今日はタライ岬に夕方散歩に行った。
自然の中に帰ってきた。
☆
ただ生きていればそれでいい・・・。
宇宙と人と自然とつながってさえいれば。
☆
そんな言葉が降りてきた。
ネイティブの人たちや自然と共に暮らしている人たちは
こんなことを感じているのかな。
日々、ヴィパッサナー瞑想をしていると
心が穏やかになり、だんだんと感覚が繊細になってくる。
宇宙から、自然からのかすかなメッセージを感じられるようになってくる。
そんな気がする・・・。
欲望や執着を手放した分だけ、心の穏やかさ、
安心感、護られているか感覚がやってくる。
導きがやってくる。
不安がなくなっていく。
執着が大きいほどに大きな不安がある。
手放すことには不安がある。
しかし、手放すほどに不安が消えていくことを感じる。
心をクリアにして生きていくこと、
この宇宙ので生きる大切なことがわかってくる。
ホロスコープの読み解き方 18の基本法則
久々のブログ更新です。
英書“LIGHT ON LIFE” AN INTRODUCTION TO THE ASTROLOGY OF INDIA
Hart Defouw and Robert Svoboda著
この本からホロスコープの読み解き方を意訳して、まとめました。
ホロスコープの読み解き方 18の基本法則
法則1:生来的吉星は影響を与えるハウスの良い意味を強め、凶意を緩和します。影響を与えるとは、
1) ハウスに在住またはアスペクトすること。自分のハウスに在住することは特に良い。自分のハウスにアスペクトするとそのハウスは良くなります(アスペクトバック)。
2) ハウスの支配星とコンジャンクションするかアスペクトすること。
3) ハウスの表示体とコンジャンクションするかアスペクトすること。
法則2:生来的吉星はコンジャンクションまたはアスペクトする惑星に良い影響を与え、凶意を緩和します。
法則3:生来的凶星は影響を与えるハウスの凶意を強め、良い意味を弱めます。影響を与えるとは、
1) ハウスに在住またはアスペクトすること(ただし、自室に在住するとき、良い意味を与えます。しかし、生来的吉星が在住するよりは良い影響は弱い)
2) ハウスの支配星とコンジャンクションするかアスペクトすること。
3) ハウスの表示体とコンジャンクションするかアスペクトすること。
法則4:生来的凶星はコンジャンクションまたはアスペクトする惑星の凶意を強め、良い意味を弱めます。
法則5:ハウスの生来的表示体はその自分のハウスにアスペクトするとき、そのハウスに良い影響を与える。しかし、在住するときは表示体自身の人物とその関係性に有害な影響を与えます。
・火星が第3室に在住するとき、弟妹とその関係性に有害な影響を与えます。
・暗い月が第4室に在住するとき、母親とその関係性に有害な影響を与えます。
・木星が第5室に在住するとき、子供とその関係性に有害な影響を与えます。
・金星が第7室に在住するとき、配偶者とその関係性に有害な影響を与えます。
・太陽が第9室に在住するとき、父親とその関係性に有害な影響を与えます。
・木星が第11室に在住するとき、兄姉とその関係性に有害な影響を与えます。
これらの有害な影響は惑星が自分の星座に在住するときは起きない。
法則6:惑星が自分のハウスに在住すると惑星自身が強くなり、そのハウスに良い結果をもたらします。惑星が生来的吉星であるときは、アスペクトするハウスにも良い影響を与えます。惑星が生来的凶星のときは、アスペクトするハウスには良い影響を与えません(火星が牡羊座に在住する場合は例外となります。なぜなら、アスペクトされるさそり座は自分の星座だからです)。やぎ座に在住する土星はアスペクトすることで有害な影響を与えます。しかし、減衰や敵対星座に在住する土星のアスペクトよりは良い。
法則7:惑星がケンドラに在住するとき、良くも悪くも惑星は強い影響力を持ちます。トリコーナに惑星が在住するとき、惑星は強められ吉星化します。ドゥシュタナに惑星が在住するとき、惑星が悪影響を受けます。ただし、惑星が自室に在住するときその傷つきは小さい。惑星が第3室に在住するとき、傷つくがドゥシュタナハウスに在住するより傷つきが小さい。惑星がウパチャヤに在住するとき、時がたつに連れて改善し良くなっていきます。第3室と第6室に在住する惑星は最初は苦難をを与えますが、努力によって次第に改善されていきます。第10室と第11室に在住する惑星は最初から良く、やがて一層良くなります。
