ニーチャバンガ・ヨーガ

今日はニーチャバンガ・ヨーガについて解説。
これは減衰の惑星があってもそれをキャンセルしてくれるヨーガです。
Elements of VEDIC ASTROLOGY vol.2 Dr.K.S.CHarak先生のを参考にしています。
それをうちゃさんが訳してくれたものです。
(a)減衰惑星が在住する星座の支配星がラグナまたは月からみてケンドラにあるとき。
(b)減衰惑星が高揚する星座の支配星がラグナまたは月からみてケンドラにあるとき。
(c)減衰惑星が、その惑星が在住している星座の支配星とコンジャンクトしているか、アスペクトされているとき。
(d)減衰惑星が、その惑星が高揚する星座の支配星とコンジャンクトしているか、アスペクトされているとき。
(e)減衰惑星が、その惑星が在住している星座の支配星と星座交換しているとき。
(f)2つの減衰惑星同士が、アスペクトしあっているとき。
初心者のうちは、減衰=ダメと思いがちですが
減衰があっても、有名人はたくさんいるんですね。
これは明治天皇陛下のチャートです。
明治天皇チャート
なんと王様の太陽が減衰!
土星も減衰、金星も減衰!
でも、ちゃんとキャンセルがいます。
太陽と土星は(f)の条件に当てはまり、減衰惑星同士がアスペクトしあっています。
金星は(e)に当てはまり、水星と星座交換しています。
そして、太陽は方角の強さを獲得してパワーアップ!!
やっぱり社会的に名声を得る人は第10室と第11室が強いですね。
ただ、ニーチャバンガがあってもその弱さはどっかに残ってるので読むときは要注意。
減衰惑星があっても、チャートを正しく読むためには
ニーチャバンガ・ヨーガが形成されていないかチェックが必要なんですね。

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