洋書『Elements of VEDIC ASTROLOGY』からの意訳メモです。
※少しずつ翻訳し、随時更新していきます。
注意)古典からの内容なのでそのまま字義通りに受け止めることはで
今日は心理占星術講座のために、惑星の象意の裏表をまとめています。
占星術を学ぶことは本当に物事を多面的な見方をする練習なのだとやればやるほど思います。
以下が太陽の象意をポジティブな側面とネガティブな側面を列挙してみました。
リーダーシップ力、面倒見がいい ←→ 支配的、権力的、人の下に着けない
大局的な視野、思考力がある ←→ 細部が見きれない、大雑把
自信がある、誇り高い ←→ プライドが高過ぎる、失敗を認めない
気前がいい ←→ 金遣いが荒い
純心 ←→ 騙されやすい
正義感が強い ←→ 独善的
楽しいこと、遊びが好き ←→ くだらない遊びに夢中になる
堂々として威厳がある ←→ 態度がでかい
人に頼むことができる ←→ 自分で何もしない、厚かましい
最高責任者、王様 ←→ 孤独
この象意のどちらが出てくるかは、状況や人の見方、ホロスコープ全体のバランス次第。
物事の両面を見ると長所は短所だし、短所は長所だし、何が正しい見方なのかって難しいですよね。
物事の裏表を多面的に見るからこそ、真実が見れるようになる。
インド占星術はそんな広い視野や寛容な思考と心を養い
この世界の真理に近づいていく奥深い学びなんですね。