法則8:トリコーナの支配星が在住するハウスやアスペクトするハウスは良い影響を受けます。特に生来的凶星の影響を受けず、生来的吉星の影響を受けているとき、はっきりと表れます。ただし、同時にドゥシュタナハウスを支配するときはドゥシュタナハウスの困難な影響が伴います。
法則9:同時にトリコーナやケンドラを支配せず、自室に在住していないドゥシュタナハウスの支配星が在住するハウスやアスペクトされるハウスは悪影響を受けます。特にドゥシュタナハウスの支配星が生来的凶星の影響を受け、生来的吉星の影響を受けていないとき、はっきりと表れます。例えば、第8室支配星が生来的凶星でトリコーナもケンドラも支配せず、ラグナに在住し、それが自室ではなく、凶星とコンジャンクションし、凶星のアスペクトを受け、どんな吉星のアスペクトも受けていないとき、第1室が強く傷つきます。
法則10:ケンドラ、トリコーナ、中立ハウスの支配星がケンドラやトリコーナに在住するとき、自身のハウスの良い意味が強まり、凶意が鎮められます。第9室支配星が第5室に在住するとき、成功し、苦労のない旅、望ましくない出来事が鎮められると予言することができます。ケンドラやトリコーナの支配星が中立ハウスに在住するとき、平均以上の良い結果が出ます。ケンドラやトリコーナ、中立ハウスの支配星がドゥシュタナに在住するとき、支配するハウスの意味に障害が発生します。第3室在住の時は少し障害が発生します。
法則11:ドゥシュタナの支配星がトリコーナ、ケンドラ、中立ハウス(この順序で下がる)に在住するとドゥシュタナハウスの良い影響が強められます。しかし、凶意は鎮められません。すべての他の条件が等しく、第12室の支配星がラグナに在住すると、たくさんのベッドの楽しみを味わうことができます。しかし、厄介な問題は起きます。ドゥシュタナの支配星がドゥシュタナハウスに在住すると、障害や困難は鎮められます。ドゥシュタナの支配星が良いハウスに在住するとそのハウスに悪影響を与えます。そして、ドゥシュタナの支配星が悪いハウスに在住するとき、障害や困難が起きます。自分自身の星座に在住しない限り、ドゥシュタナハウスの支配星が在住することは困難があります。自分自身の星座に在住したとしても何らかの問題は起こることに気をつけることが必要です。
法則12:高揚の惑星は以上の法則に関して強める方向に働きます。魚座ラグナの金星は第1室で高揚します。このケースでは身体的なことがとても傷つきます(法則9)。減衰惑星はすべての吉兆の要素を鎮めます。そして、すべての望ましくない意味を強めます。
法則13:生来的吉星が友好星座に在住するとき、良い結果をもたらします。生来的凶星が敵対星座に在住するとき、友好星座に在住するほど良い結果はもたらしません。
法則14:相互に友好関係のとき、良いヨーガを形成すると協力して良い結果を高め、有害な結果を鎮めます。反対に相互に敵対関係のときは、良いヨーガも良い結果を出すことを渋ります。
法則15:あるハウスから両隣のハウス、第12室目と第2室に生来的吉星が入っているとき、そのハウスは強められます。反対に生来的凶星が入っているときは弱められます。
法則16:あるハウスの支配星がアスペクトしたり、在住したりするとその2つのハウスの意味が混ざります。例えば、第7室の支配星が第2室に在住するとき、配偶者かビジネスパートナーを通して収入を得ます。第11室の支配星が第12室に在住すると兄姉を失うか別離する、又は兄姉が外国に住むと読むことができます。
法則17:惑星が相互にアスペクトすると惑星の意味が混ざります。支配するハウスの意味も混ざり合います。
法則18:惑星はハウスに影響を与えるのと同じように星座にも影響を与えます。例えば、ある星座の両隣に生来的吉星が在住する、又は生来的吉星が在住するかアスペクトされると強められます。ただし、生来的吉星が減衰するときは惑星がその星座に悪影響を与えることを考慮する必要があります。
6/26 ダライ・ラマ来日講演の日は占星術的にも注目すべき日かも・・・・。
来たる 2010年6月26日 ダライ・ラマの来日講演が横浜で行われる。
