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今回は、私の人生に最も大きな影響を与え、最も興味のあるお釈迦様、ゴータマ・ブッダのチャート検証したいと思います。お釈迦様というと出生年すら定かではないのにチャートなんてあるのと思いますが、インドの偉大な占星術家であるB.V.ラーマンが推測で出しています。しかも、ナヴァムシャのラグナまで時刻修正しています。

 

私も最初は本当かなと、疑わしいと思っていたのですが、新たなスキルが増えるたびに検証しましたが、ことごとくそれがチャート上にしっかりと現れており、嘘かホントかわかりませんが、これは本当にお釈迦様のチャートではないかなと思わされてしまいます。

 

これは本当かどうかわからないので、こんな説もあるよというお楽しみ程度で読んで見てください。

 

それでは、まず、スピリチュアルな精神的な特徴が出ているか検証してみましょう。スピリチュアルなチャートの特徴は月が傷ついていることです。典型的な条件は月が火星か土星支配の星座に在住し、火星と土星のアスペクトを受けているのが出家者の配置です。この配置があると厭離の傾向があるといいます。

 

これは要はどういう配置かというと、心がとても傷つき、現世的な幸せを感じられない不幸せな配置です。お釈迦様のチャートでは月が非常に傷ついています。今まで私が見たスピリチュアルなチャートで最も傷ついているといっても過言ではありません。

 

ゴータマ・ブッダのチャート

 

月はてんびん座の26度33分にあります。ここに牡羊座の火星が1度以内の超緊密アスペクト、土星が2度以内の緊密アスペクト、ラーフが1度以内の5番目の超緊密アスペクト。更に最も大きな苦悩を与える冥王星が150度アスペクト。傷つきと言った時にただ単純にハウス単位でアスペクトで傷ついていることは大したことないですが、度数まで考慮してみて、緊密であると極めて深刻な傷つきになります。

 

お釈迦様のチャートの月は火星、土星だけでなく、ラーフ、冥王星にも緊密なアスペクトで傷つけられています。これは、お釈迦様がいかに心が病んでいたかをはっきりと物語っています。このような配置があることで、この世の中は「一切皆苦」と思ったのに納得です。月が吉星の影響で幸福な状態であったならば、現世で生きることが幸せで、そんなことは考えなかったでしょう。

 

出家者の配置というのは現世的な不幸せな配置でもあるのですね。しかし、それこそが、真理を知りたい、苦しみの原因を知りたいという強烈な原動力になります。一見不幸せに思える配置も出家して真理に到達するためには重要な配置なのです。

 

さて、お釈迦様のホロスコープをこれから続けて、徹底検証していきたいと思います。また次回をお楽しみに。

 

 

続きを読む≫ 2019/03/10 11:40:10 有名人検証

さて、インド占星術を学んでいるあなたは次のホロスコープの職業の違いを区別できるでしょうか? 今回は応用講座テキストから、天職の見方をご紹介します。

 

 

 

アセンダントは同じふたご座、10室に入っている惑星も同じ、月の星座も同じ。違いはラーフ・ケートゥ軸と木星の星座が違うだけです。インド占星術では10室と10室支配星でその人の職業を見ると言います。インド占星術をある程度学んでも、私はこの違いは区別できませんでした。

 

この二人は上のホロスコープは映画評論家、雑誌編集者の淀川長治氏、下は理論物理学者のアルバート・アインシュタインのものです。これほど似た天体配置にも関わらず、なぜこうも違う職業なのでしょうか。それは自由意志があるからでしょうか。それともまだ見えていないものがあるのでしょうか。

 

そこで、この謎を解明するため、私は多数のホロスコープを検証し、独自の結果に至りました。それは10室と10室の支配星は意味合いが違うということです。

 

10室に入っている惑星は、その人の社会的な振舞い、社会的な立場を示しています。例えば、この両者は共に10室に土星が在住しています。これは職業における完璧主義を示しています。土星は通常は政治家、権力者、重工業などを表しますが、実際のところ10室に土星が入っているからといってそういった職業につくとは、ほとんど言えません。しかし、これを仕事上、土星的な振舞いをすると見ると見事に読み取ることができます。

 

この二人は仕事において完璧主義であるため、時間はかかりますが素晴らしい成果を上げることによって、その職業において権威的な立場になることを示しています。

 

