最近、医療占星術の研究のために
病気を克服した人たちの本を読んでいます。
今は読んでいるのは
「がんが自然に治る生き方」という本です。
基本的にがんの人のために書かれた本ですが
がん

医療占星術をしていると病気の人のホロスコープばかり見ます。しかし、身体の強い人のホロスコープの読み方を知らなければ、病気になりずらい人から、病気の診断をしてしまうことになりかねません。今回は、どんな天体配置が身体を丈夫にするのか検証事例を、セラピストのためのインド占星術講座の中からご紹介したいと思います。
身体が丈夫な人と言えばスポーツ選手です。普通は潜在的な身体が強くないとスポーツ選手になることができません。事例として、プロ野球のスーパースター長嶋茂雄選手と取り上げてみます。
身体が丈夫な人の特徴を列挙してみましょう。
身体が強い人はAs、1室、1室支配星が強いです。
それには以下のような条件になります。
1. Asがヴァルゴッタマになっている。
2. Asが吉星からの1度以内の緊密なアスペクトやコンジャンクションを受けている。
3. 1室に吉星が在住している。もしくは吉星がアスペクトしている。
4. 1室支配星が定座や高揚、ムーラトリコーナにある。
5. 1室支配星がヴァルゴッタマになっている。
6. 出生図の1室の支配星がナヴァムシャで吉星とコンジャンクションかアスペクトを受けている。
7. 出生図の1室の支配星がナヴァムシャで定座や高揚、ムーラトリコーナにある。
長嶋選手を見てみるとどうでしょう。
1. Asがヴァルゴッタマになっている(出生時間が本当に正確だという仮定です)
2. 1室支配星の土星が定座で在住して強い。
3. 1室支配星の土星がヴァルゴッタマになっている。
4. ナヴァムシャで出生図の1室支配星の土星は木星とコンジャンクションしている。
どうでしょうか? 身体が丈夫な人はインド占星術的に見ても、はっきりとその特徴を示していますね。