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2010japan/yokohama.html
この日は実は満月。満月は占星術的にも結構重要な日。満月の日は感情が優位になり、負のカルマを持っている人はその影響が出る。科学的な調査でもこの日は犯罪率が高いという。一方で感情を解放し、盛り上がってお祭りをするめでたい日でもある。そして、瞑想を深めるたり、断食をしたりしても効果の高い日だ。
そんな満月の日というだけではなく、この日見事に冥王星も一直線上に並ぶ。
2010年6月26日午後8:00@東京
・太陽:双子座 10:44
・月:射手座 10:29
・冥王星:射手座 10:05
冥王星は精神の最も深い無意識の部分と関わりがある。マンデーン(政治)占星術はまだまだ研究途上であり、私にはよくわからない部分も多いが何か劇的な変化が起こる、そのきっかけになるような何かを予感させられてしまう。
良くも悪くも満月の力が極限まで高められるのかなと思う。この日は断食をして、深い無意識の自分と向き合おうと思う。
もっとオーブを広くとると水星も一直線上に並び、カルマのラーフ-ケートゥ軸にも重なり、木星、天王星、土星がスクエアーをとり、グランドクロスが形成され、タダならぬ変化のときであることを感じさせる。
この日が良い日でありますように☆
星が運命に与える力
最近、以前鑑定した人から占星術の研究の参考にということで、とある日の心境の劇的な変化を報告してくれた。
そのときの日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1507718180&owner_id=23449597
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1509505100&owner_id=23449597
(ミクシー見られない人ごめんなさいm(_ _)m)
※この日記には翌日に通過したと書いてあるが実際は後で時差をしっかり考慮したところその日を通過していた。
それで調べたところ、出生の太陽に対して、幸運の木星がその日に通過。1日の狂いもない。木星は約12年で一周するので12年に一回しかないたった一日。まさに星の影響を受けて、タイマーがセットされていたかのようだ。星の影響は想像以上に正確なのだなと最近実感してきた。
今までも自分の経験の中でそうゆうことがあった。なんか何か劇的な変化を感じたときに星の正確なトランジットを確認すると物凄い正確さ、1日の狂いもなく作用していることがわかった。
・出生の太陽に対して火星が90度(スクエアー)になった日に高熱を出して寝込んだ。
・出生の太陽に対して金星が0度(コンジャンクション)になった日に人生の生き方に関する大きな気付きを得た。
・出生の金星に対して、土星が90度になった付近で極度の疲労感を感じて、大変だった。
・木星が魚座に入った日から毎日の朝夕のヴィパッサナー瞑想を始めた。
最初のうちは正確過ぎて、でもたまたま偶然の一致かなと思っていた。がしかし、これだけ実際の体験が揃ってくるととても偶然の一致とは考え難くなってくる。どれもすべて何かおかしいなと思ったときの事後検証だから、思い込みによって起こしたことではないことは確かだ。
やっぱり星の影響力、運命の力は本当に絶大なんだなと思う。その知識を如何に活かして、星の影響、運命の力を拒絶せずに受け入れ、流していくか、それが人生を幸せに生きていいく道なんだなと思う。
人生を幸せに生きるためのその具体的なテクニック、それが瞑想なんだなと思う。
今まで「瞑想=修行」なんて思ってたし、多くの人がそう思ってるだろうけど、なんか全然そんなんじゃないんだなと最近は思うようになった。本当に心から満たされたい、幸せになりたいと思ったら、それを毎日やっていくのが自然なんだなと思う。毎日それをしていくことで少しづつ人生が楽になっていく、心が満たされていく。苦しみから解放されていく。瞑想はしたほうが楽だからするものなんだ。
瞑想は無意識を意識化するテクニック
ここ最近、ヴィパサナ瞑想を毎日するようにしている。そうするとやっぱり、いろいろ気付くことがある。瞑想は自分を見つめることだが、無意識の世界を意識化していくことでもあるんだなということが何となくわかってきた。
