人生には様々な困難や苦しみ、喜びと幸せがある。
多くの人々は苦しみの原因を外に求め続け、現実を受け入れようとはしない。
望むことは起きず、望まないことが起き続ける。
夫が、妻が、あの人が、上司が、環境が、過去生のカルマが・・・。
と原因を外の何かに求めようとする。
人のすべての苦しみの原因は私たちの内面にある。
私たちの心の中にあるものに原因がある。
ほとんどの人はそれがわからない、認めたくない、受け入れられない。
苦しみの原因は外の誰かや環境やモノでない。
人は外の世界の現実を受け入れ、自分の内なる世界の現実を受け入れたときに
初めて、精神性の向上による幸せへの道は開かれる。
すべての出来事には原因があり、結果がある。
今の自分を苦しめている原因を断てば、苦しみは自ずと消えてゆく。
そして、自ずと幸せな人生への道が現れる。
・・・・と思っても、自分の内なる原因を消すことはとても難しい。
インド占星術とヴィパッサナー瞑想をを通して、自己を見つめていく中で
すべての苦しみの原因は内にあるという理解が少しづつ深まってきた。
そして、自分の内なる原因を消滅させたとき、
宇宙は必ず、「深い心の安らぎ」と「喜び」と「感謝」というとっておきのご褒美をくれる。
その度に苦しみの原因は内にあるという確信が深まってゆく。
「苦しみの原因を外に求めることをやめよう」と私は思う。