月別アーカイブ: 2011年8月

パートナーの収入で暮らせる星の配置

第8室には不労収入という意味があります。第7室(パートナー)から第2室(収入)でパートナーの収入の良さをあらわしています。女性で第8室が良ければ、専業主婦になりパートナーの収入で暮らすことができます。これが男性であれば“ひも”になれてしまいます。
実際、専業主婦のデータを集めていくと第5室と第9室の絡みが多くみられます。
・第8室支配星が第9室に在住。
・第9室支配星が第8室に在住。
・第5室支配星が第8室に在住。
・第8室支配星が第9室支配星のアスペクトを受けている。
・第8室支配星が第9室支配星とコンジャンクション。
などなど、第8室とトリコーナの絡みがパートナーの収入で暮らせる配置です。
次のチャートは山口百恵のチャートです。
山口百恵チャート
山口百恵は1972年にデビューし、1980年に結婚、引退し、家庭に入りました。
第8室の支配星が第1室で第5室支配星の金星とコンジャンクションしています。
家庭に入る結婚したい女性にとって第8室が良いことはとても重要なんですね。

武田鉄矢は魚座集中

本日は「降りてゆく生き方」主演の武田鉄矢の分析です。
武田鉄矢チャート
出生情報:1949年4月11日(出生時刻不明 午前0時で作成) 福岡県福岡市
出生時刻がわからないので分析は難しいですが今日は読んでみたいと思います。
魚座集中ってのが武田鉄矢らしいですね。
魚座は芸術家に圧倒的に多い星座。
魚座は感覚、感情で今に生きる人達。
とても優れた芸術的感性を持っています。
特に武田鉄矢は金星が高揚しているのでその性質は更に高まります。
ミュージシャンとして海援隊をやっているのもこの魚座集中から来ていますね。
金星の高揚は華やかさをその人に与えます。
特に太陽とコンジャンクションしているので
仕事などで特に発揮されます。
金星と水星のコンジャンクションは表現力の豊かさを与えています。
水星の減衰は言葉の表現が詩人になります。
そして、魚座には火星も在住しているので芸術に対する溢れる情熱を与えています。
魚座集中して、金星と火星がコンジャンクション。
感覚的な快楽への溺れやすさが女性好きの性質を生み出しているんですね。
そして、魚座集中する惑星たちに冥王星が西洋占星術のアスペクトでトラインを形成しています。
冥王星は影響を与える惑星の性質を極限まで高めたり、絶対的な強固な意志を与えます。
これがあの強烈な濃いキャラクターを作り出しているんですね。

