コロナウィルス感染爆発と武器輸出額の奇妙な相関関係

コロナウィルス感染爆発と武器輸出額の奇妙な相関関係

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

祝★緊急事態宣言終了〜コロナ感染爆発と武器輸出額の奇妙な相関関係

ようやく緊急事態宣言が解除されました。自由に行動できるようになると思うと本当に嬉しいです。とても解放された気分です。日本は欧米のような感染爆発とならず、本当に良かったですね。

 

さて、多くの人には理解不能かもしれませんが、私はこれは国家、民族のカルマなのかなとインド占星術的には思っている。

 

世界でのコロナウィルスの感染拡大を見ると、極端にひどい国とそうでない国に分かれる。この違いは5Gとか、BCG注射とか、食事とか、衛生観念とか、色々言われている。私は個人的にはこれは国家や民族のカルマ(業)だなと思っていた。

 

感染が拡大するのは大航海時代以降の侵略戦争をした覇権国家ばかりだ。そう思っていたが最近、興味深い相関関係を見つけてしまった。武器輸出額との相関関係だ。

 

世界の武器輸出のトップ10は感染が最も拡大している国々ばかりだ。つまり、世界に争いの火種をまいている国々だ。
1位 アメリカ
2位 ロシア
3位 フランス
4位 ドイツ
5位 中国
6位 イギリス
7位 スペイン
8位 イスラエル
9位 イタリア
10位 オランダ

 

▼世界で最も武器を輸出している国トップ10
https://www.businessinsider.jp/post-163973

 

トップ20まで見ても、それがよくわかる。
それ20位以内にスイス、トルコ、カナダ、ブラジル、南アフリカ、スウェーデンも入っている。

 

▼30年間の武器輸出額 (1991〜2019) 〜ランキング〜

 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36234580

 

ただ、これらの国々にも、もちろん良い人も悪い人も、いろんな人々がいる。だから、この国々の一般市民のすべてが悪いと言っているのではないし、差別するわけでもない。今まで色んな外国人に会ってきたがこれらの国々にも素晴らしい人たちはたくさんいる。しかし、国家全体として考えたときに何をしているのか。それがカルマの観点から見るととても重要だ。

 

もし、コロナウィルスの感染爆発がカルマ的なものだとしたら、ロックダウンすることより、武器輸出を停止することや悪いカルマを作らず、善行を積むこと、世界の平和に貢献することが最大の効果があるのだろう。

 

こういった感染症の原因はアーユルヴェーダによると殺生が原因だという。マクロビオティック的には肉食を多食していれば、当然感染症にかかりやすくなる。インド占星術的に考えると肉食はラーフ、火星、冥王星だ。これらの惑星の影響が極端に強いと、傲慢で自己中心的、攻撃的で無慈悲な性質になってくる。

 

その結果として、これらの惑星は感染症を引き起こすことになる。これらの惑星には、医療占星術的には同時に感染症の象意があるからだ。

 

そして、マンデン占星術的考えるなら、火星もラーフも冥王星も戦争を意味する惑星だ。武器産業や大量破壊兵器を表すといってもいい。

 

以前の記事でこれらの国々のマンデン図を見て検証したが、実際に冥王星やラーフ・ケートゥが強く関係している。

 

▼ アメリカ、イタリア、スペイン、フランス
http://jyotish.michiyuu.info/blog/c15/entry156.html

 

▼ 中国
http://jyotish.michiyuu.info/blog/category18/entry150.html

 

このように占星術を通して宇宙の法則を知ると、個々人の食事や性質、病気、そして国家や民族のカルマの全てがつながっていることがわかるようになる。大局的な視点でものごとを理解することができるようになる。

 

そして、人生で起こることにはすべて意味があり、すべてに学びがあるという視点から考えると今回のコロナウィルス禍は何を意味しているのだろうか。それは冥王星やラーフの反対のケートゥに象徴される。冥王星は死と再生、破壊と再生の惑星だ。ケートゥも死や喪失を表し、同時に気づきや悟りを表す惑星だ。

 

このコロナウィルス禍により、人類の文明は分岐点に立つことになる。冥王星の悪い象意が優れば、この世界情勢の不安定さが独裁政権の誕生や戦争に向かうことになるかもしれない。けれども、良い意味が優れば、この世界経済の壊滅的な破壊から、新たな経済システム、文明文化を生み出し、人類はより良い進化を遂げていくことになる。

 

ケートゥの悪い象意が優れば、これもまた、極限の恐怖で精神異常を引き起こすことになる。また戦争に向かうことになるかもしれない。けれども、ケートゥの良い象意が優れば、経済的にも物質的にも様々なものを失うことによって、欲や怒り、不安などのネガティブな感情を手放し、精神的な大きな気づき、プチ悟りを得て、人類は良い方向に進化していくことになるだろう。

 

すでに自然界では、人類の活動が大幅に少なくなったため、自然の浄化が進み、川も海も大気もキレイになってきている。これは同時に大気汚染による喘息、河川の汚染による公害問題が少なくなっているということだ。交通機関が動かなくなることで、交通死亡事故も大幅に減少していることだろう。果たして今回のコロナウィルス禍によって、亡くなる人が多いのか、それとも助かる命が多いのか、それは、それは私たちのこれからの生き方次第なのではないだろうか。

 

これは人類と書いたが結局、私たち一人ひとりのことであり、私たちの意識のあり方次第で、このコロナウィルス禍が破滅にも向かうし、スピリチュアルな進化、幸せにも向かうことができる。この困難な状況をどう受け止めるか、それが私たち一人ひとりの未来、そして人類の未来を決めていくことになるのだ。

 

この国家のカルマは武器輸出額として象徴的にわかりやすく表れているが、こらだけではなく途上国からの搾取、資源獲得による争い、飢餓を引き起こすような行い、そういった悪い行いカルマがすべて関係しているのだろうと思う。

 

コロナウィルスの感染拡大は宇宙の法則、自国の為した行為が返ってくるカルマの法則による警告のように思えてならない。

 

私たちの国、日本は武器輸出という面では少ないが、他の方法で悪いカルマ(業)を作っていないか考えさせられる。途上国から搾取していないか、環境を破壊していないか、原発輸出で放射性物質を拡散させてないか、食糧を粗末にしていなかいか。

 

日本人としてどうあるか、国家としてどうあるか、人としてのあり方、国家としてのあり方が、コロナウィルスの感染症拡大や大雨や台風などの自然災害とどれだけ受けるかが関係しているのだろうと思う。

 

コロナウィルスによる世界のパンデミックは、地球から私たちの生き方を問われているのではないのだろうか。