日別アーカイブ: 2011年9月12日

野田新首相~成功者は努力家 

管さんが辞任し、新首相は野田佳彦氏に変わりました。さあ、この先、日本はどうなってゆくのでしょうか。今日は新首相について簡単に読みといてみます。
出生時刻が不明なのでお昼の12時でチャートを作成しました。
1957年(昭和32年)5月20日 千葉県船橋市
野田佳彦首相チャート
◆ 試練の土星の影響
チャートを見て、まず目についたのが土星のアスペクト。土星は努力、忍耐、試練の惑星です。それが月、木星、金星、太陽、逆行を含めると水星、ラーフ、ケートゥにも影響を与えています。土星はアスペクトする惑星とその惑星が支配するハウスに試練を与えます。
wikipediaを見ると(以下の引用文はすべてwikipediaより)

・父は富山県婦負郡野積村(現在の富山市八尾町水口[60])の出身。農家の6人兄弟の末っ子として生まれた。自衛隊の前身である警察予備隊に入隊し、定年で退官するまで自衛官としての人生を歩んだ。習志野駐屯地勤務の折に、母と出会い、結婚。母は千葉県の農家の11人兄弟の末っ子だった。貧乏で結婚式も挙げなかった。
野田によると「農家の末っ子同士の間に生まれた子どもが、私です。選挙区が都市部なのにシティーボーイに見えないのは、そのせいかも知れません」という。
出生時、係累に政治家は誰もいなかった。
・野田は今でも、松下幸之助塾長との最終面接を鮮烈に覚えている。笑顔で迎えてもらったが、目は笑っていなかった。むしろ、射抜くような怖い目つきだった。耳はとても大きくて、ピンと立っていた。「キミの身内に政治家はおるか?」「まったくいません」「そりゃ、エエな。ところでキミの家は金持ちか?」「どちらかというと貧乏です」「なお、エエな」。こうして、政経塾で5年間、あるべき政治の姿を学ぶことになった。
・1980年、早大を卒業し松下幸之助が設立したばかりの松下政経塾に第1期生として入塾。同期の塾生に横尾俊彦がいる。1985年、政経塾を卒業。卒業後は家庭教師や都市ガスの点検員等、様々な仕事を経験した。

生家は貧乏で、若い頃はいろいろな仕事を渡り歩き、あまり恵まれた境遇ではありません。
これは土星の試練、困難、抑圧の影響が強くいろいろな場面で出ているためでしょう。
ちなみにこの土星の影響力の強さは現アメリカ大統領 バラック・オバマさんも似たような傾向を持っています。
参照記事:有名人研究 次期アメリカ大統領 バラック・オバマ氏

◆ ウパチャヤに入る凶星
また、この試練に挫けずにやってこれたのは月は山羊座、太陽は牡牛座に入り、月ラグナ、太陽ラグナからウパチャヤに凶星の影響が強く出ているためだと思います。
ウパチャヤ・ハウスは第3室、第6室、第11室、どのハウスも凶星が入ることによって、はじめは苦難を持たしますが、努力によって次第に改善されていくハウスです。
第3室は日頃の努力を、第6室は競争や争いに負けない力強さ、第11室は願望を実現するまで頑張り続けます。
月ラグナ
・第3室支配星が土星のアスペクトを受けています。
・第6室に火星が在住し、その支配星の水星はケートゥとコンジャンクションしています。
・第11室は土星が在住し、太陽のアスペクトを受けています。
太陽ラグナ
・第3室支配星の月に火星の8番目のアスペクト。
・第6室にラーフの在住、支配星の金星は太陽とコンジャンクションし、土星のアスペクトを受けています。
・第11室は支配星である木星が土星からのアスペクトを受けています。
成功者の多くは幸運だけではなく、努力家の性質も強く持っています。
◆ 思慮深さと持続力

・座右の銘は松下政経塾の「五誓」の一つである「素志貫徹(成功の要諦は成功するまで続けるところにある)」。
・駅前で通勤する人々に政策を訴える「朝立ち」を1986年10月から2010年に財務相に就任する前日まで24年間続けた。「駅前留学はNOVA、駅前演説はNODA」と言うフレーズを生む。

この忍耐強さは山羊座、牡牛座から来ています。

・性格は温厚で礼儀正しいと評される事が多い。また真面目で行動や発言は慎重。

真面目さは山羊座と土星の影響から。礼儀正しさは牡牛座に在住する太陽と上品で気品のある金星がコンジャンクションしているところから来ているのでしょう。
◆ 月の傷付き
月は土星、火星のダブルアスペクトを受け、ケーマドルマで孤独で激しく傷ついています。心は傷つきつつも、孤独に耐える強さを持っています。
◆ 議論への強さ 水星と火星
政治家によく見られる配置として、水星と火星の結びつきがあります。これは水星は思考や言葉を扱い、火星は攻撃性やスピードです。頭の回転が早く、攻撃的な言葉も使いこなすことができ、議論への強さを表しています。水星には木星のアスペクトもあるのでただ、攻撃的なだけでなく、言葉を巧み操り、人を引きつける優しさもあるのでしょう。
火星と水星の組み合わせは、マハトマ・ガンジー、菅直人元首相、枝野幸男前官房長官、ジョン・F・ケネディ、ロナルド・レーガンなど多くの政治家に見られます。
◆ 終わりに
どんな人かを見るかは出生時刻がわからなければ難しいものがあります。しかし、このチャートはちょっとやそっとの試練では挫けない忍耐強さ、幸運だけではなく様々な苦難を乗り越えてきたという力強さがあります。日本の首相はころころ変わってきました。長期間政権を持続し、困難な時代を打開する政策をしてくれることを期待したいですね。
また、自らを泥臭い「どじょう」に例えるのは土を意味する地の星座の強さと地のエレメントを支配する土星の強さから来ているのでしょう。インド占星術的にもいかにも「どじょう」というのがぴったり来ます。
牡牛座と山羊座が強いというのは、現アメリカ大統領バラック・オバマさんと同じ特徴です。これからアメリカとどんな関係になるのかも気になるところです。
出生時刻がわからないチャートを読むことはとても能力のいることです。時刻修正はとても面白い作業ですが、慎重に行わなければなりません。力がついていないうちに下手な時刻修正をすると、その間違った時刻修正によって、経験が積み重ねられてしまうので、間違った知識が蓄積されてしまうからです。
そして、学習者もまたは時刻修正をされた記事は慎重に読まなければいけません。鵜呑みにすると間違った知識が集積されたないからです。どんな腕のあるインド占星術家の書いたものでもいい意味で疑いの目で読むことが大切です。
今回は時刻修正を一切行わず読んでみることにしました。だんだん読む力がついてくると意外とわかるものが出てくるものだと思います。
安易な時刻修正を行う前にチャートをその人の性質をいかに読みとれるか練習することはとても勉強になりますね。
次回は、時刻修正にチャレンジして分析してみたいと思います。