
今年の最後の講座として運命改善法講座をしました。
今まで、私の講座は基本的にホロスコープのリーディングが中心で、改善法についてはリーディングの中で少しお話する程度でした。
今回は、運命を改善する方法のみにフォーカスして4時間の講座をしました。今回、講座のために改めてアストロカートグラフィーの研究を深めました。
これは簡単に言うと世界の中でどこの土地が私たちの運気を上げるのか、それとも困難を与えるのかを見る現代西洋占星術の技法です。
私自身、20代の時にバックパッカーとして世界を旅しました。そのそれぞれの土地がアストロカートグラフィーに示された通りで、驚異的とも思える実感の深さでした。
今回は私自身にまつわるエピソードを紹介します。
アストロカートグラフィーを見ると、私はインド占星術を仕事にしているだけあって、インドにたくさんのラインが通っています。
月、金星、ラーフ/ケートゥ、海王星の4本のラインが通っています。
私はインドで初めて、お釈迦様の瞑想法であるヴィパッサナー瞑想のコースを受けました。受けた場所は、ダライ・ラマの住んでいるダラムサラでした。
人生で初めての10日間の瞑想コースで、私の人生を大きく変えるとても重要な体験であり、出会いでした。
そこにはなんとスピリチュアルな経験や瞑想を意味する海王星のラインの真下にありました。
また、前世からの続きを意味するというラーフ/ケートゥのラインがインドの中心部を南北に通っています。
そこのラインを追っていくと、私の人生に大きな変化をもたらした以下の場所がすべて、このライン上を通っていました。
・サイババ・アシュラム
・アルナーチャラ(ラマナ・マハルシのアシュラムのある場所)、
・リシケシ(ヨガの聖地)
・ガンジーアシュラム
・シヴァナンダアシュラム
・オーロビル(オーロビンド・ゴーシュの思想に基づいたエコヴィレッジ)
・ガンジス川の源流ヒマラヤ四大聖地(ガンゴートリー、ケダルナートなど)
インドに入った時、このライン上にあるリシケシ北部のアシュラムで瞑想中に眉間の所で一瞬、光が爆発し、時間も空間も無限に広がるような体験をしました。これはわずか1,2秒の経験でしたが、私の人生を変える印象的な体験でした。それ以来、その光の世界が何なのか知りたく瞑想やスピリチュアルな学びを続けています。
それ以来、そういった経験は残念ながらないのですが、この体験は私にこういった世界もあるんだよと教えてくれる宇宙がチラ見させてくれた体験なんだなと後になって思いました。そして、後は自分の努力でここまで来てね。ということなんだと理解していました。
今回、アストロカートグラフィーからラーフ/ケートゥのラインが通っているのは前世の続きがここから始まりますよという合図だったんだと思います。如何に自分はインドに縁が深いのか、アストロカートグラフィーを見て、よくわかり興味深かったです。
アストロカートグラフィーは講座の中でも皆さん、興味津々でした。そして、それぞれが強い実感を感じているのがよくわかりました。
アストロカートグラフィーは時刻修正の一つのテクニックとして活かせそうなくらい、私たちの縁のある土地や文化を表しています。
これからも、アストロカートグラフィーより研究を深め、鑑定にも役立てていきたいと思います。