洋書『Elements of VEDIC ASTROLOGY』からの意訳メモです。
※少しずつ翻訳し、随時更新していきます。
注意)古典からの内容なのでそのまま字義通りに受け止めることはで
インド占星術で扱うラーフってどんな惑星なんでしょう。
ラーフは実体のない惑星なのでなかなかイメージをしづらいところがあります。
実際、インド占星術の中でも不可解な惑星として取り扱われています。
最近、ピカソのホロスコープの検証をしていたら、
これがラーフのイメージにぴったりでした。
彼の描いた絵の作品を一覧を見ると
ラーフのイメージがとても良くつかめます。
ラーフは独創的で、少し混乱気味、普通の人は想像もできないようなイメージです。
ピカソのチャートでは、創造性を表す5室にラーフが在住しています。
しかも、1室支配星の月と2度以内という非常にタイトな度数でコンジャンクションしています。
彼の心も思考もラーフの影響によって大変独創的なものになることがわかります。
占星術はそれぞれの惑星をイメージで理解することが大切です。
ラーフと言ったら、ピカソを思い出すとわかりやすそうです。