さて、それでは、10室の支配星は何を意味するのでしょうか。10室の支配星の状態が職業の本質を表しています。10室の支配星が入っている星座とハウス、アスペクトする惑星を見ることでどんな分野や業界の職業であるかを見ることができます。

 

淀川長治氏のホロスコープ

 

 

淀川長治氏の場合は10室支配星がエンターテイメントの獅子座に在住し、自己表現や芸能、メディア関係を示す3室に在住しています。見事に彼の選んだ職業的傾向を示しています。

 

アルバート・アインシュタインのホロスコープ

 

 

それに対して、アルバート・アインシュタインはどうでしょうか。彼の10室支配星の木星は科学者や技術者、物理学などと関係する水瓶座に在住し、高度な学問を意味する9室に在住しています。そして、改革や科学者を意味する天王星と西洋占星術の180度アスペクトを形成しています。これもまた見事に彼の職業分野や業界をよく表しています。

 

また、ここで天王星を見ましたが、職業を見る上で土星外天体である天王星、海王星、冥王星も重大な影響を与えていることは、明らかに実感します。

 

最後に天職を見るために10室についてまとめます。

 

1.10室はその人の職業における立場や振舞いを表す。
2.10室支配星の在住星座やハウス、影響する惑星は職業分野や業界を表す

 

天職や職業について見ることは、かなり高度なことになってきます。そして、人の一生を左右することでもあるので、正しく読めることが大変大切になってきます。インド占星術応用講座では、この他にも職業を決める上でのダシャー分析、分割図の活用の仕方など、独自の研究でわかったことをお伝えしています。

 

 

続きを読む≫ 2019/02/07 18:36:07 職業と仕事

ケートゥには解脱、神秘的な知識や深遠な思考をもたらすとてもスピリチュアルな惑星です。一方で天体配置によってはアスペルガーや自閉症、学習障害、摂食障害を引き起こす惑星でもあります。

 

それでは、どんな配置のときにケートゥは良い働きをし、スピリチュアルな特徴を示すのでしょうか。

 

ケートゥがスピリチュアルな方面で良い働きをするには以下の条件があります。

 

(1)ケートゥにとって最高の場所は12室です。2番目は8室、最後は4室です。

 

(2)このケートゥは5室か9室の支配星とコンジャンクションするかアスペクトを受けていなければなりません。

 

(3)このケートゥは木星のアスペクトを受けている。

 

 

実際の事例を見てみましょう。

 

これは精神性を見るためのヴィムシャムシャD20分割図です。

 

D20ではケートゥはラーフの180度反対側の星座にいるとして考えます。この場合は魚座にいるので反対の乙女座にあると考えます。もし、Asが正しいならば、ケートゥはとても良い状態にあることになります。

 

1. ケートゥは12室に在住する
2. 水星支配の乙女座に在住する
3. 木星の7番目のアスペクトを受ける
4. 9室支配の水星のアスペクトを受ける

 

これは私自身のホロスコープですが、もしこのAsで正しいとしたら、インド占星術、ヴィパッサナー瞑想、ヴェーダンタ哲学などに強烈に惹かれる気持ちになるのが納得です。

 

時々こんなこと勉強して何になるんだろうなと思うこともありますが、これは私が魂レベルでが求めて来たことなんだと、ホロスコープ見て受け入れることにしています。

 

これが出生図に現れていれば、スピリチュアルな方面でより才能を発揮できる人になります。

 

さて、あなたのケートゥはどんな状態になっているでしょうか。

 

 

今年の最後の講座として運命改善法講座をしました。

 

今まで、私の講座は基本的にホロスコープのリーディングが中心で、改善法についてはリーディングの中で少しお話する程度でした。

 

今回は、運命を改善する方法のみにフォーカスして4時間の講座をしました。今回、講座のために改めてアストロカートグラフィーの研究を深めました。

 

これは簡単に言うと世界の中でどこの土地が私たちの運気を上げるのか、それとも困難を与えるのかを見る現代西洋占星術の技法です。

 

私自身、20代の時にバックパッカーとして世界を旅しました。そのそれぞれの土地がアストロカートグラフィーに示された通りで、驚異的とも思える実感の深さでした。

 

今回は私自身にまつわるエピソードを紹介します。

 

アストロカートグラフィーを見ると、私はインド占星術を仕事にしているだけあって、インドにたくさんのラインが通っています。

 

 

月、金星、ラーフ/ケートゥ、海王星の4本のラインが通っています。

 

