今回は、私が初のインド占星術の本を出版に至ったインド占星術的なダシャー分析について書きたいと思います。
今、私のダシャーは出生図では山羊座ラグナで8室在住、敵対星座でガンダンタから1度以内。1室支配星という以外はあまり良いと言えまえん。
次に重要なナヴァムシャでは乙女座ラグナで8室の牡羊座で減衰し、ラーフとコンジャンクション。ヴィーパリータ・ラージャ・ヨーガではありますが、減衰ですから、良いことも少し期待できますが、そんなに良いとは言えません。
そんなんで、10年以上前から、このダシャーにはほとんど期待せず、むしろ覚悟をしていました。実際のところ、前回の木星/土星期の始まりは人生で最も辛い年になったので。
今回、2019年から土星/土星期に入って、新型コロナが始まり、予定通り8室の困難な状況に見舞われました。けれども、予測の範囲内で、それまでに人間的な成長はしていたので、大丈夫は大丈夫でした。
そして、今年、土星/土星/金星期に出版の話がやってきました。
ここで改めて重要だなと思ったのが、仕事の分割図であるダシャムシャD10です。出生図、ナヴァムシャがイマイチなのに対して、D10は結構良かったのです。
ラグナは乙女座。土星は9室支配星で3室で5室支配の金星と1室支配星の水星とラーフと2室支配星の月とコンジャンクションしています。
ここで何より重要なのは9室支配であるところです。9室支配は仕事については10室から12室目なので、あまり良いことは期待できないという面があります。けれども、実際のところ、日頃の行いが良ければ大丈夫なのかなという印象です。
9室は良きことを広める、出版のハウスでもあります。それが、自己表現の3室で、2つのトリコーナハウス支配星とコンジャンクションしているので、ラージャ・ヨーガとダーナ・ヨーガが形成されています。
そのため、出生図とナヴァムシャがイマイチなわりに、仕事では思わぬ幸運が訪れたのかなという感じです。
今回の出版は、自分から営業をかけたわけではなく、出版社からの依頼で始まったので、本当に「有り難い」幸運です。
けれども、土星自身が8室の支配星で、12室支配の金星とのコンジャンクションですから、障害もあることは否めない感じです。実際、とても大きな幸運に恵まれましたが、困難な状況も同時に来ていることを実感します。
今回の経験で改めて再認識したことは、仕事に関してはダシャムシャがめちゃくちゃ重要なんだなということです。
インド占星術は出生図だけでも、よく当たるけど、微妙な違いも分割図でうまく表現されているんだなということが、本当に面白いなと思います。
8室のダシャーは、なかなか自分の思い通りにならない自体に直面する時期です。私はポジティブに捉えて、最速で魂の浄化と成長ができる時期ということにしています。
大変なことを乗り越えた先には素晴らしい成長と体験、喜びがあるので、めげずに乗り越えていきたいなと思います。
本は絶賛、予約受付中です。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
私の15年間の集大成です。
『一番わかりやすい はじめてのインド占星術』 村上幹智雄 -ミチユウ- 著 日本文芸社
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