9/3 映画『降りてゆく生き方』上映会 in 千葉県茂原市

パーマカルチャー井戸端会議@ちば
http://www.facebook.com/event.php?eid=210979235620930

私が地域活動の一環で参加してますパーマカルチャー井戸端会議で映画上映会をします。
お近くの方、ぜひご参加ください。
次は主演の武田鉄矢のチャートをちょっと分析。
***********************************************************************************************
この度、千葉県茂原市で映画「降りてゆく生き方」(主演:武田鉄矢)の
上映&特別講演を実施する事が決定いたしました!
特別ゲストにご登壇頂き、食や自然、そして、これからの生き方などを語りあって頂くスペシャルトークも実施いたします。
特別ゲストには、映画「降りてゆく生き方」に多大なる影響を与えた、自然酒蔵元「寺田本家」23代目当主の『寺田啓佐』さん(発酵道/著者)に加え、その発酵道を編集され、 オーガニック・ジャーナリストとして活躍される一方、農を広めるプロジェクト「種まき大作戦」に立ち上げから参加されるなど多方面で活躍される『吉度日央里』さん、
そして、マクロビオティック料理研究家として活躍する一方、千葉県いすみ市に田畑つき古民家スペース「ブラウン ズフィールド」を設け、世界各国から集まる若者達と共に、持続可能な自給的生活をされている『中島デコ』さんの三名による豪華スペシャルトークを実施いたします。
関東エリアでの上映は、回数が限られていますので、是非、この機会に、豪華ゲストのお話とともに、映画「降りてゆく生き方」をお楽しみいただき、これからの「生き方」を考える時間を過ごして頂ければ幸いです。
上映後はゲストだけでなく、主催者、ご鑑賞頂いた方々、映画関係スタッフと感想や想いを語り合える交流会(無料)も実施いたします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2011年9月3日(土) @千葉県茂原市 東部台文化会館
映画『降りてゆく生き方』上映会 in 千葉県茂原市
寺田啓祐×中島デコ×吉度日央里による豪華トークつき!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
■日にち:9月3日(土)
■会場:茂原市東部台文化会館
(千葉県茂原市東部台1-7-15/電話0475-23?-8711)
http://www.city.mobara.chi/?ba.jp%2Ftoubudai%2Fmap%2Fmap.htm
■時間:13:00(開場)/13:30(開演)
■内容:
・特別ゲストによるスペシャルトーク ⇒ 13:30~14:15
・映画「降りてゆく生き方」上映&舞台挨拶 ⇒ 14:30~17:00
・交流会 ⇒ 17:15~19:00(希望者のみ/無料)
※開始・終了時間は当日の進行により変更になる場合があります。
■特別ゲスト:
・寺田啓祐(自然酒蔵元『寺田本家』23代目当主)
http://www.teradahonke.co.jp/
・中島デコ(マクロビオティック料理研究家)
http://www.brownsfield-jp.com/
・吉度日央里(オーガニック・ジャーナリスト)
*特別ゲストの方々の詳しいプロフィールは、このページ最下部をご参照ください。
※ゲストは変更になる場合もあります。ご了承ください。
■参加費:
【前売】1,500円(一般)
【当日】2,000円(一般)
・18歳以下は、前売り、当日ともに1,000円
・未就学児・小学生は無料でご入場いただけます
※ 事前予約で、当日に「前売り扱い」のお支払いが可能です。
詳細HPにあるお申込み先に、「当日払い希望」とお書きになり、ご連絡ください。
★全席自由席
※小さなお子様を連れてのご鑑賞も大歓迎(託児所はありません)
※お体の不自由な方も安心してご参加いただけます
(事前に下記問い合わせまでご連絡ください)
■お申し込み方法:
1)以下の必要事項を確認、記載のうえ、
「メール」「電話」「ファックス」のいずれかでお申し込みください
★必要事項
○お名前(代表者氏名・ふりがな)
○振込みされる方の氏名(振込名義)*上記申込者と異なる場合のみ
○電話番号
○ファックス番号*ファックスでお申込みの方のみ
○上映会申し込み人数:合計_名
(一般__名/18歳以下__名/未就学児・小学生_名)
――――――――――――――――――――
★お申込み・メールアドレス
mobara94@nippon-p.org
――――――――――――――――――――
★お申込み・電話番号
070-5450-9937(市塲)
090-8476-8238(19時~21時のみ対応)
※時間帯によって受付番号が変わりますのでご注意ください。
――――――――――――――――――――=
★お申込み・ファックス
0475-47-3195
――――――――――――――――――――
2)最寄の金融機関より指定口座へ代金総額をご入金ください。
――――――――――――――――――――
<振り込み口座>
金融機関:千葉銀行
支店名:茂原支店
口座番号:3940025
店番号:248
口座名:パーマカルチャー井戸端会議@ちば 代表 村上 幹智雄
読み:パーマカルチヤーイドバタカイギ アツト チバ ダイヒヨウ ムラカミ ミチユウ
――――――――――――――――――――
※払込手数料はお客様負担となります。
※お申込みされる方(代表)の氏名と、振込される方の氏名(振込名義)が異なる場合は、事前にご連絡ください。
※複数枚の時は総額を指定口座へお振込み下さい。
※お振込み頂いた代金は返金いたしません。
3)【前売り券受け渡し方法】
★お振込み控えがチケットの代わりとなりますので当日ご持参下さいますようお願い申し上げます。
*ネットでのお振り込みは、お振り込みが分かるページを印刷して、当日お持ちください
――――――――――――――――――――
■前売り券お取り扱い
――――――――――――――――――――
*以下の場所で事前申込みの必要なく、直接入場券(前売り券)をご購入頂けます。
○中核地域生活支援センター 長生ひなた
http://www16.plala.or.jp/hinata_t/