私はインドで初めて、お釈迦様の瞑想法であるヴィパッサナー瞑想のコースを受けました。受けた場所は、ダライ・ラマの住んでいるダラムサラでした。

 

人生で初めての10日間の瞑想コースで、私の人生を大きく変えるとても重要な体験であり、出会いでした。

 

そこにはなんとスピリチュアルな経験や瞑想を意味する海王星のラインの真下にありました。

 

また、前世からの続きを意味するというラーフ/ケートゥのラインがインドの中心部を南北に通っています。

 

そこのラインを追っていくと、私の人生に大きな変化をもたらした以下の場所がすべて、このライン上を通っていました。

 

・サイババ・アシュラム
・アルナーチャラ(ラマナ・マハルシのアシュラムのある場所)、
・リシケシ(ヨガの聖地)
・ガンジーアシュラム
・シヴァナンダアシュラム
・オーロビル(オーロビンド・ゴーシュの思想に基づいたエコヴィレッジ)
・ガンジス川の源流ヒマラヤ四大聖地(ガンゴートリー、ケダルナートなど)

 

 

インドに入った時、このライン上にあるリシケシ北部のアシュラムで瞑想中に眉間の所で一瞬、光が爆発し、時間も空間も無限に広がるような体験をしました。これはわずか1,2秒の経験でしたが、私の人生を変える印象的な体験でした。それ以来、その光の世界が何なのか知りたく瞑想やスピリチュアルな学びを続けています。

 

それ以来、そういった経験は残念ながらないのですが、この体験は私にこういった世界もあるんだよと教えてくれる宇宙がチラ見させてくれた体験なんだなと後になって思いました。そして、後は自分の努力でここまで来てね。ということなんだと理解していました。

 

今回、アストロカートグラフィーからラーフ/ケートゥのラインが通っているのは前世の続きがここから始まりますよという合図だったんだと思います。如何に自分はインドに縁が深いのか、アストロカートグラフィーを見て、よくわかり興味深かったです。

 

アストロカートグラフィーは講座の中でも皆さん、興味津々でした。そして、それぞれが強い実感を感じているのがよくわかりました。

 

アストロカートグラフィーは時刻修正の一つのテクニックとして活かせそうなくらい、私たちの縁のある土地や文化を表しています。

 

これからも、アストロカートグラフィーより研究を深め、鑑定にも役立てていきたいと思います。

 

 

偉業を成し遂げる人達に共通する天体配置がある。それは水星に対する土星のアスペクトだ。思考を表す水星が遅れを表す土星のアスペクトを受けるということは、頭の回転が遅くなり、思考力が低下しそうであまり良さそうではない。

 

この逆に水星に対する火星の絡みは、水星にスピーディな火星が影響を与えることで頭の回転が速く、いかにも頭が切れるという感じになり、一般的に頭が良いイメージになる。

 

それでは、水星に対する土星の絡みは頭が悪いのか。頭の回転は遅く一見すると要領が良いとは言い難い。アルバート・アインシュタインは減衰する水星と土星がコンジャンクションしていて、お釣りの計算もままなならかったという。

 

しかし、水星と土星の絡みは、非常に地道な努力、学習が続けられる人になる。日本の偉大な生物学者で南方熊楠という人がいる。彼の勉強法は本を書き写すというものだった。105冊もある百科事典をすべて書き写したというから、驚異的な努力家だ。

 

 

書き写すというのは一見するとあまり要領のいい、効率的な勉強法だと思えない。しかし、水星に対する土星の絡みのある人達は、このような努力の仕方をする。偉大な科学者や研究者にこの配置のある人が多い。

 

それは偉大な成果を出すためには、わからない、簡単に理解したとは思えない土星の疑り深さ、長期にわたる地道な努力と研究が必要だからだ。

 

南方熊楠のホロスコープを見ると、牡羊座の水星に高揚する土星がアスペクトすることによって、非常に地道な努力をすることが示されている。

 

水星の土星による傷つきは、偉大な成果を上げる人たちに必須の配置なのだ。

 

 

続きを読む≫ 2018/12/05 14:41:05 惑星

占星術をしているとこの世界の法則の不公平感に文句を言いたくなる(笑)

 

インド占星術では、吉星が4つで、凶星が5つ。西洋占星術で扱う土星外惑星を含めると凶星は8つになる。凶星が吉星の2倍ある。人生大変なこと、困難なことは起こることが当たり前の法則になっている。困難を与える惑星の方が多いのだから。なんて理不尽なシステムと思ってしまう。

