月別アーカイブ: 2010年3月

第8室と恋愛

第8室は不倫、浮気、不道徳、苦悩、トラブルのハウスである。第8室の絡むダシャーは不道徳な恋愛(不倫)に陥りやすい時期だと思っていたが、最近色々な人を見る中でわかってきたことがある。この時期に出会う人は相互に強烈に引き合い前世からのつながりを感じさせるソウルメイトのような感覚を抱くようだ。
実際にソウルメイトかどうかは検証は極めて困難なのでわからないが、少なくとも本人たちはそのような感覚を受けるようだし、そうでなければ説明のつかないような感覚に陥ったり、経験をする。
しかし、この出会いは第8室が絡んでいるので苦悩やトラブルが伴なう。必ずしも不倫とは限らないようだ。不倫に陥いってしまうのは、悪いとわかっていてもそれを抑えきれないほどに強烈にひかれあってしまうのだろう。
この出会いはソウルメイトのような感覚に陥るのに必ずしも調和的ではない。それはおそらく前世から引き継いだ問題をクリアするために与えられた出会いなのではないかと思う。
今後、もっとこのような検証例を集めてみて、ソウルメイトの占星術的な研究を試みてみたいと思う。

インド占星術において深いスピリチュアルな意味では悪い時期というものは存在しない

普通にインド占星術でみるとき、この時期は良い時期か悪い時期かというふうに判断しがちになる。悪い時期、良い時期というのは現世的な視点で見たときにはそうゆう分け方もできる。
しかし、深いスピリチュアルな意味で本質的にはそうゆうものの見方はなくなる。現世的な意味で悪い時期というのはスピリチュアルな意味では精神の成長の時期になるのだ。
人は苦しいこと辛い出来事があるときにこそ、その苦しみゆえに人生の意味を深く考えたり、信仰心を抱いたり、強めたり、自分の過ちに気付いて成長していくことができる。スピリチュアルな体験を積むことになる。
そして、その苦しみが強く激しいほど、それを乗り越えたとき、人は大きな成長をすることができる。楽しい時期にはそんなことを考えるよしもない。そういった意味では現世的によい時期というのはスピリチュアルな意味では休息の時期になる。
長い輪廻転生の中で考えれば、そういった楽しい経験も魂の成長に必要な経験だ。魂は最後に悟りに至り、この世界を離れるまでに、この世界で良いことも悪いことも、辛いことも楽しいこともあらゆる経験をする。
そして、あらゆる経験をし尽くして、もうこの世界に未練はない、執着はなというところに至って、人の魂はこの世界を卒業し、光の世界に旅立っていくのだと思う。だから、スピリチュアルな本質的な意味では時期の良い悪いはないのだ。
そして、そういった認識でどんな時期にも意味があると考えられるようになったとき、辛い時期も意味のある時期として過ごすことができる。すべての経験は必要があって与えられている経験なのだ。辛い時期こそ深い意味があり、真実に近づいていく、幸せになる道なのかもしれない。

ヴィムショタリ・ダシャーで読む結婚の時期

ヴィムショタリ・ダシャーで結婚の時期を読む時、結婚と言えばまず第一に第7室が思い浮かぶ。しかし、実際には第7室のに関わるダシャーだけが結婚が至るわけではない。ヴィムショタリ・ダシャーで結婚の時期を読む時、その人がどんな結婚に対する価値観を持っているかによって必ずしも第7室のダシャーで結婚するとは限らない。特に女性の場合は第4室や第10室のダシャーに結婚することもある。
それぞれのハウスによる結婚への意識の違いを見てみる。
第4室・・・パートナーを得ることではなく、家庭に入りたい、生活の安定を得たいという価値観による結婚。
第5室・・・結婚式のような派手なイベントは女性にとって自己実現の時である。それゆえに結婚式は第5室のダシャーが関わることが多い。
第6室・・・入籍。法的な契約としての結婚。
第7室・・・対等なパートナーとしての結婚。
第10室・・・結婚により社会的ステータスの向上に重きを置いた結婚。玉の輿結婚。
基本的には第7室の時期に結婚する人が多いがそれ以外にも以上のハウスの関わる時期に結婚する人もいる。どの時期が結婚に適した時期かを判断するにはその人の価値観も知る必要があるのだ。
また、逆に結婚した時期のダシャーを見ることによって、どんな意識や価値観で結婚に至ったかを読み取ることができる。例えば、第4室と第7室が両方絡んだ時期に結婚したら、その人はパートナーを得ることと家庭に入り安定することの二つの目的で結婚したことが推測される。