(茂原市長尾2694/電話.0475-22-7859)
○Arteditorアートエディター
http://art-editor.net/
(山武郡大網白里町大網33-8(トップマート隣)/電話.0475-73-5929)
○嘉木 (ジャームー)
【営業時間】10:00~19:00 (L.O.18:00)
【定休日】 火曜日
(茂原市道表14-13/電話.0475-25-2791)
○NPOいすみライフスタイル研究所
http://www.isumi-style.com/
(いすみ市岬町長者549(いすみ市役所岬庁舎内)/電話.0470-62-6730)
○大里綜合管理株式会社
http://www.ohsato.co.jp/
(山武郡大網白里町みやこ野2-3-1/電話.0475-72-3473)
○NPO法人竹もりの里
http://takemori.org/
(長生郡長南町米満60-1/電話.0475-47-2071)
○cafe eight 8 enough (エイトイナフ)
http://d.hatena.ne.jp/namaji/
【営業時間】12:00~22:00(L.O.21:00)
【定休日】 水曜日
(東金市南上宿26-4上宿ハイツ101 /電話.0475-77-8717)
○シンパ・カフェ
http://www.sympacafe.com/
【営業時間】 AM 11:30~PM 2:00
PM 5:00~PM 9:00(L.O.8:30)
【定休日】 月・火
(茂原市高師975-3/電話.0475-24-1624)
○D soeur (ディースール)
【営業時間】 11:00~16:00
【定休日】  土・日・祝
(茂原市高師1087-4/電話.0475-84-9591)
○田舎暮らし・千葉房総ねっと 株式会社
http://www.bousou.net/
(長生郡長生村一松2353-3/電話.0475-32-4477(代)
○ブラウンズフィールド
http://www.brownsfield-jp.com/
ライステラスカフェ
【営業日&時間】 金・土・日 11:00~17:00
(いすみ市岬町桑田1501-1/電話.0470-87-4501)
○ベジタブルガーデン
http://www.herbisland.co.jp/
【営業時間】10時~17時
【休園日】火曜日
(大多喜町小土呂255 /TEL:0470-82-2556
++++++++++++++++++++++++++++++++
■主催:パーマカルチャー井戸端会議@ちば 『降りてゆく生き方』茂原市上映実行委員会
■後援:NPO法人あしたの国まちづくりの会
■協力:中核地域生活支援センター 長生ひなた
■お問合わせ先:
<お電話>
070-5450-9937(市塲)
090-8476-8238(榎本・19時~21時のみ対応)
※早朝、深夜によるお電話はご遠慮ください。
<電子メール>
mobara94@nippon-p.org
++++++++++++++++++++++++++++++++
====================
★特別ゲストのプロフィールご紹介:
====================
●寺田啓佐(てらだ・けいすけ)
1948年、千葉県生まれ。自然酒蔵元『寺田本家』23代目当主。
1974年、300年続く老舗の造り酒屋『寺田本家』に婿入りする。
1985年、経営の破綻と病気を機に、自然酒造りに転向。自然に学び、原点に帰った酒造りによる「五人娘」を製造販売する。
その後、発芽玄米酒「むすひ」や、どぶろくの元祖「醍醐のしずく」など、健康に配慮したユニークな酒を、次々と商品化し、話題を呼んでいる。
酒造業のかたわら、教育や食、環境といった生命にかかわる問題をテーマに、地域貢献に努め、地元の教育委員長や学校給食運営の会長などを歴任。
昨今は、全国各地から講演依頼があり、「微生物に教わる生き方」などをテーマに、ぬくもりのあるトークを行っている。
著書に『発酵道』(河出書房新社)、『斉藤一人 成功する人くさる人』(ロングセラーズ)がある。
●中島デコ(なかじま・でこ)
1958年、東京都生まれ。マクロビオティック料理研究家。
日本CI協会リマ・クッキングスクール師範科修了後、1986年より料理教室を開く。
1999年、フォトジャーナリストの夫とともに千葉県いすみ市に田畑つき古民家スペース「ブラウン ズフィールド」を設け、世界各国から集まる若者達と共に、持続可能な自給的生活をめざす。
2006年、金土日曜営業のマクロビオティックカフェ「ライステラス」を開店
現在、「クシマクロビオティック アカデミィ」をはじめ、国内外で、講演会やマクロビオティック料理講師として活躍中。
著書に、『マクロビオティックはじめてレシピ』、自分のライフスタイルを綴った『生きてるだけでいいんじゃない』(以上近代映画社)、『中島デコのマクロ ビオティック パンとおやつ』『ライステラスカフェ』(以上パルコ出版)、『大地からの贈りものレシピ』(サンマーク出版)など、
共著に『マクロビオ ティック望診法 美人のレシピ』(洋泉社)など、
DVDに『自然まるごといただきます』(JVD)がある。
●吉度日央里(よしどひをり)
オーガニック・ジャーナリスト。マクロビオティックインストラクター(ムスビの会認定)。
「種まき大作戦」出版部門担当。
「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」呼びかけ人
『美人のレシピ』(山村慎一郎著・中島デコ料理)、『発酵道』(寺田啓佐著)、『いちばんやさしい! マクロビオティックおいしいレシピ98』(大森一慧 著)、『心とからだをキレイにするマクロビオティック』(岡部賢二著)、『毎日のマクロビオティック―みなみ屋さんのお弁当』(みなみ屋さん著)などの編 集を手がける。
2007年、農を広めるプロジェクト「種まき大作戦」に立ち上げから参加し、『半農半Xの種を播く』や『土から平和へ』(以上2冊塩見直紀と種まき大作戦編著)、『土にいのちの花咲かそ』(加藤登紀子著/)などを制作。著書に『種まき大作戦~土と命に触れる生き方』、『かんたん! 部屋で野菜をつくる』(以上2冊サンマーク出版)がある。3人の男の子をマクロビオティックで育てる。
詳しくはこちら!
http://www.nippon-p.org/blog/2011/07/_in_102.html#more

