インド占星術で結婚運が良いか悪いかは第7室と第7室支配星、7室の表示体である金星の状態を見ます。ここに生来的な凶星の在住やアスペクトがあればあるほど、結婚運が悪いと見ます。逆に生来的な吉星の在住やアスペクトがあるほど結婚運が良いとなります。
例えば、以前取り上げた所ジョージさんのホロスコープを見ると
ブログ記事→所ジョージさんに見る結婚運
・7室には高揚する木星が在住しています。
・7室の支配星の月は水星とコンジャンクションしています。
・7室の表示体である金星は高揚の木星のアスペクトを受けています。
7室と7室の支配星、金星が三重に吉星の影響を受けているので結婚運が良いと見ることができます。
初歩的には、そんなふうに簡単に読むことができます。
しかし、実践的な鑑定となるとそう単純にいきません。本人が結婚したいと思っていない人としたら、結婚運が良いのか悪いのか。アセンダント、月、金星から7室に惑星がないと、たいていの場合は結婚したいと思っていません。
結婚運が良いか悪いかと見るときに、いい人を見つけるけど、本人が批判的、自己否定感が強かったりして問題があり、結婚相手の運が良くても、その関係を自ら壊してしまう人もいます。
また、7室は良いのに結婚の適正年齢に恋愛・結婚運の良い時期が来ない人もいます。そうすると運が良いと言えるのか。
良い相手に巡り合うけど、早くに先立たれることもあります。
実践的なリーディングでは、教科書に書いているような単純なことではなく、様々な要素を総合的にリーディングしていくことが大切です。そのような総合的なことはちょっと本を読んでかじっただけで理解できるものではありません。
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