アートマ・カラカとは
インド占星術の中でもメジャーな流派である
ジャイミニ占星術というもので扱う表示体です。
アートマとは魂であり、
アートマ・カラカとは
「魂の表示体」を意味します。
よく省略記号でAKと書きます。
このアートマ・カラカは
どれか特定の惑星を指すのではなく
ラーフ・ケートゥ・アセンダントを
除いた惑星の中で星座に関係なく
最も度数の高い惑星を言います。
ジョン・レノンのホロスコープを
例にとってみます。
太陽が23度14分にあり、
他のどの惑星よりも高い度数にあります。
そのため、ジョン・レノンの
アートマ・カラカは太陽になります。
このとき、アートマ・カラカが
どのナクシャトラにあるかを見ると
その人の本質的な性質を見ることができます。
その性質については
こちらのたけさきさんのページを見ると
わかりやすく表現されています。
たけさきさんのページ「インド占星術の極意2」
http://www.geocities.jp/take2saki/gokui2.html
ジョン・レノンのナクシャトラはハスタになります。
こちらのページから引用させていただくと
ハスタには次のような特徴があります。
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「手で調整する」「握りこぶし」手先が器用。
目的意識をもつ。既存のものを調整してより美しく、
より適切な状態へ作り変えるコーディネーター的才能。
乙女座の特徴である律儀で潔癖症、
完璧主義なところをもつ。ずるがしこいほど頭がよい。
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アートマ・カラカは他人からはわかりずらい
本人の魂の本質的な傾向を表しています。
ちなみに私と妻、そして娘の
我が家族は全員同じナクシャトラに
アートマ・カラカに在住しています。
そのナクシャトラは最後のレーバティー。
意味は「解脱のための跳躍」。
我が家族はそうゆう家族なのね・・・・。
家族揃って同じナクシャトラに
アートマ・カラカがいるのは
運命的な魂の深い繋がりを感じて面白いです。
あなたも自分のアートマ・カラカをみてみましょう。
まだ、あなたが気づいていない
深い本質的な部分が見えてくるかもしれません。