関係をつくることは、人生が幸福かどうかの大きな部分を占めるのだ。幸福な人生を生きたいと思ったら“言葉”を如何にコントロールするか、選ぶかが大切だと思う。しかし、言葉をコントロールするというのはとても難しい。大抵は言ってから後悔するのだ。言う前に気付くのはとても難しい。そのためには自己の内面の観察と失敗から学ぶ日々の自己反省だ。
否定的な思いから発せられた言葉は、自己の否定的なエネルギーを増幅させる。否定的な言葉を使うことは実は自分自身にもダメージを与えているのだ。常日頃からそうゆう言葉を使っている人、人の噂話や悪口、陰口ばかりを言っている人はなかなか自分に与えているダメージにすら気付くのは難しい。肯定的な思いから発せられる言葉は、周囲にも自分自身にも良い影響を与え、ポジティブ(肯定的)なエネルギーを増幅させるのだ。
どんなに“言葉”に気を使っても、表面的なものでは意味が半減してしまう。どんな優しい言葉も心からのものなければ意味がない。そのためには自身の心の平安と安定が必要だ。瞑想や呼吸法というものもある。そして次回の“食事”もとても重要になってくる。
言葉を関わった修行法には、マントラやヤギャ、沈黙の行というものがあるがまたの機会に書きたいと思う。
言葉を意識することは「言うは易し、行うは難し」だがこれも誰でも今からでも実行できることだ。運命を変えることは、そんなに特別なことの中にあるものでもないのではないだろうか。
「口は災いの元」  気をつけないとね ^^;)