インド占星術を活かした魂の計画に則った年間計画の立て方

インド占星術を活かした魂の計画に則った年間計画の立て方

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

インド占星術を活かした魂の計画に則った年間計画の立て方

みなさん、新年の目標や計画は立てましたか?
私は、今年もインド占星術のダシャーに基づいて年間計画を立てました。

 

インド占星術を知っているなら、ダシャーを検討して年間計画を立てるのは絶対した方がいいですね。

 

なぜなら、魂の立ててきた人生計画は、寸分も狂いもなく正確だからです。

 

これは、インド占星術を20年やってきて、何度もダシャーの切り替わりを実体験したきたことから200%確信をもっていえます。

 

どんなにしても、魂の計画に全くずれはありません。社会的、外的要因も含めて、計画されている緻密な計画です。

 

さて、まず、私の場合を例に説明していきましょう。

 

私は2022年8月から始まったアンタル・ダシャー水星期が、今年4月24日で終わります。4月24日からアンタル・ダシャーはケートゥ期に入り、2026年6月3日まで続きます。

 

▼ ミチユウのホロスコープ

 

水星は知識の惑星であるため、何かを学ぶのには最高に良い時期です。特に私の水星は9室を支配しているため、高度な精神性の追求や高度な学問の研究にはとても良い時期でした。

 

実際に、私にとって、長年求めていた精神的な師匠(グル)や先生に出会い、霊的な成長を加速することができました。そして、とても深い学びができる、素晴らしい本にもたくさん出会い、修行が進みました。

 

そして、インド占星術の研究も、インド占星術学習オンランサロンで、毎月90分の動画を作って教える中で、かなり深まったことを実感します。

 

本当にこの2年間、魂の計画、ダシャー通りでしたし、それを事前に知っていたお陰で、この期間を最大限に活かすことができました。

 

そして、この4月からのケートゥ期は、何をすべきかということは、惑星の象意を考えると明らかです。ケートゥには損失、喪失、引きこもり、手放し、自己放棄、瞑想などの象意があります。

 

前回の木星/ケートゥ期には、明らかにケートゥ期として起こるべきことが起きました。

 

過去のケートゥ期の経験とダシャーの象意を照らし合わせて考えると、今年のテーマは明らかに「手放し」だということがわかり、私自身、魂の計画にあるので、その方向に意識が向いています。

 

ケートゥ期が「手放し」というのは、どんな人にも現れてくる意味合いです。ただ、その手放し方が、その人のカルマや今までの生き方によって大きく変わってきます。

 

物質的な執着が強い人は強制的に、何か物やお金を失うことが起こるかもしれません。

 

人間関係がうまくいっていない人は、その人との別れがあるかもしれません。

 

自閉的な傾向があったり、精神的に病みやすい人は、家に引きこもって社会との関わりを断って、内省するかもしれません。

 

与える生き方をしている人は、多額の寄付や無私の奉仕活動をするかもしれません。

 

精神的な生き方をしている人は、ヨガや瞑想で、エゴや怒りや不安などのネガティブな感情を浄化し、霊的な体験をするかもしれません。

 

これらのどんなことが起こるのかは、出生図だけではわかりませんし、カルマ的に起こってしまうことは、どうにもなりません。

 

計画としては、どんなことをするかですし、カルマ的な困難な出来事が起こるとしたら、それに対処できる人間に成長する努力をするだけです。

 

さて、私の場合はどうかというと、前回の木星/ケートゥ期はカルマ的に結構、困難なことが起こりました。

 

水星期の最後あたりから、毎日2時間の瞑想を実践した結果、内面のネガティブな感情のカルマが噴出し、精神がとても不安定になり、人間関係や仕事上の困難が生じました。それでも、日々の2時間の瞑想を続けた結果、不安定な感情のカルマを浄化することができました。

 

そのことから、今回も前回と同じ流れを感じ、日々瞑想をしているので似たようなことが起こる可能性があるので、どんなことが起こったとしてもいいように準備万端にしています。

 

以上、インド占星術のダシャーから考えて、今年は、ヨガと瞑想を徹底的に実践し、心の浄化を進める1年にすることを目標にしています。

 

ということで、私を事例に書きましたが、あなたのホロスコープではどうかというポイントをお伝えします。

 

今年のダシャーをマハー・ダシャーとアンタル・ダシャーでチェックします。もし、マハー・ダシャーが切り替わるなら、劇的に大きな変化が起こる可能性があります。人生の方向性が大きく切り替わるかも知れません。

 

アンタル・ダシャーの切り替わりでもかなりのインパクトのある変化があります。今年の計画はアンタル・ダシャーの切り替わりの前後で計画を変化させます。

 

ダシャー惑星でチェックするのは主に以下のポイントです。

  1. 惑星の象意から考えられる行動
  2. 惑星の在住ハウスの象意から考えられる行動
  3. 惑星の支配ハウスの象意から考えられる行動
  4. 惑星の在住星座の象意から考えられる行動

 

これらの象意は拙著「一番わかりやすい はじめてのインド占星術」の巻末資料を参考にしていただくか、次の資料をダウンロードして参考にしてください。

 

▼ダウンロード 惑星・星座・ハウスの象意表(PDFファイル)

 

私の場合の2025年のダシャーは次のようになっています。
1月1日〜4月24日 土星/水星期
4月24日〜12月31日 土星/ケートゥ期

 

今年はアンタル・ダシャーの切り替わりがあるので、4月24日前後で大きな変化が起こることが予測できます。

 

水星期

水星:学習、知識、コミュニケーション、情報発信、教育
6室支配星:ボランティア、仕事、競争、争い、試験、スポーツ
9室支配星:高度な学問や精神性、グル、長期旅行、海外旅行、聖地巡礼
3室在住:趣味、自己表現、好奇心、情報発信
魚座:スピリチュアル、無私の愛、芸術、想像、チャネリング

 

ケートゥ期

ケートゥ:自己放棄、内省、瞑想、スピリチュアル、引きこもり、プログラミング
3室在住:趣味、自己表現、好奇心、情報発信
魚座:スピリチュアル、無私の愛、芸術、想像、チャネリング

 

計画を立てるときは、各惑星や星座、ハウスの象意から、自分がこれかなと思うもの、ピンとくるものを選び出していきます。潜在意識、魂のレベルでは計画がすでにあるので、心をクリアにして、心と魂の声に従っていれば、良い計画が立てられるはずです。

 

1月1日〜4月24日 土星/水星期 
 高度な精神性の知的学びを中心にし、仕事、情報発信していく。
4月24日〜12月31日 土星/ケートゥ期
 知識的な学びを減らし、ヨガや瞑想の日々の実践に力を入れる。
 内省し、エゴ、心の浄化をしていく。

 

私はインド占星術のダシャーから大雑把にこのような展望、計画を立てています。

 

より詳細な計画はプラティアンタル・ダシャーまでみて、1ヶ月単位の計画を考えています。

 

あなたも今年のダシャーの流れから、年間計画を立ててみませんか?

 

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もっと詳しく知りたい方のために

 

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