普段、何気なく使っている言葉、無意識に使っている言葉。無意識に抱いてしまっている感情。そういったものに少しづつ気付けている客観的な視点をもった自分がいることに気づいた。
今までなら言葉にしてから、悪いこといってしまったとか、それどころか悪いことを言ってしまったことにすら気づかないことがあった。それが言ってしまう前に気付けるようになってくるのを感じる。今までの自分に反省・・・・(笑)。
瞑想は無意識を意識化していくプロセスなのだ。
瞑想という未熟な自分を成長させ、人生をより良く生きるテクニックに出会えた自分はラッキーだなとつくづく思う今日この頃。
心の中の凄まじい戦い
その昔、チェロキー族の長老は部族の子どもたちにこう教えたそうだ。
「私の心の中では戦いが続いている。2匹の狼同士のすさまじい戦いだ。1匹の狼は不安・怒り・罪・強欲・愚かさの化身。もう1匹は信頼・平和・真実・愛・理性の化身だ。これと同じ戦いが、お前たちの、そしてあらゆる人の心の中で続いている」
この言葉に、子どもたちはしばし考え込んだ。やがて一人の子が長老にたずねた。
「どっちの狼が勝つの?」
長老は答えた。
「お前がエサをやって育てた方だよ」
有名人検証:お釈迦さま②ダシャー分析による出生日時の検証
さて、今回はお釈迦さまのダシャーを検証してみたいと思います。まずはじめに注意点として、これはお釈迦さまが紀元前622年4月15日午前9:30生まれだという「仮説」の元に行います。お釈迦さまの人生で起きた出来事で年齢が明らかになっているものには、結婚、出家、悟り、入滅があります。今回はその4つを中心に検証してみます。
※生涯のヴィムショタリ・ダシャーは最後に載せてあります。
●結婚:15歳:土星/金星
結婚を表すハウスは第7室です。このときのヴィムショタリ・ダシャー(VD)はマハー・ダシャー(MD)の土星が第7室を支配し、アスペクトバックを第7室に返しています。アンタル・ダシャー(AD)の金星は結婚の表示体であり、結婚の時期を表します。月ラグナで見たとき、土星も金星も第7室に在住しています。結婚するのにふさわしいダシャーであることが明白に読み取ることができます。
●出家:28歳
このときのダシャーは土星/木星期です。木星は第6室と第9室を支配します。第6室は結婚の第7室から12室目で、結婚の損失、つまり離婚のハウスになります。第9室は第10室から12室目にあたり、社会からの引退、仕事からの退職を意味します。このことは王子としての社会的立場を離れ、結婚生活を捨てて、第9室の精神性を追求する道に進む時期であることを示しています。木星自体も精神的な道に進むことを意味しています。
この第9室はアセンダントからだけでなく、太陽ラグナ、MDラグナからも第9室を支配しています。精神性追求の強い思いが伺えます。この2つの太陽、MDラグナでは第12室も支配しています。第12室は出家のハウスであり、隠遁のハウスでもあります。以上のことから隠遁、出家、離婚が見事に説明されます。
MD最後のアンタルダシャー(AD)は次のダシャーに向けての転換期であり、次のダシャーを予兆する出来事が起こります。出家はお釈迦さまにとってまさに人生の転換期でした。
土星は忍耐の惑星です。MDの土星期はお釈迦さまにとって忍耐のダシャーでした。それは第7室の支配星であり、月から第7室に在住し、結婚生活への忍耐でもあったのでしょう。土星は第7室と同時に第8室も支配し、お釈迦さまにとって結婚生活はあまり幸せなものではなかったのかもしれません。だから、土星期の最後に出家という道に選んだのでしょう。
●MD水星期
水星期は自分の自由に好きなことができるダシャーです。そして移動の多いダシャーです。この水星は第12室を支配し、悟りの道へと進むダシャーでした。同時に第3室の支配は旅を意味します。そして、第12室支配星は願望成就の第11室に在住し、お釈迦さまにとって第12室のテーマ「悟りへの道」を追求することができるダシャーでもあります。そして、最も注目すべきはMDの水星から第12室に惑星集中をしているということです。しかも、火の星座で。水星期は強い情熱をもって悟りのへの修行の道に明け暮れたことを伺わせます。
●成道(悟り):34歳