インド占星術講座 【入門編】ページ作りました。

新たにインド占星術研究室のホームページを作りました。
こちらでは、ブログで書いた記事を体系的にまとめていきます。
http://maitrii.web.fc2.com/lab/
その中で
インド占星術講座 【入門編】というのを作りました。
インド占星術をはじめて見る人のための簡単なページです。
http://maitrii.web.fc2.com/lab/kouza/nyumon/index.html
インド占星術について、簡単に勉強してみたい方はご覧ください。

311東日本大震災の時の菅首相のトランジット

今日は菅首相と東日本大震災について検証してみたいと思います。
出生情報:1946年10月10日 山口県宇部市
菅直人首相チャート
(てんびん座に時刻修正) 
菅首相にとって重大な転機であった311震災時のトランジットを見てみます。
◆ 311震災時のトランジット
311大震災トランジット
出生の太陽に対して、苦悩と試練を与える土星が2度以内の緊密なコンジャンクションを形成しています。トラブルや事故を表す火星からの8番目のアスペクトも受けています。木星と水星のアスペクトも受け、おとめ座にアスペクトが集中しています。しかも太陽はAKです。運命的にとても困難な時期であったことが伺えます。
私は菅首相は天秤座ラグナだと考えています。そうすると、結婚の時期、家柄の良さ、父が技術者であったことなど、さまざまなことが説明されます。
安易な時刻修正の説は唱えたくないと思っていますが、やっぱり日本の転換期を迎えたときの歴史上重要な首相。インド占星術研究家としては時刻修正を試みてみたくなってしまいますね。
菅直人首相チャート2
菅直人首相チャート3
菅首相のラグナが天秤座だと仮定すると、首相という国家最高権力者の立場になるという出世をしながら最悪のことが起こったことが説明できます。太陽は第11室支配星なのでおとめ座に在住する太陽へのトランジットは願望成就、並外れた高い地位を菅首相に与えました。震災時もおとめ座へのダブルトランジットは継続中でした。今度はおとめ座の第12室のおとめ座の喪失、苦悩という象意が現れました。
ダシャーを検証してみても、天秤座ラグナであるとするとかなり納得できるダシャーです。
◆ 各種ダシャーの検証
ヴィムショタリ・ダシャーは月-水星期で水星は損失と苦悩の第12室を支配し、火星とコンジャンクションしています。マハー・ダシャー・ラグナとチャンドラ・ラグナからは大地を意味する第4室とマラカハウスの第7室を支配し、苦悩の第8室に在住しています。大震災による苦悩をよく表しています。
ヨーギニー・ダシャーは木星-ラーフ期です。ラーフ単独で混乱や苦悩、災害を表すのに木星からもラグナからも第8室にラーフは在住しています。これもまた、大変困難な時期であることを示しています。
また、チャラ・ダシャーは獅子座-蠍座期。蠍座はマハー・ダシャー・ラグナから大地を意味する第4室です。そこに出生図ではケートゥと土星がアスペクトしています。ナヴァムシャではラーフ、ケートゥ、土星、太陽の4凶星がアスペクトしています。ダシャムシャでもラーフ、ケートゥ、土星、太陽、GK(木星)のアスペクトを受け、これ以上ないくらいに困難な時期であることを示しています。
てんびん座ラグナであることをもっと確証できるよう検証を進めていきたいと思います。