私のインド占星術しとしてのテーマ

私はインド占星術師。
運命を探求し、この世界の真実を探し求める者。
運命の探求者。
この不可思議なる世界の真実が知りたい。
私たちの住むこの世界。
神秘の宇宙。
あたり前のこの世界。
しかし、とても不思議な世界。
私たちは何のために生まれ、何をしに、
この世界にやってきたのか。
この世界はいったいぜんたいなんなのか。
隠れた大いなる意思がある。
誰が設計し、何のために創ったのか。
考えれば考えるほど不思議である。
わけがわからない。
私はその真実、この世界の真実が知りたい。
私たちの魂はどこにいくのか、それが知りたい。
それが今の私のテーマだ。

ヴィムショタリ・ダシャーにおけるケートゥ期という時期

ケートゥには精神的、スピリチュアル、悟り、内省、禁欲、修行などの意味がある。そのことからケートゥ期は基本的には内面に入って引きこもっていくという時期になる。スピリチュアルな意識がなければ、ただの引きこもり、テレビゲームに明け暮れるということにもなる。社会的に生きていくには難しい時期であり、辛い時期だ。現世的な視点で占星術を見た時にはとても悪い時期と言ってもいいだろう。
考え方を変えて、スピリチュアルな意識、精神的に成長しようという意識を持っている人にとっては、またとない大チャンス!?かもしれない。内面に入り、瞑想を深めたり、哲学的なこと精神的なことを学ぶにはとてもよい時期であり、とても深い気付きや体験が得られるだろう。特にうお座やさそり座在住、第8室や第12室在住のとき、そうゆう傾向が出てくる。
しかし、そうでない場合がときにある。ケートゥは在住星座やコンジャンクションの影響を受けやすい惑星だ。金星とコンジャンクション、相互アスペクト、金星の星座(おうし座、てんびん座)に在住するときなど、強く金星の影響を受けるとき、内面に引きこもるということにはならない。むしろ、金星の影響によって、楽しい時期、恋愛や結婚になりうる時期になるという全く反対のことになる。
そこが、他の影響を受けやすいケートゥの難しいところだ。だから、ケートゥを読むときには在住星座、同室する惑星、アスペクトの影響を深く考える必要があるのだ。

