
ギフテッド(先天的に、平均よりも、顕著に高度な知的能力を持っている人のこと)と発達障害のサイトを見ていたら、「14歳で核融合炉発明!科学の天才テイラー・ウィルソン」という記事が出てきました。にわかに信じがたいことですが、記事を読んでいくと本当のことのようです。
私も子どもの頃は科学や技術が大好きだったのでとても興味深いです。さて、こんな天才科学者のホロスコープはどんなだろうと見てみることにしました。出生時間は不明ですがWIKIPEDIAに誕生日も出生地も載っていました。
今まで発達障害のホロスコープについて検証してきたので、おおよそ予測はついていましたが、やっぱりそれらしい惑星配置がありました。
TED講演
それは水星とケートゥのタイトなコンジャンクションです。ケートゥは直観力や神秘的な知識、深遠な思考を与える惑星であり、同時に自閉や引きこもりがちな傾向を与える惑星です。天才的な人間にはこのケートゥ1〜2度以内の非常にタイトなアスペクトやコンジャンクションがあります。まさにこの彼は正確なコンジャンクションがありました。
これは天才性と同時に自閉的な傾向となり、世間一般的には発達障害と言われることになります。
そして、それに加えて、天王星が120度のタイトな西洋占星術のアスペクトを形成しています。これが正に天才科学者たるゆえんです。天王星はインスピレーションによって、革新的な発見や発明ができる能力を与えます。
この超天才科学者たるゆえんはケートゥと天王星のタイトなアスペクトによるものでしょう。そして、実際には出生時間がわかれば、創造性や知性を発揮する第5室がとてもよくなっているはずです。
このように天才性と発達障害は表裏一体です。惑星のタイトなアスペクトが、その惑星の性質が極端に現れることによって、その惑星の性質の天才を作り出します。
インド占星術の研究によって発達障害とは何なのか、とても良く理解できるようになります。これについてはセラピストのためのインド占星術講座で詳しく学ぶことができます。