インド占星術 それは智慧の道

インド占星術 それは数千年、数万年と
古(いにしえ)の時代から続く、太古の智慧。
インド占星術 それは宇宙の神秘を知る鍵。
宇宙に輝く星々の力を理解する者、運命の秘密を解き明かす。
生まれてきた意味、人生の目的を知る。
インド占星術 それは運命の仕組みを知る宇宙の神秘
光の科学 “ジョーティッシュ”
インド占星術を学ぶ者
その智慧によって内なる闇に光をもたらす。
内なる光、それは私たちの真の自己
魂、アートマン 愛、感謝、喜び
インド占星術 それは智慧の道

ラーフのトランジットと結婚

今日は『Journal of ASTROLOGY Mar-April 2011』に面白い記事が載っていたので簡単に紹介したいと思います。
ナヴァムシャにおけるRa-Ke軸のトランジットによって、結婚の時期を読み解くものです。
結婚の時、ナヴァムシャにおいてRa-Keが以下のようなトランジットを形成します。
1) Ra-Keが1/7軸にトランジット。または、第1室や第7室支配星とコンジャンクション。
2) Ra-Keが5/11軸にトランジット。または、第5室や第11室支配星とコンジャンクション。
結婚の時、この2つの条件のどちらかを満たしているそうです。
この記事では55の結婚うち、49のケースで成立していたと書いてあります。
49/55 つまり、89パーセント!すごいですね。
さて、自分ので検証してみたら・・・・。
ナヴァムシャラグナがひとつずれる?
ナヴァムシャのラグナが正確に特定できなければ使うのは難しい技法ですね。
逆に出生時刻修正に使えるかも。

ラーフとケートゥ、2つの幸せへの道

インド占星術にはラーフとケートゥという2つの仮想天体があります。
それは太陽と月の軌道の交差するポイント。
魂(太陽)と心(月)が織りなすもの。
西洋占星術ではドラゴン・ヘッド(ラーフ)とドラゴン・テイル(ケートゥ)。
一方は上半分の頭だけ、だから食べるだけ。
一方は下半分の尻尾だけ、だから排泄するだけ。
ラーフは現世的で物質的、欲望を満たすこと、快楽を求めます。
幸せになりたいがために、欲望を追い求め続けます。
しかし、その欲望によって得る幸せと喜びは一時的なもの。
しばらくすると、また何かが欲しくなり苦しみます。
そして、欲望を大きくすればするほど、その苦しみは大きくなってゆきます。
幸せは一時のもの、苦しみは永遠に終わることはありません。
一方、ケートゥは精神的で禁欲的、現世的な快楽を放棄しようとします。
何かを失うこと、手放すために苦しみます。
しかし、それは一時的な幸せではなく永続する幸せに近づいていく道です。
手放せば手放すほど幸せは大きくなってゆきます。
手放す苦しみは一時のもの、永遠の幸せに向かいます。
人はこのラーフとケートゥの2つの道を交互に行き来しながら成長していきます。
この地球上に生まれてきて、あらゆる経験をします。
ラーフはまた、混乱や不道徳、無信仰、突然の災害、大惨事を意味します。
欲望ばかりを追い求めていった結果です。
現代文明はこのラーフの道をひた走ってきたのでしょう。
幸せになりたいがために、欲望を追い求め続ける。
しかし、その行き着く先は・・・・。
幸せを追い求めた結果の破滅!?
私たちは、手放してゆくというスピリチュアルな道、
ケートゥの道に戻ってゆかなければならないのかもしれません。
ケートゥは自己に関する知識、神秘的な知識、真理を見通す智慧です。
そのために、物質と欲望を手放します。
ケートゥの至るところは永遠の平和と幸せである悟り。
さて、これから私たち人類はラーフとケートゥ
どちらの道を進んでゆくのでしょうか?
今この時代は、死と再生の時、破壊の後には新たな創造が始まります。
新たな創造の時代が早く訪れるといいですね。
追記:
西洋占星術ではラーフは吉星、ケートゥは凶星。
インド占星術では両方とも凶星。
でも、ラーフは一見、吉星。行き着く先は凶。
ケートゥは一見、凶星。行き着く先は吉。
なのかなって思います。
でも本当はスピリチュアルな占星術では吉凶はありません。
インド占星術は惑星の両面のすべてを理解してゆくことによって
この世界をより深く理解することで精神的な成長を促すものなのかなと思います。
だから、インド占星術は面白い、ただ運命を知るというおだけではない
この世界の真実を知る智慧。奥深い宇宙の智慧。