このときのダシャーはおそらく、水星/太陽期だったと思われます。太陽はMDラグナの水星から第4室を支配し、第12室に在住しています。モクシャハウスの支配星がモクシャハウスに在住することは辛い時期ではあるがモクシャのテーマに関しては良いことを意味します。しかも太陽は高揚の星座に位置し、方角の強さを獲得しとてもパワフルです。
お釈迦さまの悟った夜は満月だったといいます。出生の太陽も強烈な満月の吉星化した月のエネルギーを受けています。太陽は魂の表示体であり、ジャイミニ・カラカでもアートマ・カラカです。アートマ・カラカのダシャーは人生の転機を意味します。まさにお釈迦さまにとって悟りを得るという人生の一大転機だったのです。
●教団の拡大
悟りのあと2~4年のうちに、千人以上が弟子となり、一気に巨大な教団となったということが記録に残っています。それはAD月期とAD火星期にあたります。月は満月であり、アシュラムを意味する第4室に在住しています。強い月は人気を表します。そして、その次の火星はラージャ・ヨーガ・カラカであり、しかも第10室で方角の強さを獲得し、強烈なリーダーシップと社会的成功の配置を表わしています。この時期の教団の急激な拡大をうまく説明できるダシャーが来ています。
●入滅:80歳
80歳のときのダシャーは月/ラーフ期です。月は太陽、土星、火星、ラーフと全凶星のアスペクトを受け、とても傷ついています。月の傷つきは健康問題にも影響を与えます。お釈迦さまにとって月期は健康を損ない易いダシャーです。そこにADのラーフはアンコンディショナルキラーです。寿命が尽きるときのラーフ期は死を意味します。これもまたうまく説明することができるダシャーに入滅されています。
☆
以上のように、出生の可能性として、13~15日がありましたが、15日に生まれたとすると極めて人生の出来事との整合性が高いことがわかります。おそらくお釈迦さまは15日に生まれたのではないかと思われます。さてさて、真実は永遠にわかることはありませんがなかなか興味深い検証でした。
************************************************************************
生涯のヴィムショタリ・ダシャー
Ju-Me 02-03–624
Ju-Ke 05-11–622
Ju-Ve 04-17–621
Ju-Su 12-16–619
Ju-Mo 10-04–618
Ju-Ma 02-03–616
Ju-Ra 01-09–615
Sa-Sa 06-05–613
Sa-Me 06-08–610
Sa-Ke 02-15–607
Sa-Ve 03-27–606 15歳 結婚
Sa-Su 05-26–603
Sa-Mo 05-08–602
Sa-Ma 12-07–601
Sa-Ra 01-15–599
Sa-Ju 11-22–597
Me-Me 06-04–594 28歳 出家
Me-Ke 10-31–592
Me-Ve 10-28–591
Me-Su 08-28–588 34歳 成道
Me-Mo 07-05–587
Me-Ma 12-04–586
Me-Ra 12-01–585
Me-Ju 06-20–582
Me-Sa 09-24–580
Ke-Ke 06-05–577
Ke-Ve 11-01–577
Ke-Su 12-31–576
Ke-Mo 05-08–575
Ke-Ma 12-07–575
Ke-Ra 05-05–574
Ke-Ju 05-23–573
Ke-Sa 04-28–572
Ke-Me 06-07–571
Ve-Ve 06-04–570
Ve-Su 10-04–567
Ve-Mo 10-04–566
Ve-Ma 06-04–564
Ve-Ra 08-04–563
Ve-Ju 08-04–560
Ve-Sa 04-05–557
Ve-Me 06-04–554
Ve-Ke 04-04–551
Su-Su 06-04–550
Su-Mo 09-22–550
Su-Ma 03-23–549
Su-Ra 07-29–549
Su-Ju 06-22–548
Su-Sa 04-10–547
Mo-Ra 11-03–543 80歳 入滅
有名人検証:お釈迦さま① お釈迦さまはどんな人だったの?