 

しかし、様々な考え方を学び、瞑想し、気付き、今思うことがある。実は凶星は私達を成長させる惑星なのだということだ。私達は苦難、困難、障害を克服していくことで成長することができる。そして、より幸福で、充実した人生を生きることができる。

 

凶星は困難の惑星であると同時に、志しや使命のある人間にとって努力、信念、充実の惑星になる。凶星は思いを貫き通す惑星でもあるのだ。

 

太陽は純粋さと正義と社会のために生きる力を与える。土星は結果が出るまで持続的に頑張る忍耐力、自己反省能力、現実に対する認識力を与える。火星は情熱とやる気、一点集中の突破力を与える。ラーフは混沌とした中を、突き抜けていくパワーを与える。ケートゥは欲を手放し、無私無欲に成長するを与える。

 

天王星は博愛精神、既存の体制や価値観を変革し、新しいものを生み出す力を与える。海王星は想像力、理想を思い描く力、無私の愛による奉仕の力を与える。冥王星は既存のものを破壊し、根底からの大改革し、新たなものを生み出す力を与える。

 

もし、凶星を悪い方向に使うならば、太陽は傲慢さ、自己中。火星は怒り、暴力、ワガママ。土星は不安、依存、無気力。ラーフは恐怖、狂気、貪り。ケートゥは恐怖。

 

天王星は不調和と反逆精神。海王星は快楽主義、依存。冥王星は恐怖と破滅的な暴力。

 

凶星は様々な悪い影響を私達の人生に与え、苦しめる。

 

他人に依存することを止め、自分の力で、成長し、魂を進化させて生きていこうとする人間に強力な前向きなパワーを与えるのが凶星達なのだと思う。そういった観点から見ると凶星は実は凶星ではないのかもしれない。

 

この世界は凶星のパワーを使い、成長し、進化していくか、凶星に振り回され惨めな苦しい人生を生きていくか、どちらかになってしまうのだと思う。

 

凶星のパワーを使うためには、何のために生きているのか、私達の人生の目的、今生の目的、自分のためではなく、人を幸せにするため、世の中を幸せにするために生きることに意味を見出すことが大切なのだ。それが自分自身を充実と幸福な人生を生きることにつながっていく。

 

凶星は楽をしたい、人に依存して生きていきたい、人生がうまくいかない原因は自分ではなく、周囲の人間や社会にあるという人間には次々と困難と苦しみをもたらしていく。

 

星は今生で生きる人生の現象には強い影響を及ぼし、運命を変えることは難しい。しかし、星は私達の魂にまで影響を及ぼすことはできない。だから、同じ現実を私達がどのように受け止めるかは私達次第なのだ。困難な状況を憎むこともできるし、困難な状況を成長のチャンスと捉え、成長と充実、達成、そして幸福な人生を生きるかそれは私達が選択できるようになっている。そこに運命を超えるための自由意志があるのだと思うようになった。

 

占星術はこの世界の仕組みを知ることで、真理を理解するヒントをもたらしてくれる。占星術に出会わせてくれた人生に感謝したい。

 

 

本日は教育の分割図D24チャトルヴィムシャムシャ(以下、D24)の使い方についてご紹介します。

 

私の研究では、D24は高校、大学などの教育だけでなく、社会人になって受けるセミナー、講座を受ける機会を見るのにも使うことが可能であることがわかってきました。

 

実際、私が30代で世界的に有名な一流の講師のセミナーを受けたときは、出生図だけでなくD24でも最高に幸運のダシャーになっていました。

 

さて、D24を使うポイントは教育を意味する5室、5室支配星、9室、9室支配星が重要です。また、分割図の第1室はその分割図のテーマに置いてとても重要になるので、D24のラグナ、ラグナ支配星も重要です。そして、教育を意味する、水星、木星も見ます。

 

それでは、実例として高学歴セレブのクリスティー・ターリントンを見てみましょう。

 

ここで一つ注意点があります。D24は分割数が多いため、約5分でD24のAsは移動してしまいます。D24を使うためには、時刻修正のスキルが必須となります。D24分割図のAsが正しいかどうかを推測しながらの高度なリーディングが必要とされます。

 

この事例もAsがこれだと辻褄が合うから、これで正しいだろうという推論を含んだ事例紹介になります。

 

Wikipediaによると

 

