コロナ不安を和らげる5つの方法

コロナ不安を和らげる5つの方法

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

コロナ不安を和らげる5つの方法

ここ1週間はコロナウィルス感染症による日本の都市封鎖も目前に迫ってきているような緊迫感を感じる日々ですね。

 

いろんな人と話していると不安も恐れもなく何とも思ってない人もいれば、恐れでパニックになっている、世の中や政府に怒りまくっている人たちもいる。もう一方では、日本のため、世界のために希望あるメッセージを発信したり、行動をしたり人たちもいる。本当に同じ出来事でも、反応は人それぞれだなあと思い興味深く、世の中を見ています。

 

かくいう私は、結構不安になりやすい、パニックになりやすい方なので、心をケアする様々な方法を実践しています。今回は、私が実践して効果を実感している5つの方法をご紹介します。これを読んでいる皆さんも一つでも実践して、ストレスを和らげる助けになれば幸いです。

 

1.1日8時間の充分な睡眠を確保する

人は疲れていたり、睡眠不足になるとネガティブな思考に陥りやすくなります。私は去年、病気で入院してから、身体のために1日7〜9時間、1日の疲れがとれるまで充分な睡眠を確保するようにしました。

 

それまでは6〜8時間で、まあまあとっている方だったのですが私の身体にとって充分ではありませんでした。今思えば、そのためにネガティブな思考に陥ることが多かったなと思います。人は忙しかったり、時間がもったいななと思うと、どうしても睡眠時間を削ってなんとかしようと思ってしまいます。

 

今、充分な睡眠を取るようになって思うのは、睡眠時間を削って、何か調子がいまいち、ネガティブ思考になるくらいなら、睡眠時間を身体が必要なだけとって、気分爽快で1日過ごしたほうが遥かに気持ちがよく、人生を楽しめるということです。

 

それに、睡眠時間を削ると免疫力も下がってしまいます。 アメリカで行われた研究では、「睡眠時間が7時間未満の人は、8時間以上眠る人に比べて3倍以上も風邪をひきやすい」ことがわかりっています。

 

睡眠時間を削って無理するのは止めて、夜は10時までに寝るようにしてみませんか。

 

2. ネガティブな情報、ニュースを制限する

私はコロナウィルスのことがあるまでここ10年以上、ほとんどテレビのニュースを見ないことにしていました。それは、ネガティブな情報をテレビという視覚と聴覚で刺激的に受けると思考が不安や恐怖などネガティブな方に傾きがちになるからです。

 

最近は、コロナウィルスの脅威のため、自分のためにも家族のためにもテレビのニュース、SNS、ネットで情報を得るようにしています。しかし、ずっと見ているとネガティブ情報中毒になり、不安や恐怖心が増大するようになってしまいました。そこで、ニュースを見る時間、SNSを見る時間を決めて制限するようにしました。

 

必要な情報は得つつ、ネガティブな情報に心を支配されないようにインプットする情報量を制限しましょう。

 

3. 白砂糖を極力控える

白砂糖を大量に摂ると心がとても不安定になります。生まれながらに超ポジティブ思考の人なら、大丈夫なのでしょうが、不安を感じやすい人は、これはとても重要な実践の一つです。私はある時、マクロビオティックの食事療法の実践で白砂糖を全くとらないということをしました。

 

そうした後に、チョコレートや清涼飲料水など白砂糖たっぷりのものを大量にとると、怒りっぽくなったり、不安になったり、混乱して考えがまとまらなかったりするのが、ダイレクトに感じてわかるようになりました。

 

それ以来、白砂糖の入ったものも時々食べますが、極力控えるようにしています。白砂糖を大量に摂りながら、ポジティブ思考をするというのは、少なくとも私には不可能というのが実感です。

 

白砂糖のたっぷり入ったチョコレートや甘いお菓子や清涼飲料水は極力控えて、果物や蜂蜜、甘酒、メープルシロップなど自然な甘みを楽しむように変えてみませんか。

 

4. 自然の中で身体を動かす

身体を動かさずに家に引きこもってばかりいると、心はネガティブになりがちです。公園を散歩したり、走ったり、ヨガをしたり、畑仕事をしたり、適度な運動をしましょう。どんなに世界で大変なことが起こっていたとしても、青空のもとで、太陽の光を浴びることは、最高に心地よいことです。

 

私は、コロナウィルスのことが起こってから、食糧少しでも自給する大切さを今まで以上に感じました。これを機に自然と調和した暮らしパーマカルチャーの実践をよりしていきたいと思い、外で畑仕事や家の大工仕事、薪割りをする時間を多く取るのようにしました。そんなことをしているとコロナウィルスって何だっけと思うくらいに全く忘れてしまいます。

 

公園を散歩するような軽い運動からでも、自然の中で身体を動かす暮らしをしてみませんか。

 

5. 座禅や瞑想をして、心を穏やかにする

心が不安になったり、イライラしたら、5分でも10分でもいいので心を落ち着ける瞑想をしてみませんか。椅子でも床でもリラックスできる空間をつくって、ただ、座って目をつむり、呼吸を意識してみましょう。最も簡単な瞑想をは、ただ、鼻から出たり入ったりする呼吸を意識することです。無になろう、ならなければいけないなんて思う必要はありません。ただただ、呼吸が流れることだけに意識を向けてみましょう。

 

私は、1ヶ月少し前からある瞑想の達人との出会いをきっかけに1日2時間のヴィパッサナー瞑想を再開しました。そのお陰で、日々、心穏やかでいられる時間をより多く感じられるようになり、色んな焦りを感じながらも、幸せでいられる時間が少しずつ長くなっています。今まで忙しくてできないと自分に言い訳をしてきましたが、どんなに忙しくも、忙しいからこそ、瞑想の素晴らしさを実感できるようになりました。

 

 

以上、私が実践している不安を解消する5つの方法でした。これらは同時にすべて免疫力を高める方法でもあります。コロナウィルスから身を守り、かかっても軽症ですすむようにできる限りの努力をしていきたいですね。

 

どんな困難な状況下でも、心を平静に、穏やかに幸福を感じられる、そして、冷静に物事を判断する智慧を持って生きられるように成長することが、最強の開運法だと私は思っています。

 

他人を変えることができなくても、環境を変えられなくても、私たちの心だけは変えることができます。今はまさにそれを実践するときです。

 

私のダシャーは8室在住の土星/土星期、まさにダシャーにふさわしい最も困難な時期が来たかなと実感しています。そして、自分自身が試され成長するとき、この学びを最大限に活かして前向きに生きていこうと思う今日このごろです。