最近、医療占星術の研究のために
病気を克服した人たちの本を読んでいます。
今は読んでいるのは
「がんが自然に治る生き方」という本です。
基本的にがんの人のために書かれた本ですが
がんになったことのない私が読んでも
たくさんの学びがあり、
精神的な気づきがたくさん得られる本で、
とても興味深く読んでいます。
読んでみて興味深かったのは
がんを治す方法とは心と魂を癒やし、
抑圧された感情を解放する生き方なのだということです。
そして、抑圧された感情を手放すことは
最高に健康になり、幸せになる方法でもあります。
がんは魂と心の問題が肉体に現れ出たものだということです。
本の中で医療占星術への理解が深まることが
書いてあったのでインド占星術の話を
交えて紹介したいと思います。
末期がんを克服した人たちの最も
多くの人が口にするのが「恐れ」だそうです。
がんになりやすい人は抑圧された
「恐れ」の感情をか抱えています。
恐れの感情が、身体の免疫力を低下させ、
がんを引き起こしやすくします。
これをインド占星術と結びつけて
考えると大変興味深いことがわかります。
インド占星術では悪性のがんは
特にラーフが関係しています。
ラーフが特定のハウスや惑星に関係し、
更に土星や火星などの凶星と多重的に関わり傷つくことで、
がんなどの重篤な病気になりやすい傾向を示します。
ラーフには恐怖症という象意があり、
強い不安、恐れを感じさせます。
末期のがんを克服した人たちに共通していることは
自らの心と魂を癒やし、恐れの感情を手放したことです。
抑圧された恐れの感情を手放すことによって
本来持っている身体の免疫機能を活性化させ、
末期のがんから生還しています。
実際的な方法としては
心理療法、瞑想、ヨガ、セラピー、呼吸法など
心と魂を浄化することを実践しています。
インド占星術的に見ると
ラーフが精神を表す1室や太陽、月
に関わると恐れの感情が強くなります。
恐れの感情の強い人はがんや免疫機能不全の
病気になりやすいということです。
逆に解釈すると、恐れの感情を手放すことによって
重篤な病気、悪性のがんなどの病気を未然に
防ぐことが可能なのだということを
がんを克服した人たちの話は示しています。
つまり、恐れというネガティブな感情を
手放すということが、人の精神的な成長を促し、
病気を未然に防ぐことにつながるということです。
もし、ホロスコープに病気の兆候があったとしても
抑圧された感情を手放し、精神的に成長することによって、
病気を回避することも可能なのだと思います。
病気は私たちの精神的な成長のきっかけとなり
恐れの感情を手放すことはより
愛と感謝に満ちた人生に繋がります。
インド占星術への理解を深めようと思ったら
インド占星術の本だけでなく
それに関連する分野の本を読むことが
本当に大切だということを最近感じます。
それによって、この宇宙の法則、
この世界の本質がより深く理解できます。
インド占星術と医療、スピリチュアルなことを結びつけると
私たちの人生の奥深い意味が見えてくるようで
本当に面白いなと思います。
インド占星術を学ぶ意味は
世界を多角的に見る視点を与え、ものごとの本質
生きる上で本当に大切なことは何なのかを
気づかせてくれることなのです。