「彼女は1994年(木星/水星期(1月入学)もしくは木星/ケートゥ期(9月入学))には学業に戻り、ニューヨーク大学のギャラティン校で比較宗教学と東洋哲学に関する研究で文学の学位を取得し1999年に優秀な成績で卒業した。」

 

とあります。

 

 

彼女のホロスコープではマハー・ダシャーの木星は1室を支配し、幸運の5室に在住し、教育運が良いことを示しています。また、この木星は幸運の9室支配星からのアスペクトも受けています。

 

そして、ラグナが射手座であることから宗教や哲学に関心が深いことが示されています。

 

そして、知的好奇心の水星は高揚し、ケートゥとのコンジャンクション(ラーフとケートゥは常に180度反対に位置しているため、ラーフの反対側の乙女座に飛ばして考えます)

 

水星とケートゥがコンジャンクションし、土星のアスペクトを受けていることから、ケートゥの神秘的な知識、深遠な思考、土星のより深く考える哲学的な思考力が与えられ、このような学問に興味を抱くことが示されています。

 

大学に入学したときはケートゥ期、もしくは水星期で東洋哲学を学びたい時期であることがよく現れています。また水星はD24で高揚しているため、教育運に恵まれることを示しています。

 

このようにD24のラグナが正しければ、出生図によく現れていないと思われる教育のことが明確に現れていることが読み取れます。

 

以前、時刻修正の結果ですが、D24のAsが一つずれているだけで、全く異なった教育を受けているという事例がありました。どんな教育を受けるかは出生図だけでなく、D24が重大な影響を及ぼしていることがよくわかります。

 

 

 

来月2018年12月8日から始まる実践講座では、このような分割図の使い方を多数の事例を検証しながら扱っていきます。

 

●インド占星術実践講座へのリンク

 

分割図の使い方、時刻修正に興味がある方は実践講座で一緒に学んでみませんか?

 

会場の都合上、残席数が現在1席となっています。もし、もっと受けたい方がいましたらもう少し広い会場に変更することも検討しています。直前になると会場変更は対応ができないため、ご希望があっても受け入れることができない可能性が出てきています。

 

ご検討されている方は、お早目に(できれば11/22までに)お申込みください。あなたのご参加お待ちしております。よろしくお願い致します。

 

 

続きを読む≫ 2018/11/19 17:01:19 職業と仕事

今日は、医療占星術の研究の中で気づいたことを書きます。

 

今回の講座の中でで癲癇(てんかん)の配置について知りたいという要望があり、それを調べることにしました。

 

インド占星術の象意表を見ると太陽に癲癇とあります。
そうすると太陽の傷つきが癲癇に関係するのだと推測できます。

 

私がよく参考にしている医療占星術の本でドクター・チャラクの「医療占星術のエッセンス」には、占星術古典からの記述として、次のようなものが載っています。

 

(1) 土星と月が火星によってアスペクトされている。
(2) 月とラーフが8室に在住する
(3) 6室または8室が土星と火星と絡んでいる。
(4) 太陽、月、火星が1室か8室で同室し、凶星のアスペクトを受けている。
(5) 食(太陽・月)の時に生まれ、木星がラグナまたはトラインに在住し、土星と火星が6室または8室に在住している。
(6) ラーフがラグナに在住し、月が6室に在住している。

 

そして、日本で数少ない医療占星術の翻訳書であるワンダ・セラーの「メディカル・アストロロジー入門」には癲癇に関わる惑星と星座として

 

「月、水星、水星/天王星、牡羊座」

 

と書かれていました。

 

水星は神経、天王星は痙攣を表すので、水星と天王星がハードアスペクトを組んだら、いかにも癲癇になりそうです。牡羊座は頭を意味するのでそこが傷ついたなら癲癇になりそうです。

 

今回、私はしっかりと実証確認したいという思いからアストロデータバンクから癲癇のホロスコープを12個検証することにしました。

 

その結果は、著名な本に書かれたものとは違ったものになりました。
癲癇の配置としては以下の結論に至りました。

 

脳を意味するのはAs、1室支配星、太陽、水星です。そのため、これらが酷く多重的に傷ついていると癲癇持ちの可能性がある。そして、この中でも傷つきとはラーフ・ケートゥ軸による西洋占星術の1〜2度程度の緊密なアスペクトがある。特に150度のアスペクトが多く形成されている。また、ラーフ・ケートゥ以外にも土星の傷つきの場合もある。そして、癲癇は慢性的な先天疾患であるので出生時のダシャーが傷ついている。

