明石家さんま

明石家さんま

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

明石家さんま

さんまの座右の銘「生きてるだけで丸儲け」に込められた深い思い

 

さんまさんの座右の銘は「生きてるだけで丸儲け」だそうです。

 

最初聞いた時は、私はなんて脳天気な言葉なんだと正直思ってしまいました。

 

しかし、よくよく調べてみると、そこには過去の辛い経験からの
込められた深い思いがあったんですね。

 

それについてインド占星術で検証してみましょう。

 

1955年7月1日18:06 和歌山県東牟婁郡串本町生まれ
明石家さんまチャート

 

まず、さんまさんの生い立ちについてNAVERに次のような記事が書かれていました。

  • さんまの継母は、ほとんどさんまを完全無視し、連れ子である弟にばかり愛し続けたという。それでもさんまは継母と仲良くしてもらおう、反応してもらおうと毎日毎日必死で面白いことを考えた。そんな「家でも外でも起きてる間は常におもしろいことを考え続ける」という幼少期の経験が、今のさんまのルーツになっているのかも知れない。
  • 実はさんまの実母は3歳のころに亡くなっており、その後父が再婚したが、継母から辛らつな言葉を多く投げかれられたという
  • さらに継母が酔っ払ったときに「うちの子はこの子だけや」とこぼしたのを聞いたさんま。この子とは継母の連れ子であるさんまの弟のことである
  • 継母はさんまを煙たがり、自分が産んだ子供だけを可愛がりますが、それでもさんまはその腹違いの弟も凄く可愛がっていたという
  • 実際さんまは弟のことを「ぼくのことを、昔から、すごく尊敬してくれてるやつ」「ぼくがいうことは、すべて正しいと思っていたみたいです」と、振り返っていた

 

それでは、幼年期の環境に恵まれていないことは
どこに表れているのでしょうか。

 

家庭環境や母親は第4室と月が表します。

 

第4室の支配星は第8室に入り、
減衰する火星とコンジャンクション、
高揚し逆行する土星のアスペクトを受けて、
大変傷ついています。

 

そして、月は減衰し、第8室に在住しています。
しかも、その月は減衰点のちょうど3度にいて、
かなり弱まっています。

 

 

これが、母親が早くに亡くなり、
継母にも恵まれず、不遇の家庭環境に育ったことの要因でしょう。

 

 

しかし、一方で第4室の支配星である木星は高揚し、
第4室にアスペクトバックし、第4室を良くしています。

 

そして、木星は月にもアスペクトし、
とてもポジティブで前向きな面も表れています。

 

第4室と第4室の支配星はとても
ネガティブな面とポジティブな面の両方が出ています。

 

このように両方の特徴が出ているのになぜ、
幼年期の家庭に恵まれなかったのでしょうか?

 

それは0歳から18歳まで土星のマハー・ダシャーであったことが原因だと考えられます。

 

土星のマハー・ダシャー自体が困難な時期を表し、
その土星が家庭の第4室支配星にアスペクトしているので
家庭環境や母親について苦労したのだと読み取れます。

 

しかし、それでも第1室の支配星の木星は高揚し、
マハー・ダシャーの土星も高揚しているので
どんなに辛くても乗り越える力強さを与えています。

 

このようにさんまさんの一見脳天気に思える言葉は
様々な辛い経験を乗り越えてきた含蓄のある
素晴らしい言葉だったんですね。

 

そして、さんまさんはこんなことをいっています。

 

 

「俺は幸せな人を感動させたいんやなくて、
 泣いてる人を笑わせて幸せにしたいんや。
 これが俺の笑いの哲学や」

 

 

NAVERの記事を見ると
さんまさんの波瀾万丈な生い立ちについて
書いており、とても感動でした。

 

さんまの座右の銘「生きてるだけで丸儲け」に込められた深い思い

 

 

さんまさんは、ただ脳天気な人じゃなくて
とても愛のある心温かい人なんですね。

 

「生きているだけで丸儲け」
とてもいい言葉に思えてきました。

 

人生、生きていられるだけで本当に感謝ですね。