先日、NHKの歴史秘話ヒストリアで聖徳太子をやっていた。テレビを見ながら、インド占星術研究家としては、どんな星の配置をしていたのか気になる。さっそくネットで生年月日を調べて見る。
聖徳太子 西暦574年2月7日 出生時刻不明
ずいぶん昔の人なので本当かどうか定かではないが天皇家の人なので正しい生年月日だとしてみると、それらしきホロスコープが出てきた。
「和をもって尊しとなす」、仏教を信仰し、広め、民を救うために生まれてきた救世観音の生まれ変わりという伝説まであるとても精神的な人物であったといいます。自由・平等・博愛の精神性の高い水瓶座に太陽、月、火星、天王星が集中しています。水瓶座は和を大切にする最もそれらしい星座です。
そして、太陽と月に火星がコンジャンクションすることで、強い情熱と行動力を与えています。
そして、聖徳太子は憲法十七条、冠位十二階の制定など独創的な発想をし、数々の改革をなしとげます。既存の価値観にとらわれず改革するところもまた、水瓶座らしさが出ています。
そして、法隆寺や五重塔など日本建築の元祖でもあり、建築家だったり、薬草の調合をしたりと技術的なことが得意だったようです。それは技術的なことを得意とする水瓶座の性質と仕事の太陽に火星がコンジャンクションするところから読み取れます。
さて、生年月日が本当に正しいのかわかりませんが、聖徳太子らしい興味深いホロスコープでした。
今は水瓶座の時代、よく日本が世界を救うとか言われますが、それは日本人が聖徳太子の言っていた言葉、和の精神を本当に取り戻したときなんだなと思います。さて、日本人はこの国難の時代に、聖徳太子の言うような和の精神を取り戻すことができるのでしょうか。