 

この条件でいくと100%ではありませんが、多くの癲癇のケースを検証することが可能です。高い精度で検証できない原因はAsの傷つきの可能性あることです。Asと緊密なアスペクトを組んでいる場合は出生時間がよっぽど正確でない限り検証はできません。

 

私の結論は本に書いているものとだいぶ違ったものになりましたが、実際本に書いてある配置の多くは見つけることができませんでした。

 

いつも偉大な先人が書いた古典、著名な先生が書いたものを参考にしており、信じたいですが、必ずしも実証検証ができるとは限らないというのが今回の私の研究の結論でした。

 

偉大な先人の研究に敬意と感謝の念を持ちつつ、鵜呑みにしない。それが占星術の上達の秘訣の一つだと私は考えています。

 

更に癲癇について調べていくと、歴史に名を残す偉大な人々や科学者に癲癇の人が結構いることが出てきます。また、癲癇の人は引きこもりであったり、アスペルガー症候群、プログラマーの才能、エンジニアの才能を持っている人が多いというのも出てきます。

 

これは私の検証が正しければ、当然の結論です。なぜなら、アスペルガーはケートゥと関係します。そして、プログラマーもケートゥ、エンジニアはラーフ、ケートゥが関係します。

 

また、天才や発達障害と言われるような人たちはケートゥが関係しています。

 

癲癇と天才性や自閉症はラーフ・ケートゥ軸の多面的な現れの結果なのです。癲癇があるということは天才性を秘めているということになるのです。

 

占星術の研究が深まるほど、この世界や人間の本質の様々なつながり見えてきて本当に興味深いですね。

 

 

続きを読む≫ 2018/11/13 21:23:13 医療占星術

先日11月3日にセラピストのためのインド占星術講座の第1期が終わりました。

 

この8ヶ月間、医療占星術について徹底的に研究しました。ホロスコープ分析の数は毎回50以上、トータルで500以上の分析で、膨大なものになりました。インド占星術の古典や西洋占星術の本を鵜呑みにすることなく、実際のホロスコープにあたりてってきて期に検証しました。

 

西洋占星術の医療占星術の技法も研究し、インド占星術と統合し、一つの占星術体系として統合できるところが見えてきました。インド占星術単独、西洋占星術単独より飛躍的に分析の精度があがりました。

 

今回の8ヶ月にわたる研究で、今までインド占星術単独ではなぜかわからかったもののほとんどが解読できるようになりました。もちろんどこまでいっても100%とはありませんが。

 

その成果は、自分の言うのも何ですが、素晴らしいものです(私は土星の影響が強く、自信はあまりないほうです)。

 

今回は、その成果を事例で紹介したいと思います。

 

日本語でおそらく唯一専門的に書かれた西洋占星術の「メディカルアストロロジー入門」という翻訳本があります。

 

その中で薬草の研究者のニコラス・カルペパーの事例が紹介されています。

 

この本には次のように書かれています。

 

「ニコラス・カルペパーのチャートでは、土星が太陽と反対にあることに注目します。助けになるアスペクトはありません。カルペパーは薬草治療の活動は精力的であり、それが37歳という若さに彼の寿命を縮めたことにはついて疑いの余地はありません。彼は他の人々に貢献したことで疲れ果ててしまったのです。太陽は死と活力の浪費を表す第8室を支配しています。(中略)
 土星は月にハーフスクエア(45度のアスペクト)で薄暗い光を発しています。カルペパーが肺の病でなくなりますが、それは第6室/双子座の月の位置により適切に描写されます。」

 

この説明は西洋占星術のホロスコープですのでハウスの割り振りはこれから説明するインド占星術とは異なります。

 

 

さて、これをインド占星術と西洋占星術を統合した視点で見ると次のように分析することができます。

 

彼は太陽が減衰し、生命力が弱いことを示しています。ここに減衰の火星と減衰の土星がアスペクトをし、一生懸命頑張る、努力家の働き者であることを示しています。

 

ただ、太陽に対して土星が1度23分のオーブで正確に180度アスペクトを形成し、生命力をかなり低下させています。

 

インド占星術では通常、ハウス単位のアスペクトで見ますが、大病をする人は西洋占星術でみる正確な角度のアスペクトを見ることが大変重要です。緊密度が高いほど、重大な疾患をする可能性が高まります。

 

