僕の家は千葉のいすみ市。
福島原発からおよそ200kmのところにある。
この2日間、原発と放射能の恐怖に翻弄された。
周りの人たちは避難のため、この土地を離れていく。
友人たちに避難しなくて大丈夫かと心配される。
この離れる人達は環境問題に対する意識の高い人たちが多い。
だから、普通の人たちよりも放射能が恐ろしさをよく知っている。
恐怖に駆られて避難するのも当然だ。
僕も昔、かなり詳しく調べた。
知識がなければ、もっと気楽に考えられたかもしれないと思う。
しかし、一方で危険を省みず、現地に向かう人達がいる。
現地で決死の消火活動をしてくれている人たちがいる。
大切な情報を伝えてくれているメデイアの人たちがいる。
平然といつもと変わらず仕事をしている人たちがいる。
いろいろな考え方、温度差がある。
自分も恐怖に駆られ離れようかと本気で考えた。
でも、両親や兄弟は関東にいるし、仕事もある。
そんな中、悶々とした状態になった。
しかし、原発のことを更に調べる中で
とりあえず現時点では
避難する必要はないという結論に至った。
僕の住んでいる場所は原発から200km以上離れている。
チェルノブイリ事故の時ですら、移住となったのは30km以内の人だった。
もちろんそれ以上の距離でも放射能汚染はあるし、危険だ。
風向きなどにもよるが300km圏内は発がんのリスクが高いという。
ただ、即座に病気になるというレベルではない。
長期的に放射能を浴び続けることでそのリスクが高まるということだ。
それが恐ろしければ、その時離れても遅くはないだろう。
そのリスクも食事療法でかなり軽減できるということもわかってきた。
http://jyoti.blog108.fc2.com/blog-entry-150.html
それより、今自分が離れることの方が
日本をより深刻な事態に陥らせることに繋がるかもしれないと思った。
もし、首都圏からすべての人間が離れたらどうゆうことになるだろうか。
こんな悲劇的な地震と事故が起きているのに日本が維持されているのは
こんな状況下でもただ淡々と普通に働いている人たちがいるからだ。
もし、すべての首都圏の人が避難を始めたら日本は大混乱になるだろう。
経済を急速に縮小させると、不払い、連鎖倒産、大失業、財政破綻など
が連鎖的に起こる可能性が高まる。
だから、ただ普通に今まで通り仕事を精一杯することも大切なことなのだ。
まだまだ予断を許さない状況だが気持ちは本当に楽になった。
この選択が本当に正しいのかわからないが
今まで通り仕事をして、今自分のできることをしようと思う。
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私は宮城県に住んでいます。ブログを拝読し、私も頑張ろうと思いました。まだまだ余震が続きますが、怪我に気をつけて乗り越えましょう!勇気を有難うございます!
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コメントどうもありがとうございます。被災地域の方に少しでも勇気をもってもらえて嬉しく思います。私もできることをします。日本をよくするために頑張っていきましょう!