先日のNHKスペシャルで「シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク 第3集“骨”が出す! 最高の若返り物質」というのをしていました。
これを見てとても興味深かったのはインド占星術で太陽の象意に「骨」というのがあるのが理解できたことです。
今まで太陽が何故骨と関係しているのか、知識として知っているだけでしたが科学の発達によって
骨が何をしているのか解明されたので意味がよくわかりました。
それはどうゆうことかというと、骨は様々なメッセージ物質を出していて、そのメッセージ物質がでることによって「免疫力」「精力」「記憶力」がアップするということです。
インド占星術では太陽は生命力を表しています。
太陽が定座だったり、高揚していたりして無傷な人は生命力が高いため免疫力が高く健康です。また、頭脳も明晰です。
太陽が強いことは骨が強いということになり、その強い骨が「免疫力」「精力」「記憶力」を高める
メッセージ物質を出し、高い生命力を与えるということです。逆に太陽が弱いと骨が弱く、生命力も弱く、骨粗しょう症にもなりやすいということです。
番組で出てきたお笑い芸人NON STYLE石田明さんはなんと12回も骨折しているそうです。それも激しい運動をしてではなく、次のようにちょっとしたことで骨折してしまうそうです。
・スキップをしたら足の指を骨折した。
・デコピンをしたら中指を粉砕骨折した。
・写真撮影で後ろに振り返ったら肋骨にヒビが入った[8]。
・野球をしているとき、ボールを投げただけで腕を螺旋骨折した
実年齢37歳なのに骨年齢が72歳。極度の骨粗しょう症ということです。
それでは実際のホロスコープを見たらどうなっているのでしょうか。推測するに、きっと太陽が弱いはずです。と思ってホロスコープを作ってみたら見事にそうでした。
時間は不明なのでアセンダントはわかりません。しかし、太陽とケートゥが緊密にコンジャンクションしています。これが太陽を傷つけています。
ただ、太陽とケートゥが緊密にコンジャンクションしているだけで骨粗しょう症になるというのは早計過ぎます。それでも、骨を意味する太陽が傷ついていることが悪影響を与えているということは読み取れます。
実際にはおそらく、ここまで身体が弱いと1室やAsが酷く傷ついていることが予想されます。
現代医学の解明ができる遥か昔に骨と生命力の関係性を示しているインド占星術は本当にすごいですね。
▼ セラピストのためのインド占星術講座
http://jyotish.michiyuu.info/kouza/entry86.html