日別アーカイブ: 2011年9月8日

菅直人首相の辞任に見る引退の時期

先日、菅首相について書いきました。
さて、この辞任はインド占星術的に読み取れるのでしょうか。
もし、私の天秤座ラグナ説が正しいとするなら、つじつまがあいます。
引退、辞任などの仕事を辞めるのはインド占星術ではどのハウスが表すのでしょうか。それは次の3つのハウスです。
1)第7室・・・デビューと引退のハウスです。
2)第9室・・・第10室(仕事)から第12室(損失)。第9室は仕事を失うハウスです。
3)第12室・・・失うハウスです。このハウスも仕事を失うなど何かを失うときによく出てきます。
さて、この3つのハウスが首相の引退の時期に出てくるのでしょうか。天秤座ラグナだとするそれは明確に出てきます。
菅直人首相チャート
菅直人首相チャート2
①木星と土星のトランジット
2011年9月2日のトランジット
菅首相辞任
木星は牡羊座で逆行、土星は乙女座で巡航中でした。ダブルトランジットは魚座と乙女座でできています。天秤座ラグナだとすると第12室でトランジットすることになります。
第12室を損失を意味し、引退、辞任というのは十分に納得できるトランジットです。仕事の太陽ラグナから検証すると魚座の第7室にダブルトランジットが起きています。月ラグナから検証しても第7室(乙女座)となり同様に引退のトランジットです。ラグナ、太陽、月のトリプルラグナからのすべてから辞任を説明することができる。
②ヴィムショタリ・ダシャー
菅直人首相チャート3
ヴィムショタリー・ダシャーで検証してみると月/水星のダシャーです。ラグナから検証すると水星は第9室と第12室を支配します。マハー・ダシャー・ラグナで検証すると水星は第7室を支配し、第8室に在住しています。そして、太陽ラグナから検証すると月は第7室に在住し、水星は第1室と第10室を支配し、第7室支配星の木星とコンジャンクションしています。
更にナヴァムシャでは月ラグナ、マハー・ダシャー・ラグナから水星は第9室、第12室支配しています。仕事の分割図ダシャムシャでは水星は月から第12室に在住しています。
どのラグナから検証しても引退に関係するハウス第7室、第9室、第12室が出てきます。
この引退の時期からやはり、菅首相は天秤座ラグナなのではないかという確証がより深まりました。