本日は人類史上最高の聖者の一人お釈迦さまの検証です。さてさて、お釈迦さまはいったどんな人だったのでしょうか。
1.お釈迦さまはどんな人だったの?
●おひつじ座への惑星集中
まず、ぱっと見て目につくのはおひつ座に対する惑星集中。おひつじ座は火の星座でとても活動的で、情熱的な星座です。生涯に渡って、放浪の旅をしたお釈迦さまの特徴をよく表しています。4つ以上の惑星が集中することでサンニヤーシ・ヨーガ(出家者のヨーガ)を形成しています。
●かに座のアセンダント
アセンダントがかに座にあり、その支配星の月も満月で方角の強さを得て強力なことから月の性質の強さが伺えます。とても情緒豊かで慈愛に満ちた人だったことが想像されます。
●活動星座への集中
インド占星術で扱う惑星と感受点の10個のうち7つまでが活動星座に集中しています。活動星座に集中すると活動的でじっとしていられない、常に動き続ける性質を与えます。生涯に渡って放浪の旅をしたことをよく表しています。
●満月の月
ほぼ、完全な満月です。吉星化しており、しかも第4室に在住し、方角の強さも獲得し、これ以上ないくらいにパワフルな月です。強い月は人気を表します。しかもてんびん座の月で、とても親しみやすい華やかな性質ももたらしています。
しかし、同時にこの月は火星、土星、ラーフ、太陽と全凶星のアスペクトを受けとても傷つき、しかも、ケーマドルマ・ヨーガの月です。心はとても強いですが同時にとても傷つき孤独な心、厭離の傾向を表しています。傷ついた月、孤独な月も出家者の傾向を表しています。
更にこの月はガージャケーサリィ・ヨーガも構成しています。永続する名声・学識・記憶力・政治や宗教組織の長を意味し、まさにその人です。また、このヨーガは月が満月、木星は最強のケーンドラの第10室に位置し、とてもエネルギー的にパワフルです。支配ハウスも月は第1室を支配し、木星は第9室(高度な学問、宗教、精神性、グル)を支配し、ラージャ・ヨーガを形成しています。エネルギー、質ともに極めて高いクオリティでガージャケーサリィ・ヨーガが成立しています。
更にこの月は火星と相互アスペクトし、チャンドラ・マンガラ・ヨーガに似たものを形成しています。これは収益と財産の蓄積を表すヨーガです。無鉄砲な勇気も表します。激しい苦行をしたのもこの性質があるからでしょう。
●ルチャカ・ヨーガ
火星が定座に位置し、第10室で方角の強さも獲得し、大変強力なルチャカ・ヨーガを形成しています。ルチャカ・ヨーガは火星の性質が非常に強く現れるヨーガです。お釈迦さまは意外にもこの性質が最も強いのかもしれません。この火星はその人の性格・性質に関係する第1室、第1室支配星の月、第5室、月、太陽、第10室とすべてに影響を与えており、とても勇敢な戦士の性質をもった人だったのでしょう。
ルチャカ・ヨーガの意味を上げると、大胆、勇敢、王者の風格、厳しい身体訓練、冒険的な活動、リーダーシップというものがあります。
●スーリヤ・グル・ヨーガ
木星と太陽がコンジャンクションし、しかも太陽は高揚の星座に位置し、木星は第9室を支配して、これもまた高いクオリティのヨーガを形成しています。その意味は高貴さ、堂々とした威厳、権威、グル、宗教的な目的の遂行に従事する、支配者からの栄誉、支持者や財に恵まれる、広く高名をはせる、他の人に善いことをする、まさにお釈迦さまをそのまま現わしたヨーガです。
●クシャトリヤ・ヨーガ
火星と土星がコンジャンクションし、これは古典にはありませんが、王族・武人のヨーガです。実際、お釈迦さまは王族の生まれでクシャトリヤ階級でした。
●お釈迦さまの天命
社会的使命・天命を表す第10室が強力だというのはお釈迦さまの生まれてきた役割をよく表しています。そこにスピーチや言葉を意味する第2室の支配星と精神性を意味する第9室の支配星が在住し、言葉を通して精神的な教えを広めたことをよく表しています。しかもそれが火の星座であることがとても印象的です。猛烈な情熱をもって、人々の救うために活動をしたのでしょう。
☆
さすが2500年にも渡って名声を轟かせているだけあって、初級レベルでわかるヨーガが多数、最高レベルのクオリティで構成され、それがしかも最強のケーンドラで構成され、高め合っているという凄まじく強力な配置でした。やはり、歴史に名を残す人のホロスコープは芸術的とも言える配置ですね。
次回はダシャーも含めて、出生日時の検証もしたいと思います。
お釈迦さまの誕生日は4月15日?
