火星の大接近と地球規模の異常気象

火星の大接近と地球規模の異常気象

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

火星の大接近と地球規模の異常気象

今年の日本の夏は暑かった。そして、大雨、洪水、地震とたくさんの自然災害が日本を襲った。たまたま、私の地域ではそれほどの被害はなかったが被害にあわれた方を想うと言葉が出ない。

 

今、自分にできることは何かなと考えると少しでも寄付をして支援の助けになることかなと思い、災害がある度にちょくちょく寄付をすることにしている。

 

ただ、この異常気象は日本だけのことではないようだ。調べてみると2018年は世界各地で記録的猛暑。

 

 

図の引用:「人間活動がはじめて季節を変えた? 日本と世界を襲う記録的な猛暑の背景」

 

そして、洪水に山火事と様々な自然災害が世界で起きている。

 

地球の記録
https://earthreview.net/category/weather/

 

  • インドでのモンスーンの豪雨による死者数が「1400人」を超え、今世紀最悪級に
  • 中国広東省で連日の豪雨による大洪水が発生。広東省では140万人が被災。洪水の水深が2メートルに達した街も
  • カナダで極端な異常気象 : 熱波による山火事が続く中、隣接する州では突然「夏の雪」と「8月の氷点下」に見舞われる
  • スペイン中部トレド州で、同州では歴史的に一度も起きたことがない壊滅的な洪水が発生。

 

これは、占星術的にはどうゆうことなのだろうか。占星術的には2つのことが考えられる。

 

一つは今年2018年の夏は火星が大接近をした。7月31日に最も接近した。インド占星術のマンデン占星術の本によると火星は争いや災害、猛暑、山火事などをもたらすようなことが書いてある。まあ、私としてはこれを鵜呑みにせず、ゆくゆくはしっかりと検証していきたい。

 

もう一つは、今火星は地球への大接近とは別に山羊座で高揚している。2018年3月3日?11月6日まで山羊座をトランジットしている。通常は火星は2ヶ月半程度で一つの星座を通過するので今回は7ヶ月ととても長い。その原因は逆行で、そのため、山羊座を長い期間うろちょろしている。

 

高揚してパワフルになっている火星が長期間影響を与えているということは、インド占星術的には、とても危険な時期と言える。それは国家のホロスコープに対して、どこかしらにこの脅威の強まっている火星が影響を与えるからだ。

 

 

この火星は日本のホロスコープと照らし合わせると1室と4室の支配星にこの期間アスペクトし続ける。8月9日に木星に対して、正確な90度アスペクトを形成している。

 

そうするとこの前後が日本にとってもっとも大変な時期だということが考えられる。思い返してみると連日の猛暑が続いていた頃だ。

 

世界各地で大変だというのはこの強い高揚した火星が各国のホロスコープのどこかのハウスに影響を与えているだからだと考えられる。

 

この火星が山羊座を通過し終わる11月6日までは、様々な災害やトラブルに気をつけたい時期になる。これは国家レベルの話だけではなく、個人のレベルでも同じだ。

 

ただ、火星のポジティブな面をあげれば、勇気と情熱、行動力、エネルギッシュな惑星なので、新しいことに果敢にチャレンジするパワーも人に与えることになるだろう。この火星の良い面を活かしたいところだ。