彼は肺の病でなくなっています。その原因は肺を意味する月と水星と3室の強い傷つきによるものです。月は土星からオーブ18分という45度の極めて緊密なアスペクトを受けています。

 

この45度という角度はマイナーアスペクトですがオーブを狭く取ると非常に強く作用し、最も致命的なダメージをもたらします。1?1度半以内のオーブでとるのが目安です。

 

また、ラーフからも30分という狭いオーブで105度のアスペクトを緊密に受けています。ラーフもその影響を受ける体の器官に混乱を与え弱らせます。特にラーフは難病と言われる根治が極めて困難な影響を与えます。

 

これらはインド占星術の土星の3番目のアスペクト、ラーフの5番目のアスペクトでも説明できますが、角度の正確さを見るとその深刻さが全く違うことがわかります。もし、この角度が緊密なものでなければ、そこまで深刻な病気になることはありません。

 

このため、肺を意味する月は致命的に傷ついています。

 

また、もう一つの肺を意味する水星はどうでしょうか。水星は12室に在住し傷ついています。一見するとそれだけの傷つきで大したことがないように思いますが、緊密なアスペクトを見ると水星も深い傷を負っているのがわかります。土星から1度以内の緊密な165度アスペクト、ラーフからの1度以内の緊密な105度アスペクトを受けています。

 

ここで解説している、この15度の倍数のアスペクトは西洋占星術でもマイナーアスペクトとしてほとんど扱うことはありません。しかし、医療占星術においては極めて重大な働きをします。心と身体の不調について見るときは西洋占星術のメジャーアスペクトに加え、15度、30度、45度、75度、105度、135度、150度、165度のアスペクトも必ずチェックします。

 

この角度をチェックするようになってから、深刻な心身の疾患の多くにこの角度が関わっていることがわかりました。これをチェックしなければ、インド占星術でも西洋占星術でも大した問題のない人が深刻な問題を抱えていることが読み取れるようになりました。

 

次に肺の疾患は3室と4室も関係します。このケースでは3室の傷つきがひどく出ています。3室にはラーフが在住し、火星から8番目のアスペクトを受けています。

 

そして、3室支配星の土星は減衰し、8室支配星の減衰する太陽から緊密なアスペクトを受けています。そして、ケートゥからの1度以内という、これもまた緊密な9番目(120度)のアスペクトを受けています。肺病に関係する3室もまたひどく傷ついています。

 

以上、肺を意味する月と水星、3室、3室支配星がひどく傷つき、深刻な肺病を抱えていたことがわかります。

 

そして、彼がなぜ、37歳という若さでなくなったのか。それも読み解いてみましょう。

 

彼の寿命を意味する8室には火星が在住し、8室支配星の月には、先程述べた土星とラーフが緊密なアスペクトを投げかけています。3つの凶星が強力な影響を与えていることから寿命が長くないことが推測されます。

 

そして、彼は19歳から35歳までは1室の定座に在住するマハー・ダシャー木星期でした。そのため精力的に活動できる時期であったと推測されます。しかし、次のダシャーは土星期です。

 

土星は彼にとって極めて悪いダシャーです。減衰し、ケートゥと8室支配の太陽の緊密なアスペクトを受けています。そして、この土星は肺を意味する月と水星に緊密なアスペクトを形成していました。そして、土星自身が3室支配星でひどく傷つき、減衰で弱っています。

 

そのため、この土星期に肺の病を患うことは占星術的に明らかです。そして、この土星はマラカの2室支配星でもあり、マラカの7室にアスペクトするため、彼に死をもたらす結果になってしまったのでしょう。

 

このように西洋占星術の正確な角度のアスペクト、15度の倍数系統のマイナーアスペクトを考慮することで、病気のより正確な分析ができ、そして、ヴィムショッタリー・ダシャーを使うことで発病時期を推測できるということが、8ヶ月にわたるセラピストのためのインド占星術講座のための研究成果でした。

 

占星術の世界は本当に奥深く、まだまだわからないことばかりです。今後も更に研究を進め、セラピスト、カウンセラー、アーユルヴェーダ、東洋医学、医療関係者に役立てる医療占星術を体系的に構築していきたいと思います。

 

 

続きを読む≫ 2018/11/06 12:19:06 医療占星術

ノーベル賞医学者 本庶佑氏に学ぶ、インド占星術をマスターする秘訣

 

先日、2018年10月1日に本庶佑氏がノーベル賞を受賞しました。同じ日本人として、とても嬉しいことですね。

 

