結婚する相手の特質はどうやってみる?

結婚する相手の特質はどうやってみる?

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

結婚する相手の特質はどうやってみる?

インド占星術で鑑定をしていると多くの人が興味があるのは結婚相手はどんな人かということです。それはインド占星術でどのように読むのかご紹介します。

 

本によっては7室の星座の性質を持った人物と書かれているものがあります。例えば、以下所ジョージさんのホロスコープでは7室は蟹座になっているので蟹座の性質をもった人物ということになります。

 

 

しかし、実際の鑑定で見ていくと必ずしもそうは言い難い。それは違うというほどではないですが優先順位的には後の方になります。私が実際には以下の優先順位で見ています。

 

1.7室の支配星が入っている星座の特質
2.7室の支配星がコンジャンクションしている惑星の性質
3.7室に在住している惑星の性質
4.7室の支配星にアスペクトする惑星の性質
5.7室にアスペクトしている惑星の性質
6.7室になっている星座の性質

 

以上を同等に見るのではなく、上位のものほど優先的に割合を高くして見ています。7室の支配星が何座に入って、どの惑星とコンジャンクションしているかということが決定的に重要になってきます。

 

例えば、所さんのホロスコープの場合は、7室支配星の月は水瓶座に在住しています。そして、この月は水星とコンジャンクションしています。だから、所さんの奥様は水瓶座と水星の特質を多く持っていると見ることが出来ます。

 

そして、7室には木星が在住しているので、木星の性質も持っています。更にインド占星術では使用しませんが天王星が入っているので、天王星の性質も持っています。インド占星術では土星外惑星は使わないとされていますが、実際の鑑定をしていると土星外惑星を考慮しないと大きく外すことがあります。

 

そして、太陽と土星がアスペクトしているので、その性質も表れてきます。そして、最後に7室が蟹座なので蟹座の性質も考慮します。

 

まとめると次のようになります。

 

1.水瓶座
2.水星
3.木星、天王星
4.太陽、土星
5.蟹座

 

これらに共通項がないとまとまりがなく、よくわからなくなります。だから、これらを同等に考慮するのではなく1〜3をより割合を大きくしてみると相手の性質を的確に読み取ることができます。

 

鑑定の精度をあげようとすると何を優先して読むかということがとても重要になってきます。あなたも身近な人のホロスコープで検証してみて下さい。