2025年7月5日に何が起こるのか?
今、都市伝説業界で騒がれている2025年7月5日。この日に大地震や隕石の衝突による大津波などが騒がれているわけですが、私がインド占星術で見る限りは、そのようなことが起こるとは考えられないということを、先日のブログで述べました。
それでは、この日は占星術的に何の意味もないのかというと、そうではありません。
この日はトランジットの海王星が一度停止し、逆行を開始する日であり、そこに同時に土星が1度以内でコンジャンクションし、土星もまた逆行を開始する直前にあります。
そして、この土星と海王星が同時に日本の出生図のアセンダントとちょうど90度になり、4室のミッドポイントに来ます。
この前後に日本人の精神を大きく揺さぶることが考えられます。
土星の魚座へのトランジットは30年に1回やってくるわけですが、海王星のトランジットは165年周期でやってくる、非常に珍しいタイミングです。この海王星のトランジットは私たち日本人にとても大きな影響を及ぼすと考えられます。
魚座はスピリチュアルで、他者との境界がなく、無私の愛の星座であり、音楽や芸術、平和的な文化を愛する星座です。日本はこの魚座に金星が入り、高揚しています。過去の日本の歴史を振り返ってみると金星の時期に、日本は魚座の金星にふさわしいことをしてきました。
第一次世界大戦が終結した翌年の1919年のパリ講和会議で、近代史上初めて、日本が「人種差別撤廃に関する提案」を行いました。これは、この時代において非常に画期的なことでした。
なぜなら、このとき世界の9割以上は白人が世界を支配しており、日本とタイを除く、世界の国々は白人国家もしくは白人の植民地でした。有色人種は白人の奴隷であり、人権は無きに等しい状態でした。
そして、タイはイギリスとロシアの緩衝地帯で辛うじて独立していただけで、世界で日本だけが自分の力で独立を維持していた状態でした。
そのような状況で、人種差別を撤廃する提案をするのは非常に勇気のいることでした。なぜなら、白人国家にとって、この提案を受け入れることは植民地からの搾取を止め、莫大な利権と豊かさを手放すことになるからです。
また、もう一つのわかりやすい象徴的な出来事として、平和憲法の制定があります。戦後、憲法9条を含む平和憲法を作ったのも金星の時期でした。
この2つの過去の日本の歴史検証からもわかるように、日本の魚座に在住する金星は、日本人の愛と調和の精神を目覚めさせています。そのため、魚座と同じ意味を持つ海王星が魚座をトランジットすることは日本人の愛と調和の精神、平和への意識を覚醒させることになります。
それでは、魚座に海王星がトランジットした時、日本人の意識にどんな変化が起こったか歴史を振り返ってみます。
海王星が2回前に魚座をトランジットしたのは1700年前後でした。このとき日本人にどんな意識の変革が起きていたか。この時代は徳川綱吉によって、「生類憐れみの令」が施行されていました。
生類憐れみの令というと、動物を保護する、犬を保護するイメージが強いですが、それだけではありません。実際には動物だけでなく、人間社会で弱い存在である、捨て子、病人、高齢者も保護するための政策でした。
これはまさに魚座の無私の愛の精神に日本人が目覚めていく時代でした。
そして、次に魚座を海王星がトランジットしたのは、幕末から明治初期にかけてでした。この時代、260年にわたって戦争のない平和を維持していた江戸時代がペリー来航によって終わることになりました。
このとき、日本人は地球のほとんどが白人が植民地支配する世界になっている現実に直面します。そのとき、日本人は何を想い何を考えたのか。この明治維新を起こした人たちは、日本を白人の侵略から守り、アジアの国々を白人の支配から解放することを考えました。
このとき、魚座をトランジットした海王星は、日本人の意識を覚醒させ、すべての人が平等で人種差別のない世界を創ることを目指して動き出しました。
私たちの先人たちは、100年以上の歳月をかけ、数々の戦争で多大な犠牲を払いながらも、白人だけが世界を支配する時代を終わらせる、人類の歴史を変える革命的な変化を起こしました。
そして、今また、2023年2月から海王星は完全に魚座に移行し、2036年4月まで、魚座をトランジットします。この期間に、日本人は再び、魚座意識に目覚めることになります。
近年、縄文文化やカタカムナ、日本文化、日本の歴史について見直しがされ、注目が集まっているのはこのためです。縄文時代は1万2千年以上にもわたり、争いのない平和な時代でした。これはまさに魚座意識に象徴される時代であり、日本人の意識の根幹にある争いを好まない性質の元にあるものです。
今日本は、魚座の無私の愛の精神に目覚めていく時代に入りました。今は希望が見えない、暗い混沌とした時代のように感じますが、YouTubeで日本人の心の精神性に目覚めさせる様々な発言、活動を見ていると、日本が本当に変わる日が近いことをひしひしと感じます。
私はインド占星術を通して、10年以上前から、理論上はそうゆう時代が来ることがわかっていました。けれども、それを信じることはできませんでした。しかし、2020年からコロナが始まり、ここ数年の変化をみていると、まさに宇宙のシナリオ通りに日本が変化していっていることを感じます。
2023年から2030年までは日本人が、目覚めていく移行期です。これは日本人の精神性を変えるだけでなく、画期的なテクノロジーを生み出し、世界を変貌させていきます。空気の水から人工石油を作るドリーム燃料、大気発電、量子コンピュータ、AIなどの様々な日本のテクノロジーが世界を平和していくために実用化されていきます。
また、文化的にも日本の漫画やアニメがますます注目され、日本の文化や精神性が世界へ影響を与えていくことになります。さとり世代、Z世代の若者たちが世界を変えていくことになるのでしょう。
そして、2025年7月5日前後には、日本人が魚座意識に目覚める何かの出来事が起こるのではないかと想います。それは、地震のような災害的な出来事とは限りません。日本人の精神性を目覚めさせる人々の活動や社会的な動きが、より活発になっていくときかもしれません。
日本は地震国なので、2025年7月5日に限らず、いつか必ず地震や津波がやってきます。必ずやってくることを恐れ心配してもしょうがありません。準備をして、後はいつも通り暮せばいいのです。
この時代の大きな変化の時には、今までの体制が壊れ、新しいより良い平和な時代を創っていくチャンスです。どんな日本、どんな世界、どんな未来を創っていきたいのか、私たち一人ひとりが真剣に考え、協力し、行動していけば、世界をより良い平和なものにしていくことができます。
今世界は、金融資本家やグローバリストたちが、巧妙な策略や人心の誘導によって世界を完全に支配しようとしています。それを変える中心になることができる可能性があるのは日本人(正確には人種は関係なく日本国土に住む人々)です。
2025年7月5日、どんなポジティブな変化が起きるのか、ポジティブな変化が起こせるのか、楽しみにしていきましょう。