インド占星術を学ぶ中での意識の変化と自ら学ぶことの意味

インド占星術は何のために学ぶのか。その意味・・・。それは一言で言うなら、精神的な成長のためだ。インドで出会ったインド占星術を知るきっかけを与えてくれた人。その人は悟りを目指した日本人の修行者だった。その人はインド占星術を修行のために勉強しているといっていた。
最初はそんなことは意味がわからなかった。ただの好奇心から勉強をはじめた。しかし、あまりにも複雑で覚えることも多くて、意味不明だった。占いに対して懐疑的でもあったので、こんなもの一生懸命覚えて何の役にも立たなかったら、と思ったりしていた。
ある時、そこには自分のことが書いてあるということに気付き、もの凄い衝撃と感動を受けたことを覚えている。そして、インド占星術は「占い」というが、今まで考えていたものとは全く別のものだということを知った。それは正に「科学」と呼ぶに相応しいものだと思った。
それからは宇宙の神秘に魅了されるかのように勉強を続けた。そして、時に勉強を止めようかと思ったこともある。そんな未来のことを正確に予測できてどうなるというんだという思いが湧き、時に恐ろしくなったからだ。
人にやってもらうのと自分で勉強して深めていくのとではわけが違う。占星術の理解を深めていくことは、いかに占星術が正確かということを検証して、当たるも八卦外れるも八卦の占いではないということを証明していくことになるからだ。しかも、自分で勉強する場合は、よいことも悪いことも鑑定者というフィルターなしに知っていくことになる。
特に悪いことに関しては、時に余りにも正確で驚きと同時に、精神的に打ちのめされそうになったこともある。自分にはこんな宿命があるんだと・・・。そして、自分だけでなく、身近な人たちの運命を知ることにもなる。知りたくもないこと、知らないほうが良かったと思えるようなことも知る。
何度か占星術を勉強するを止めようかと思ったこともある。しかし、そういって、何度か打ちのめされるうちに慣れてきて、運命を素直に受け入れられるようになっていった。そして、ある時はっと気付かされた。
「すべてはこのままでいいんだ・・・」ということ。
この世界にはさまざまな問題や苦しみ、悲しみがある。同時に喜びや幸せ、希望がある。しかし、それはすべて宇宙の計画通りにただ進行しているだけなんだということ。
「あるがままに世界を見つめる」というのはそうゆうことなのかと理解できてくる。
インド占星術の理解を深めていくと、現在、過去、未来、前世、来世と飛躍的に時間的視野が広がる。世界を認識する目も自分の身の回りから地球規模までの視野でものごとを考えられるようになる。占星術はこの世界を知る、理解する手段を与えてくれる。
だんだんと自分の良くない出来事が起こるとわかっても、それを素直に受け止め、他人のことのように客観的に考えられるようになる。
そして、今はそれも越えて、いかに星の影響を回避できるかというというところに来た。それが容易でないことは占星術への理解が深まれば深まるほどよくわかるが、どうやらそれはある程度可能なようだということが見えてきた。
また、外面的な出来事を変えることはできなくても、自分の内面を変えていくことで不幸を不幸でなくすることもできるんだということもだんだんとわかってきた。
占星術を深めていくのは大変なことでもあり、ワクワクするとても楽しいことでもある。占星術は内面の世界、視野を広げ、精神的な成長、この世界の真理を知る手助け、幸福への道を教えてくれる。これからもっと占星術への理解を深めていったとき、果たしてどんな世界が広がっていくのか・・・、本当に楽しみだ。

ザ・シークレット

先日、ザ・シークレットのDVDを借りて、はじめて見た。今まで、知識と経験から何となく分かっていたことだったけど、この映像はかなり強いインパクトで引き込まれてしまった。今までなんとなく思っていたことに確信を持たせてくれる素晴らしいものだった。
ザ・シークレットとは何かというと、要は「引き寄せの法則」のこと。といっても説明になってないか・・・。簡単に言うと私たちの思いや思考が現実を作りだすということ。
不平不満、怒りや不安など否定的な思いをいつも抱いている人は悪いことが次から次へと現実化する。逆にいつも感謝して、喜び、調和的な思いを持っている人は、良いことが現実化するということ。自分の人生で起こる偶然と思われている良いことも悪いこともすべて自分の責任。自分で起こしているということ。
今苦しんでいる人には、それはなかなか受け入れずらいこと。受け入れたら全部自分の責任になってしまうから。人は誰かのせいにしたい。運命のせいにしたい。誰かや何かに責任転嫁してしまいたい。それが一時的は最も楽だから。
だけど、長い目で見れば、その一時的に楽になるための考えが実は生涯自分を苦しめることになる。そして、すべて自分の責任にしてしまう一見最も大変なことが、本質的に受け入れた時、最も楽になる。そして未来が開ける。
自分の人生を思い返してみればこの「引き寄せの法則」はよく分かる感じがする。20代前半くらいまで結構自己否定強かったから。その一方で信念も強かったから、強い前向きな信念を抱いていたことは、ほとんど現実化しているからね。よくわかる。
どんなことがあってもやっぱり幸せに生きたければ、前向きに、ポジティブに、楽天的に考えて、いつも色んなことに感謝の気持ちを抱いていく生きていくのがいいんだね。
そう思って確信したら、本当に楽になって解放された気がした。もう一切の否定的な思いは排除しようと決意。そしたら、見る世界が変わった。本当の本質的な開運法、運命を変える方法はこれなのかな。
いつも、愛と感謝の気持ちを持って生きよう!
まだ、見たことない人は是非見てみてください。

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ちなみにこの本もお勧め!脳科学からの視点でポジティブに生きる大切さを書いてある。

「脳にいいこと」だけをやりなさい! 「脳にいいこと」だけをやりなさい!
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