食べ物で病気になるということは
たいていの人が理解できると思う。
ただ、何を食べたら、どんな病気になるか
理解している人は少ない。
だから、多くの人は病気になる。
食べ物で性格が変わるということを
理解している人はほとんどいないだろう。
食べ物を変えることによって
性格はネガティブにもポジティブにも
攻撃的にも怒りやすくも、
優しくも温厚にもなる。
人には持って生まれた遺伝的性格や
育った環境、今いる環境によっても
勿論、性格は影響を受ける。
しかし、食べ物によって、性格が変わるのもまた
私の経験から確かなように感じられる。
厳格に玄米菜食をしているときは
心は穏やかでエネルギッシュで
ポジティブで幸福感に満ちている
身体も軽く、とても元気になる。
砂糖やケミカルなものや肉をとると
考えがネガティブになり、
鬱っぽくなったり、怒りっぽくなったり
身体も重くなり、風邪をひきやすくなる。
性格も身体の健康も変わるのも考えてみれば当然の話だと思う。
私たちの身体は100%食べ物でできているのだから
生まれる前は母親の食べたもの
生まれてからは自分の食べ物でできている。
自分がどんな病気になって、どんな性格になるかは
大人になってからは
かなりの部分は自分の責任になるのだろうと思う。
遺伝的に病気になるという人がいるが
その多くは食べ物によるものだろうと思う。
自分のアトピーは食べ物によって完全に直ったし、
不治の病と思われるガンさえも治る人もいるのだから。
そして、食べ物によって『運命』までも変わると言ったら
あなたは信じるだろうか?
私もごく最近まではそれは信じていなかった。
しかし、自分で本格的に食事を変えてからもう7年になる
やっと、それが実は本当なのではないかということがわかった。
確かにアトピーを治すためにマクロビオティックを始めた年から
明らかに運命は好転していたと今ではわかる。
人の身体も心も運命も食べ物しだい
その集合であるこの人間の世界の平和も食べ物しだい
世界の平和のために食べ物を変えることは如何に大切かが
最近、理解できるようになった。
マクロビオティックという思想に出会えたことに今は感謝です。