その中で、様々な記事を見ていたら興味深い発言を見つけました。以下、Yahooニュースからの引用です。

 

● 研究で大事なのは「自分の目で確信ができるまでやる」

 

会見では、報道陣から「研究にあたって心がけていることやモットーは」と問われる場面も。?.本庶氏は著名な科学誌「ネイチャー」と「サイエンス」を挙げてこう語った。
??------
?私自身の研究(でのモットー)は、「なにか知りたいという好奇心」がある。それから、もう一つは簡単に信じない。??よくマスコミの人は「ネイチャー、サイエンスに出ているからどうだ」という話をされるけども、僕はいつも「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」と言っていますし、大体そうだと思っています。??まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それが僕のサイエンスに対する基本的なやり方。??つまり、自分の頭で考えて、納得できるまでやるということです。
------

 

この発言を見て、とても共感ができるし、いつもインド占星術の研究を深めていくために意識していることでした。

 

インド占星術を専門的に学び、深めようと思ったとき、それは信じる信じないの占いではありません。インド占星術は星が私達の運命に対してどのような影響を与えるかを知るための「運命の法則」を理解する科学です。

 

そのため、マスターしようと思ったら、本庶氏が語るように簡単には信じない姿勢が大切です。初学者の間は、右も左もわからないので、まずは自分が学んでいることが正しいと信じて進んでいくしかありません。

 

しかし、ある一線を越えて理解を深めようとするとき、その法則が本当に作用しているのだろうか、有名な占星術家が言っていることが本当に正しいのだろうか。その世界の常識とされていることが本当だろうか。権威と言われる人が本当に正しいだろうか。

 

こうしたことを様々なチャートを検証し、実践経験の中で確認していくことが、とても大切です。

 

様々な情報や権威とされる人たちに常に疑いをかけていくことが必要です。それによって、実は今までの常識が間違っていたことがわかることもあるのです。

 

ただ、これはそういった方々を軽くみるというわけではありません。人間として尊敬と敬意を示しながらも、宇宙の真理に対して、真摯に追求する姿勢を持つことです。

 

世の中の情報をみていくと、それぞれの世界で権威とされる人たちが間逆なことを言っていることは、しょっちゅうあることです。

 

それぞれ一般的に言えば、高学歴であったり、頭がいいとされている人たちです。それは知識や論理的な思考力があったとしても、真理を知る深い洞察力と智慧がある人間は少ないことを示しているのではないかと思っています。

 

真理を知りたいときは、肩書や名声に惑わされてはいけません。

 

更に言うと、私は自分自身が研究して発見した法則が本当に正しいのだろうかと常に疑いをかけています。

 

それは自分が正しい、自分だけが正しい、自分の師のみが正しい、自分の流派のみが正しい。というように信じたとき、エゴを増長させ、真実を見えなくし、私達の成長はストップさせるからです。未熟な人間ですから、正しいと思っていたことが実は間違っていたということはよくあることです。

 

だから、自分自身を信じながらも、常に自分自身に疑いをかけて、インド占星術を研究しています。

 

さて、本庶氏のホロスコープにそのような思考をする配置が出ているかみてみましょう。出生時間は不明ですのでアセンダントやハウスは使えません。

 

 

本庶氏のホロスコープを見ると天才科学者にとても良く見られる典型的なパターンが出ています。

 

それは水星と天王星が90度の西洋占星術のアスペクトを組んでいることです。しかも2度以内のオーブなので、とても緊密です。これは水星の思考が天王星に刺激されます。独創的な発想力があり、発明の才能に恵まれ、風変わりで、鋭い直観やエキセントリックな思考になります。

 

天王星を革命の惑星ですから、既存の体制をぶち壊します。それまでの常識を疑い、新たな発見をし、テクノロジーの進歩、人類の進化を促していきます。

 

インド占星術をマスターする秘訣は、ある程度学習が進んだら、自分自身で検証し、その法則が本当に作用してるだろうかということを体感をもって理解できるようにしていくことです。

 

今の時代、インターネット、ブログを使って誰でも簡単に情報を発信できます。それらの情報は玉石混交で、本当に正しい情報は10%以下だと思ったほうがいいです。

 

これからも真実を伝える10%に入れるように努力していきたいと思います。

 

これを読んでいる皆さんも、私の語っていることに疑いをかけてくださいね(笑)。

 

 

続きを読む≫ 2018/10/06 11:04:06 有名人検証

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