よしもとばなな

よしもとばなな

村上幹智雄 -ミチユウ-
村上幹智雄 -ミチユウ-

小説家 よしもとばなな

今日は、よしもとばななさんを取り上げてみたいと思います。

 

今回は職業占星術として、
小説家はどんな配置をしているかをテーマに見ていきます。

 

小説家や芸術家という人達によくあるパターンは次の配置です。

 

1.想像力豊かな魚座もしくは海王星が性質に関係している。

 

2.想像力豊かな水の星座が関係している。

 

3.第5室が良く、優れた創造力がある。

 

4.自己表現を表す第3室が良い。

 

さて、よしもとばななさんがこのパターンに
当てはまっているかどうか、みていきましょう。

 

よしもとばなな

 

1.魚座もしくは海王星

 

出生時間が正確だとするなら、

 

海王星とアセンダントがほぼ同じ度数にあり
西洋占星術で言う60度のアスペクトを形成しています。

 

インド占星術では、海王星は扱いませんが
芸術家のホロスコープを見るときは
海王星が関わっているケースが極めて多く
海王星がどう関係するのかは
見逃すことができません。

 

 

2.水の星座

 

第1室の支配星である太陽が
蟹座に在住しています。

 

蟹座は想像力が豊かで
小説家に多い星座です。

 

そして、ここが第12室であり、
スピリチュアルなことや精神的なこと
見えない世界に関心があることを示しています。

 

 

3.第5室

 

第5室の支配星は最も幸運なハウスである
第9室に在住しています。

 

そして、この木星は第5室にアスペクトを返し、
第5室を更に良くしています。

 

また第9室の支配星が第5室に
アスペクトしています。

 

第5室にはトリコーナハウスが多重的に関わり
創造力に溢れていることがわかります。

 

 

4.第3室

 

自己表現の第3室には木星がアスペクトしています。

 

その木星は第5室を支配しています。

 

そして、第3室の支配星である金星は
第10室で定座である牡牛座に在住しています。

 

第3室には二大吉星が関わり、
優れた自己表現能力があることを表しています。

 

 

5.その他

 

その他に小説家として
恵まれている天体配置があるとすると
獅子座がアセンダントになっていることです。

 

獅子座は創造力豊かな星座であり
人々を楽しませることを好む星座です。

 

漫画家に非常に多い星座です。

 

実際、彼女は小説家ですが
漫画愛好家です。

 

このように才能豊かな小説家には
それに相応しい惑星配置をしています。

 

だからこそ、小説家として
若い頃から活躍できたのでしょう。

 

職業について見るというと
第10室と考えがちですが
実際には第1室の能力で
仕事をしている方が非常に多いです。

 

なぜなら、第1室はその人の持って生まれた
才能や能力を表しているからです。

 

職業を見るとき、第10室も大変重要ですが
それは第1室の能力を見た上で
総合的にリーディングすることが大切です。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
これを参考に小説家という人たちの
ホロスコープを検証してみてください。