ジョーティッシュ占星学の本に出ていたお釈迦さまのホロスコープを元にインド占星術ソフト“パラーシャラの光”で紀元前5世紀頃の星の配置を探していきました。そしたらなんとそれと一致する星の配置の日が出てきたのです。それは紀元前622年4月13日~15日の期間でした。
お釈迦さまの出生年には諸説あり、未だに確定的なことはわかっていません。日本語のWikipediaには前463年または前560年とあり、だいぶ私の推測からはかけ離れています。しかし、英語のWikipediaでは前563年または前623とあったのです。諸説の一つとわずか一年違い、まあ2600年も昔の話1年など十分誤差範囲と考えられます。
星の運行は単純ではないので簡単に確立計算をすることはできませんが単純計算でいくと同じ配置になるのは約5万年に1日。このことからも、偶然の一致として片付けるには確率的に低すぎます。
月は約二日半で一星座移動するので、これだけでは日付を特定することはできません。ここがインド占星術師の腕の見せ所、ダシャーの検証で逆算を試みてみることにしました。その他の情報として、お釈迦さまは満月の生まれ、プシャヤのナクシャトラの生まれという言い伝えがあります。
そんなことから総合的にダシャーの検証をしていった結果、私の検証ではグレゴリオ暦では4月15日の午前9時30分くらいではなかろうかという結論に至りました。そうすると結婚、出家、悟り、入滅の時のダシャーまでが見事に説明できてしまうのです。
ただ、これはただの憶測に過ぎませんがとても興味深い検証です。お釈迦様がどんな人であったかを知る面白いひとつの手がかりになるでしょう。
明日のブログではお釈迦さまのチャートを実際に検証してみたいと思います。
ミュータント・メッセージ①「宇宙のあらゆるものには目的がある・・・」
宇宙のあらゆるものには目的がある。
突然変異や偶然はあり得ない。
ただ人間が理解できないことがあるだけだ。
☆
この言葉はミュータント・メッセージという本の中に出てくる
アボリジニの言葉だ。
年を重ねて、いろいろなことを学ぶたびに思う。
ほんとに自然は完璧、宇宙は完璧なんだなということ。
人間の目からは自然界には無駄に思えることやものがたくさんある。
でも、実はそのすべてが全く無駄でも非効率的でもない。
完璧なんだということ。
ただ、人間は無知故に理解できないだけなんだ。
人間はもっと謙虚になって、自然を理解して、
調和して生きていくことが私たちの世代のテーマなんだなと思う。
この本には自然と調和し、宇宙と一体になって生きてきた
アボリジニの深遠な叡智を感じさせる言葉がたくさん書かれています。
いろいろな気付きを与えてくれる一冊です。
アボリジニに対する見方が百八十度転換させられます。
ぜひ、読んでみてください。
![]() |
ミュータント・メッセージ (角川文庫) (1999/04) マルロ モーガン |