ニーチャバンガ・ヨーガ

今日はニーチャバンガ・ヨーガについて解説。
これは減衰の惑星があってもそれをキャンセルしてくれるヨーガです。
Elements of VEDIC ASTROLOGY vol.2 Dr.K.S.CHarak先生のを参考にしています。
それをうちゃさんが訳してくれたものです。
(a)減衰惑星が在住する星座の支配星がラグナまたは月からみてケンドラにあるとき。
(b)減衰惑星が高揚する星座の支配星がラグナまたは月からみてケンドラにあるとき。
(c)減衰惑星が、その惑星が在住している星座の支配星とコンジャンクトしているか、アスペクトされているとき。
(d)減衰惑星が、その惑星が高揚する星座の支配星とコンジャンクトしているか、アスペクトされているとき。
(e)減衰惑星が、その惑星が在住している星座の支配星と星座交換しているとき。
(f)2つの減衰惑星同士が、アスペクトしあっているとき。
初心者のうちは、減衰=ダメと思いがちですが
減衰があっても、有名人はたくさんいるんですね。
これは明治天皇陛下のチャートです。
明治天皇チャート
なんと王様の太陽が減衰!
土星も減衰、金星も減衰!
でも、ちゃんとキャンセルがいます。
太陽と土星は(f)の条件に当てはまり、減衰惑星同士がアスペクトしあっています。
金星は(e)に当てはまり、水星と星座交換しています。
そして、太陽は方角の強さを獲得してパワーアップ!!
やっぱり社会的に名声を得る人は第10室と第11室が強いですね。
ただ、ニーチャバンガがあってもその弱さはどっかに残ってるので読むときは要注意。
減衰惑星があっても、チャートを正しく読むためには
ニーチャバンガ・ヨーガが形成されていないかチェックが必要なんですね。

インドの神様 クリシュナのチャート

クリシュナチャート
K.N.ラオ先生の本『JYOTISH the super-science』を読んでいたら、クリシュナのチャートを発見!
そんなものが残っているなんて驚きです。
一般的には12星座のシステムは紀元前500年前後にメソポタミアで完成したと言われています。
しかし、それより遙か昔の伝説上の人物に牡牛座の生まれであると記されています。
だから、インド占星術はもっと起源の古いものだと書いてありました。
これは嘘か真かわからないがすごいチャートですね。
ほとんどの惑星が高揚の星座、ムーラトリコーナか定座に在住しています。
ラーフ・ケートゥのみが減衰。こんなチャートあり得るんですね。
さすがインドの神様★
変わって、次のチャートは私が見てきた中で最もパワフルなチャート。
ラーフ・ケートゥ高揚3
太陽、土星、金星が高揚。しかもなんと高揚の度数からすべて1度以内!
ラーフ・ケートゥも高揚し、しかもヴァルゴッタマ。
火星と木星は定座で、月はアスペクトバック。
はじめ見たときあり得ん!と思ったが
こんなチャートを持った人も世の中いるんですね。
この子はまだ20代でとっても才能あふれる子でした。
神秘体験も半端じゃない。
でも最近、ある程度インド占星術の理解が進んでくるとわかってくるのが、
高揚が多けりゃいいってもんじゃないってこと。
この宇宙はすべてバランスが大切。
星の配置もおんなじみたい。
さてさて、このチャートの持ち主の将来はどうなるのか楽しみです。